『山の郵便配達』って、地味なタイトルだけど。

僕が常々見てみたいと思っていた映画だ。

以前、ラジオの番組で、誰であったかは忘れたが、吉田照美と何人かのパーソナリティが自分が好きな映画について語っていた。
そのなかで、吉田照美氏が声を大にしていい映画だと勧めていたのがこの『山の郵便配達』。

とても味のある中国映画だ。

中国・湖南省西部の山間地帯。車も容易に通れないこの地域にて、長年徒歩で郵便配達の仕事を続けてきた初老の父、退職を勧奨された父は、息子にその仕事を引き継ぐことに。
父は「一人で大丈夫」という息子の初仕事に同行しそれを自分の最後の務めとしようとする…。

映画は緩やかな時間の流れの中、しだいに気持ちがのめり込まされる。
過酷なこの仕事を父が長年にわたり続けてこれらたわけが次第にわかってくる。配達先の人々との心の絆。疎遠でいたようでしっかりとしている、親の子に対する愛情、子が親に思う愛情。
観ていて、父の、息子の心情が胸の奥で感じられる。
風景、余韻、音楽が様々な想いを心に醸し出させ、一つ一つは何気ない出来事を映し出しているのだけど、それらが織りなし心にぐっと来るものがある。
久しぶりに深い映画を観たという感想だ。
複雑でもないのだけど単純ではない映画。
ハリウッド映画のように、表面的に分かり易い映画が非情に薄っぺらく思えてくる。

僕のお薦め映画です。
『山の郵便配達』/Yahoo映画




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