2012年10月20日

デッキ解説−代償ガジェット

■最初に
関西三連戦が終わり、だいぶ時間が経ちましたが、前より予定していたガジェットのデッキ解説です。

代償ガジェットは、今回の九月の制限改訂により、代償が1枚規制されただけなので、僕は前期から使っていたのですが、今回、血の代償というキーカードが制限カードに鳴ったにもかかわらず、人気はむしろ根強くなったように思えます。
 取り敢えず、関西三連戦で使ったデッキレシピを張ります。

※ただしこのデッキ解説は、2012年10月13日発売のEXTRA PACK2012発売以前の環境を想定したものです。


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■デッキレシピ

モンスター(19枚)
増殖するG×2枚
レッド・ガジェット×3枚
マシンナーズ・フォートレス×2枚
マシンナーズ・ギアフレーム
ブリキンギョ×3枚
トラゴエディア×2枚
グリーン・ガジェット×3枚
イエロー・ガジェット×3枚

魔法(10枚)
貪欲な壺
二重召喚(デュアルサモン)×3枚
大嵐
死者蘇生
ブラック・ホール
サイクロン×3枚

罠(13枚)
奈落の落とし穴×2枚
神の宣告
神の警告×2枚
次元幽閉×2枚
血の代償
激流葬×2枚
リビングデッドの呼び声×3枚

エクストラデッキ
CNo.39 希望皇ホープレイ
No.11 ビッグ・アイ
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.39 希望皇ホープ
No.50 ブラック・コーン号
イビリチュア・メロウガイスト
インヴェルズ・ローチ
ヴェルズ・ウロボロス
ガガガガンマン
ギアギガント X×2枚
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ジェムナイト・パール
ダイガスタ・エメラル
交響魔人マエストローク

サイドデッキ
エレクトリック・ワーム×3枚
くず鉄のかかし
サイバー・ヴァリー
サイバー・ドラゴン×2枚
ソウルドレイン×2枚
マインドクラッシュ×2枚
マクロコスモス
迅雷の騎士ガイアドラグーン
聖なるバリア−ミラーフォース−
増殖するG


■ガジェットとは
 ガジェットというデッキは、召喚に成功すると次のモンスターを供給してくれるという単純かつアドバンテージを失わないモンスターたちでビートダウンする事を目的としています。
 更に、このデッキの最大の特徴として「先攻クロス」という全てのデッキに対して圧倒的優位を保障してくれるシステムが搭載されています。

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 これは、デッキに入っている9枚のガジェットのうち1枚と、6枚入っているブリキンギョ、及び二重召喚のどちらか1枚を引く事で成立します。
 これを単純に確率計算するならば、5割強という驚異的な数値です。
 対ビートダウンにおける先攻クロスは、アドバンテージの暴力以外の何物でもなく、2300という打点を持つこのモンスターを1ターン目に越えられるか越えられないかでゲームが決まってしまうと言っても過言ではありません。
 更に、このギアギガントXで拾える、マシンナーズ・ギアフレーム及びマシンナーズ・フォートレスから繰り出される2500打点の瞬間生成も、このデッキの大きな特徴です。
 この単純かつ強い動きで、アドバンテージの保持・獲得に努めて行きます。

 採用されているトラップカードですが、ガジェットを守るカードとガジェットを召喚するカードに絞っています。
 除去を打ち、ガジェットを守ると言う事は、さらなるガジェットの召喚により、ギアギガントXが生成されるため、アドバンテージを突き放すことが出来る大きな要因にもなります。
 それと同時に、ランク4エクシーズもギアギガントXだけではなく、10種類を越えるエクシーズモンスターが用意されておりますので、その場その場で必要なモンスターを選択することができます。
 また、この環境におけるガジェットを使う利点として、全体除去に強いと言うのが挙げられます。ガジェットに対して召喚無効以外で除去を打つと言うことは、それがそのままアドバンテージの損失に繋がります。すなわち、ガジェット2枚に対して1枚の激流葬を放ったとしても、激流葬を放った側がアドバンテージを損失しているということになります。
 制限改訂により激流葬とミラーフォースが2枚ずつ入れられるようになったということは、ガジェットにとってはとても追い風です。


■今回の構築について 
・リビングデッドの呼び声×3枚
 まず目を通して目立つであろう点は、リビングデッドの呼び声3枚だと思います。
 リビングデッドの呼び声が3枚投入されている大きな理由として、マシンナーズ・フォートレスの円滑再生を行えるということが挙げられます。

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 具体的なことを話しますと、ガジェットが循環しているときに、リビングデッドで墓地からガジェットを再生するということは、必ずハンドにガジェットがだぶります。
 このだぶったガジェットは、ボーナスと一緒ですので、マシンナーズ・フォートレスのコストに心おきなく出来ます。また、ガジェットの召喚とリビングデッドの呼び声により、1ターンでランク4エクシーズをすることが出来ます。
 つまり、このカードは、4エクシーズモンスターの1ターンでの召喚及びマシンナーズ・フォートレスのコストを確保するという2つの重要な仕事を担っている事になります。
 前環境よりも甲虫装機が減少したことにより、このカードを無理なく搭載できるようになったことは、このデッキにおいてとてもプラスであることです。

・次元幽閉×2
 レシピを目に通して頂ければわかると思いますが、聖なるバリア―ミラーフォース―が0枚なのに対し、次元幽閉が2枚搭載されております。
 その理由として、1つは水精鱗の存在があります。水精鱗に対しては、聖なるバリア―ミラーフォース―が有効なカードがほぼ存在しないと言っていいので、水精鱗−アビスリンデに対して使える次元幽閉を選択しました。

wc08-jp003-ur 更に、次元幽閉が有効である相手として、実はガジェットミラーも存在します。何故ガジェットミラーで次元幽閉がミラーフォースより勝っているかという点については、後ほど説明します。 
 ガジェットというデッキは、除去という印象が強い為、本来聖なるバリア―ミラーフォース―は完全に想定されて動かれてしまいます。その上で、ミラーフォースを不採用、次元幽閉を採用というのは、相手の意表をつくと言う意味でも大きな意味を有します。

・強制脱出装置の不採用
 僕がCSに参加している時に、他にガジェットを使う人の構築を見学していたのですが、殆どの確率でこのカードが採用されていました。
 とても魅力的なカードなのですが、水精鱗と暗黒界に対して機能しづらいこのカードを採用に踏み切ることはできず、その全ての枠をリビングデッドの呼び声としました。



■サイドデッキのカードとその用途

サイドデッキ
エレクトリック・ワーム×3枚
くず鉄のかかし
サイバー・ヴァリー
サイバー・ドラゴン×2枚
ソウルドレイン×2枚
マインドクラッシュ×2枚
マクロコスモス
迅雷の騎士ガイアドラグーン
聖なるバリア−ミラーフォース−
増殖するG

・エレクトリック・ワーム×3枚
 このカードを使うのは、主にガジェット・カラクリ・聖刻相手になります。
 対ガジェットの場合のみ、サイバー・ヴァリーも併用し、相手の先攻クロスに対して逆にアドバンテージを取り返すと言う凄まじい動きをする事が出来ます。

01108 エレクトリック・ワームを相手のクロスに対して発動し、奪取したギアギガントXの効果でサイバー・ヴァリーを回収、そのサイバー・ヴァリーを召喚しクロスと自身を効果発動、デッキからカードを2枚引いた結果、後攻であるにも関わらず、アドバンテージは逆転します。これが、エレクトリック・ワーム+サイバー・ヴァリーシステムです。
 それ以外でも、自分のガジェットと共にエクシーズ素材にしたり、対カラクリにおける先攻ナチュビ無零怒の返しカードや、単体での殴り合いに対しても奪取した兵や忍者をエクシーズ召喚の素材にしたりなど、用途は幅広いです。
 対聖刻は、ガイアドラグーンと共に採用します。相手のランク6のエクシーズモンスターを奪取してガイアドラグーンを重ねることになります。
 聖刻で採用されているランク6エクシーズモンスターは、主に聖刻龍王−アトゥムス、セイクリッド・トレミスM7、フォーカス・フォース、フォトン・ストリーク・バウンサーなどですが、この4体の内3体は機械・ドラゴン族なので、有効となる確率が非常に高いです。

・サイバー・ドラゴン×2枚
これもまた機械族主軸デッキへのメタです。言わずもがな、主なターゲットはガジェットとカラクリです。
対ガジェットで使うこのカードの注意点は、相手の先攻クロスに対してサイバー・ドラゴンを特殊召喚し、攻撃力2000のキメラテック・フォートレス・ドラゴンを作る事はあまり賢い選択ではありません。
ではどうすればいいのか。サイバー・ドラゴンを特殊召喚したのち、ガジェットを召喚。そして相手のクロスも巻き込んで、攻撃力3000のキメラテック・フォートレス・ドラゴンを生成するのが最も有効でしょう。
攻撃力2000で生成したキメラテック・フォートレスは、相手のギアギガントXに戦闘破壊されてしまうため、非常に頼りない存在です。
対カラクリは、先攻の大量展開に対してとても有効ですので、採用をしない理由が見当たりません。

・ソウルドレイン×2枚/マインドクラッシュ×2枚/マクロコスモス
 主に水精鱗メタです。マクロコスモスとソウルドレインは対水精鱗で維持できればこれほど信頼できるカードはなく、マインドクラッシュはメガロアビスを落とし、更にガジェットミラーでも機能します。

・聖なるバリア−ミラーフォース−/くず鉄のかかし
 主に、対HEROビート・ガジェットミラーで投入します。対HEROビートにおけるくず鉄のかかしは、デュアルスパークで破壊されないという大変便利なカードで、毎ターン1度攻撃を無効にするという効果は、ガジェットを維持して、次のガジェットを召喚しエクシーズするというコンセプトにかなり合っていると言えます。



mirror_force at 09:52│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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