・ゲートボール
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ゲートボールとは、体力の消耗が少なく、幅広い年代の人たちが一緒に楽しめる、1チーム5人制の団体球技です。
ボールの大きさは直径7.5cmと大きく、スティックでボールを打つ部分（ヘッドのフェイス）の面積も広いため、打ち損じが少なくてすみます。
また、ゴルフのように大きく振りかぶったり、力いっぱい叩く必要がないため、体力もあまり必要とされません。
そのうえルールが簡単で、すぐに覚えられるので、初心者でもすぐに参加することができます。
とはいえ、戦略を必要とする場面が多く、予想しなかったゲーム展開になることもしばしばあり、飽きることはありません。
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これが検索エンジンで検索した結果だが、我々遊戯王をプレイしている人間にとってはまた別の意味を持つ。
寒波亭という大会運営チームがある。
過去に存在したデッキ「寒波帝」ではない。
開催されるフォーマットのほぼ全てが(2024/04現在)過去の制限リストおよびカードプールで行われている。
従って、月日を重ねることでカードプールが増えることはなく一定に仕切られたカードの知識量の把握で良く、その中でメタが循環する仕組みだ。
その時代に実際にプレイした人も新しくこの環境について学ぶ人も様々。
僕自身は前者に属す。
さて前置きはこの程度にして本題へ。
実は自分自身もこの大会に何度か出場させていただいている。
時代設定は2011/03制限である。
2011/03/11が何の日か覚えていますか？
人によっては忘れることはないだろう東日本大震災の年です。
発生時刻は14:46
三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする大規模な地震が発生したとと同時に僕は目が覚めました。
生活リズムが完全に昼夜逆転していたのです。
まもなく自分は大学を中退しニート生活へ突入します。
ここで一つ定義があります。
僕の「大ニート時代」というもの。
僕が大学を辞めたのは2011/04で就職したのは2013/09です。
就職時の志望動機として「魔導書の神判が禁止になったので暇になったから」と面接官に伝えた事実があるのでこの期間を指します。
これ以降、よく出てくるワードになるかと思うのでどうかご留意ください。
すなわちこの2011/03制限は大ニート時代の序章です。
僕自身、2011/03/01〜2011/08/31はいくつかデッキを変えていました。
この半年間における使用デッキの変遷は以下です。
墓地BF→天使→暗黒界→TGガジェ
墓地BF使用時に、あのJ-speedさんとミラーもやったのがこの時期。
そして再び話が脱線しますがこの2011年というのはある転換期でもありました。
2009年頃まではチームの派閥が割と明確で
ブレイカーズ
神奈川勢
越谷勢
チームTokyo
やす連
チームサイゼ(前身はK3やチームフルーツという古参なら聞いたことない人はいない憧れof憧れ)
・・・etc
要はこのどこかに属すものが他属性の者とCSでチームを組むということはほとんどなかった時代。
「CSで知り合った知り合い」と組むケースは稀で「元からの知り合いでチーム結成し、切磋琢磨し何としてもあいつを倒す」的な側面が強いものでした。
これが2009〜2011くらいで統合に近い動き、いうなれば派閥文化が崩壊していき、良い意味で意見交換しながらCSのチームを組むようになったのです。
A元神奈川勢
B元越谷勢
C元チームTokyo
のようなチームができたということです。
参考までに、遊戯王環境市場屈指のプレイゲーといわれる旋風ミラーの動画のリンクを貼ります。
これは上記で言うところの
越谷勢VS神奈川勢
となります。
この対戦動画は貴重な歴史的文化財ですからそのうち国宝に指定されることでしょう。
僕自身、上記のチームTokyoに属していたのですがこの時期から、先ほど対戦したJ-speedさんをはじめいままで対戦することしかないと思っていた人と夜の通話で意見を交わしチームを組むという流れになって行きました。
チームTokyoはこの崩壊と統合の波に割と遅く乗っかったのです。
話をもとに戻します。
TGガジェットを使ったのは環境の中でも晩期です。
TGが発売されたのは2011/2/11
エクシーズ始動が稼働したのは2011/04/26
ですから環境序盤から使うことはできましたがまだ強さを認識できていませんでした。
2011/06〜07の選考会を終えてそのタイミングでTGガジェットの強さが世に出てきます。
僕はこの時点では暗黒界を使用しているのですが、どうにもこうにも六武衆対面がきつくて
辞めたいと思っていました。そんなときに出会ったものです。
08/19にザ・ヴァリュアブル・ブック14が発売され、ショックルーラーを獲得しますが
その本の中には2011/09施行の新制限が当然載っています。
なのでこの時期に各地の大型非公認でショックルーラー搭載の2011/03制限は論理的には構築できるが使用機会は公認大会しかないものであるため血の代償がオリジナルで準制限に設定されていたりします。
前置きは以上となりますので、ここからはこの「幻のショックルーラー搭載2011/03TGガジェット」を使う人間が
何を考えながらカードを引き、カードを召喚し、そして呼吸するのかについて触れていきます。
早速ですが、引用許可をもらっているので対戦動画を一つ掲載します。
というのも
・ガジェットに除去を打たれたらアド+1
・トリシューラに警告打たれたらアド-1
みたいな話を書かれても退屈だと思うからです。
そのような講習会目当てで足を運んできたわけではない、前提知識を保有しているものとしてお話を進めます。
初手は以下。先手番で対面はラギアです。
誠に嬉しくない手札です。
ラギア相手は、「いかに罠を引けるかが大事な対面」なのにこれは初手としては
・ガジェ被る
・罠無し
の両面から20/100点くらいのハンドです。
唯一の救いは先攻である点くらいです。
〜〜Turn1〜〜
先攻一手目のプレイは以下です。
グリーン召喚
貪欲セット×2
このセットの意図としては伏せが少なければそれだけラビットを出されやすくなります。
それ以上に試行錯誤することはできませんのでいわばお祈りです。
仮にぶっぱサイクロン打たれた場合、必ず貪欲を抜きますからその分ハズレの印象を強く与えることができ隣のもう一枚の貪欲が本命に見えてきます。
このあと上から引いてくるであろう罠が抜かれるわけにもいかなのでエンドサイクを誘発しないように一旦貪欲をおかず、罠引いたときに一気に伏せる選択肢もありますがそこまで余裕もありません。
〜〜Turn2〜〜
返し手はジェネティックワーウルフ召喚して攻撃。
召喚されるモンスターとしてはかなりセーフ寄りの一手で安堵しました。
4枚の伏せが敷かれる。
ラギアは基本的に罠をすべて置くので手札にあるのは次なる攻め手のモンスターです。
〜〜Turn3〜〜
神の警告をドロー
念願の罠であるがここでダストシュートをプレイされる。
TGストライカーが没収され、ガジェ被りがばれて警告が見透かされる。
現状、ジェネティック処理方法が精神操作しかないためこのターンに自分がセットするカードは100%神の警告なのです。
メインフェイズに入りイエロー召喚
これはミスでありレッド召喚が正しい動きです。
ここがイエローではなくレッドがより良い理由として、精神操作を打った時に禁じられた聖槍で躱された場合、対面打点が1200になるので上から取るためです。
マインドクラッシュ打たれて2枚落とされる可能性よりかは、はるかに発生するケースです。
操作まで通りました。ここで絶対やってはいけないのが「イエローガジェットの攻撃宣言」です。
次元幽閉が精神操作と1:1交換できた事となります。
対ガジェットは基本アド-1となる次元幽閉を機能させてしまう事象を避けるため、ここはメイン1でホープをエクシーズ召喚しました。
奈落を踏み、神の警告はエンドサイクで抜かれますがこの時点でアドバンテージ戦争は1つ勝ち越しです。
そしてここで残った伏せカードがものすごく大事なのでここで残った残りの相手の伏せを「X」とします。
〜〜Turn4〜〜
ジェネティック召喚され直接攻撃。
1枚セット
〜〜Turn5〜〜
奈落の落とし穴をドロー
レッド召喚して奈落をセットするがエンドサイクで抜かれる。
サイクロンは〜〜Turn4〜〜でセットされたカードです。「X」ではありません。
〜〜Turn6〜〜
ジェネティックでレッドを攻撃しカードをセット
ここで置かれたカードを「Y」とします
〜〜Turn7〜〜
トラゴエディアをドロー
グリーンを召喚しターンエンド
〜〜Turn8〜〜
ラビット召喚
効果でセイバーザウルス2体特殊召喚した後、ラギアをエクシーズ召喚。
正直辛い。が、「ここで引かれんのかよ」といった印象を一瞬持ったが「ここまで後送りになったらなんとかやれる」ともなる。
トラゴのステータスは1200ですから攻撃を全て顔に受けて出すしかありません。
残ライフは1700まで落ち込みましたがトラゴエディアの特殊召喚。
〜〜Turn9〜〜
聖なるバリアミラーフォースをドロー
いつ引いてもこのカードは頼りになる。
ミラーフォースを引けたということはこのターンの自分の使命は「何が何でもラギアを使用済みにさせる」です。
トラゴエディアの効果でレッドをコストにジェネティックのコントロールを得る効果を発動。
この時点で手札が2枚。 通る。
そして脅しのトラゴエディアのレベル変更効果宣言。
奪い取ったジェネティックが素材となりうる宣言をして仮に強制脱出装置があったら、ジェネティックを救出する選択肢もある。
ここに対してのノータイム通しから脱出装置はないと予想できます。
セットから貪欲。
この貪欲な壺にはものすごく意味があり、手札枚数が2→4になるのを可視化させることができます。
盤面にいるトラゴエディアの攻撃力が12→24になるのです。
自分より打点が高いモンスターにラギアを打つ算段は当然通あると思いますが目の前のトラゴが突然2段階成長するのです。
そうなると当然素材抱えたままラギアが死ぬ可能性もある状況なのですがこれを割とノータイムで通し。手札の枚数に興味を示す様子も無し。
結果論、無効にしてれば音速で2枚目が放たれるので相手の選択は正しいですが、セットが貪欲×2であることを見抜かれていればセイバーザウルスはバラで殴って来ているでしょうから超越された読みをされてはいないはずです。
この段階で「X」又は「Y」には攻撃反応が必ずあることがわかります。あるかもではありません。必ずあります。そのカードでトラゴエディアの攻撃を止めようとしてるのです。
その後の僕の所作でミラーフォースをどう受けようか試行錯誤している部分が見受けられます。
貪欲のドローは神の宣告とサイクロン
ここで僕はサイクロンでYを抜くことにしました。
サイクロンを打つことで手札は3枚
相手は今まで通しが早かったのにラギアの生命線にかかわる部分ではしっかり考えます。
なので、このサイクロンが通ろうが通らなかろうが「裏の裏をかいたりすることなく正位置の読みをしっかりすれば読みることができる、基本に忠実な手堅いプレイをとる相手」であることを確信します。
結果「Y」は次元幽閉でした。
さてここからです。
「X」は」前述のとおり初手から置かれたものでしたから様々な場面を経験しているカードなのです。
・ジェネティックが操作打たれてアド取られたタイミング
・ホープの召喚成功時
・トラゴエディアの効果発動
を踏まえて、基本に忠実なプレイヤーから戦力として選ばれなかったカードです。
ここまでの経緯における「X」の可能性はもはや以下しか考えられないです。
・盗賊の七つ道具
・激流葬
七つ道具が候補の理由は僕の罠は全てサイクロンで抜かれたため発動機会がないからであり、激流葬に関してはホープのタイミングで処理可能であったものの奈落と激流葬はどちらがより腐るかの判断は様々だからです。
であれば2枚目の奈落もあり得るのですがそれはサイクロンへの長考が否定しています。
このあとラギアを超えるために2400以上のモンスターが出てくることが容易に想像できるわけですからそこに発動可能。
いずれも「ラギアの防御に関与できないカード」であることが分かります。
サイクロンでYを指定したときに一番ほしかったのは「このサイクロンにどれだけ思考するかとどのような表情をするか」でした。
そして、とても精度の高いヒントを得ました。
ここで一つ振り返ります。
Turn3にて相手は「100%神の警告である」セットカードにエンドサイクロンを打ってました。
ここで七つ道具であればサイクロンを打たないでライフ2000払わせた方が都合よいはずです。
七ツ道具の最大の欠点は「相手の妨害カードが速攻魔法であった場合」なのでこの弱みが100%起きない状況です。
ましてやいま僕のライフは1700、警告を発動させられていればあの世行きです。
もちろん実際はトラゴエディアを壁にして凌ぐでしょうが、ここでトラゴエディアが生きていることがすでにプレイミスの証明となります。
従ってここから考えることとしては
・激流葬と奈落の選択ミス
・サイクロンと七つ道具の選択ミス
のどちらかが対戦相手の中で発生していたはずですからそれを解き明かす作業をします。
続けてパールを出します。
素材はトラゴとガジェットです。
ノータイムでラギア使用されます。
当たり前です。伏せから除去が出てくることは、ここまで説明した論理上100%あり得ません。
2伏せエンド。これはミラーフォースと神の宣告ですから上から引かれた聖槍で逃がさないようにするためジェネティックを攻撃表示で残します。セットは七つ道具が50％であり得るため神の宣告があっても打ち返されかねません。
〜〜Turn10〜〜
バトルフェイズでラギアで攻撃しミラーフォース。ここが通ります。
最後の切り分けが完了しました。「X」は間違いなく「激流葬」です。
相手1伏せエンド。この伏せを「Z」としましょう。
〜〜Turn11〜〜
ガジェットをドローします。(色は忘れました。)
グリーン召喚します。このタイミングで伏せが放たれる予定だったのだが、ノータイムで通し。
あれ、俺ともあろう人間が伏せを読み間違えたか？と疑心暗鬼になる。
ここで〜〜Turn10〜〜最後に「伏せたのはこっちですよね」の問いかけに応答がなく再度聞いたやり取りを思い出す。
あのタイミングで意図的に無視をしていないのなら質問が耳に入らず上の空になった原因がほかにあった可能性がある。
それが「次にガジェットを召喚されたときに激流葬を打つかどうかをあのタイミングで考えていたとしたら・・・」と考えると自然と合致しました。ノータイムの理由も質問に対して上の空だった理由も共に説明することが可能です。
どちらにしてもグリーンガジェットを残しておくことはグアイバの観点から好ましい状況ではなく、強制脱出トップされたときにジェネティックが帰るのもまた好ましくありません。
なので激流葬の発動判断しなかった代償として3400ダメージ叩き込みます。
メイン2
自分の読みが間違えているはずはないと確信し、激流葬は最後の発動機会であると相手に示しながらイビリチュアメロウガイストをエクシーズ。
そこで伏せが解き放たれる。
このゲームはポケモンではないので水タイプのメロウガイストであっても水技である激流葬にやられてしまいます。
この時点で墓地モンスター5になり2枚目の貪欲も起動しました。
引いたカードは月の書とTGワーウルフ。
月の書を伏せてターンエンド。
〜〜Turn12〜〜
相手墓地を確認した後に裏守備でモンスターセットしエンド。
この時点で、裏守備がラビットであることは容易に想像可能ですが僕はそれがわかりませんでした。愚かです。
〜〜Turn13〜〜
死者蘇生をドロー
イエローガジェット召喚しターンエンド。伏せがラビットであることに気づきませんでした。
〜〜Turn14〜〜
セットカード1枚追加しエンド。この伏せを「V」としましょう
〜〜Turn15〜〜
ガジェットを追加しメロウガイストをエクシーズ召喚します。
記憶が錯綜し、ラビットにクリッターが入っていると思ってしまっていましたがそれはデスガイドが来た後の話ですからね。
裏を殴ると当然ラビット。動揺した僕はなぜか墓地送りにします。腐ってるカードですからデッキに戻させない理由がありません。愚かです。
〜〜Turn16〜〜
セットカード追加。このカードは重要なカードですから「A」とします。
「A」はメロウガイストでラビットを攻撃するときに置かれていないカードです。攻撃反応であれば打つ可能性は大いにあるので
「Z」と「V」と比較して攻撃反応である可能性は高まります。
〜〜Turn17〜〜
次元幽閉をドロー
まずメロウガイストでダイレクトアタックを宣言します。するとあいては「Z」と「V」を持ちながら攻撃に対して長考しました。裏守備のラビットを守れなかったカードを持ちながら思考して、惑わしても対戦相手が悪すぎます。思考する理由があるとしたならその2枚のカードではなく、その持ち上げていない一番新しくセットした「A」のカードなのではないですか？
そんな思いを片手に2100ポイントがライフから引かれます。
メイン2でガジェットを裏で出し次元幽閉をセット。
〜〜Turn18〜〜
グアイバを召喚。バトルで裏守備に攻撃宣言。
次元幽閉を発動し、これが「Z」である七つ道具で無効に。
その解決後月の書に対して大長考が入ります。
この長考が「A」の正体を解読するためにとても重要になります。
長考の結果通し。通しです。
ここで「A」が判明します。A=聖なるバリア-ミラーフォースです。
そしてVは長考時点では禁じられた聖槍または神の宣告でしたが、通ったことから禁じられた聖槍です。
メロウガイストのダイレクトアタック時に悩んでた段階では次元幽閉とミラーフォースの判別は付きませんでしたがここでその判別が可能となりました。
現局面、グアイバが裏守備となった場合その守備力は400です。
ガジェットはおろか全TGに戦闘破壊される守備力でありモンスターを失えば負けが決定する局面です。
「A」が次元幽閉であれば返しのターンでガジェットとメロウガイストが殴ってくればグアイバは生き残れませんから、ここでの決断は「TGまたはグリーンであることにかけて殴る」しかないのです。対して「A」がミラーフォースであればまだ逆転の一手として裏守備のグアイバを残せます。そして「ミラーフォース以外なら勝ち」としてツッパリに期待することができるのです。
伏せを読む側はこの状況がそっくりそのまま伏せの切り分け理由となります。
「V」が神の宣告であった場合、攻撃力はそのままですから戦闘破壊からのラギアが期待ができます。なので悩んだ末おそらく打つでしょう。
打たなかったことから十中八九禁じられた聖槍であることが分かります。
そして、「槍を打たなかったことからAがミラーフォースであるとわかる」といった仕組みです。
��A=次元幽閉 V=神の宣告 →神の宣告発動
��A=次元幽閉 V=禁じれた聖槍 →禁じれた聖槍発動
��A=ミラーフォース V=神の宣告 →神の宣告発動
��A=ミラーフォース V=禁じれた聖槍 →チェーン発動せず
と読み今回はこの�い乏催�する考えました。
〜〜Turn19〜〜
トゥルースリインフォースをドロー
防御面は万全になったので攻撃を仕掛けますが伏せはミラーフォースです。
そして、大穴で月の書への思考が完全なブラフであった場合、伏せとして想定できるのが奈落の落とし穴です。
攻撃宣言→ミラーフォースからメイン2エクシーズに奈落を打たれると盤面が空になり1700のライフは消し飛びかねません。
言い忘れていましたが、この試合で自分の伏せの神の宣告を可能な限り使う気はありません。自分の読みと想定をすべて超えれた場合はやむなく使用しますが、そうでない場合はこれを引いてなくても勝っていたということで読みの制度を錆付かせないためです。
宣告は問答無用でなんでも止めてしまう読み合いを否定できるカードです。「宣告引いたから勝ったんだよね」となるのは僕の美学に反します。無くても勝てるを証明したかったのです。
以上を踏まえてメイン1にガジェットを召喚しパールを守備で特殊召喚。この段階で奈落踏んだらメロウガイストは攻撃しません。
特殊召喚成功したのでメロウガイストで攻撃。→「A」が放たれる。
リインフォースセットしターンエンド
〜〜Turn20〜〜
グアイバ召喚
ラギアになれる局面ではあるがライフを取りきるためにカチコチドラゴンが出てくる。
正直ここで恐竜引かれたらラギアに宣告打たざるを得なくなるなぁと思っていたが出てきたのはカチコチこれであればリインフォース+死者蘇生で確実に倒すことができるためスルー。バトルフェイズにワーウルフを含むTG壁を出現させる。
〜〜Turn21〜〜
何かをドローするも蘇生でストライカーしてワーウルフ特殊。そして答え合わせのワンダーマジシャンで「V」を抜き、読みが錆ついていないことを確認。追加シンクロしようとしたところでゲームセットとなりました。
2本目以降はあっさり終わるので動画内容に特に深みはありません。
この試合の1本目はTGガジェにおける伏せ読みの基本として最適であったため運営さんに許可をいただき引用させていただきました。
伏せ読みの原則は消去法ですからその消去法が論理的に組みたてられているかが問われます。
基本構造が奈落の落とし穴と激流葬に強いのでこれらが残りガチであり、そのうえでプレイの取り方で攻撃反応まで透けうる。
きのこの山というお菓子を食べたことがありますか。
あのお菓子はチョコレート部分だけ奇麗にはがせてクラッカー部分だけ丸裸にして食べることができます。
特にTGガジェットミラーは「相手の奈落の落とし穴とミラーフォースだけ残して残りの伏せだけを奇麗に剝がしていく」という戦い方ができます。それはさながらきのこの山で言うと
・チョコレート→警告、サイクロン、代償
・クラッカー→奈落、次元幽閉、ミラーフォース
むやみに食べるのもよいですが、一つ手を加えるとまた別の楽しみがありそれが有効だったりするケースが隠されているのが、この遊戯王というゲームなのです。
猿のように攻撃し、猿のごとくモンスター召喚すればそれは紛れもない純度100%の猿。
「激流葬は人の欲望を可視化させ、ミラーフォースは人の最後の希望を断ち切る」
それは打つ側にも打たれる側にも言えること。
目を通していただきありがとうございました。
ではまた。
