2012年10月20日

デッキ解説−代償ガジェット2

■各デッキへの戦い方・プレイング
・ガジェットミラー戦
 デッキ採択率のトップ争いをしている代償ガジェットですので、CS8回戦を戦っていく上では、ミラー戦を制す事が必要不可欠となります。
 ガジェットのミラー戦で意識をすることは、まず色の管理です。色というのは当然グリーン・レッド・イエローのことを指し、攻撃力がそれぞれ1400・1300・1200の順になります。当然、相手の出していくガジェットの色に対して、上回っている色で攻撃をすれば優位に立てるということは明らかです。
 お互いに1ガジェでスタートした場合、3ターンごとに必ず1番弱いイエロー・ガジェットの順番が訪れます。つまり、このイエロー・ガジェトを出す時に、ブリキンギョや二重召喚を使用するのが、一番効率がいい方法だと言えるでしょう。
 その逆で、ブリキンギョの効果でグリーン・ガジェットを特殊召喚すると言うのはあまり効率がいい方法とは言えません。次元幽閉やミラーフォースと言った除去カードを、レッド・ガジェットに使うというのはあまり賢い選択ではありません。
 逆に置き換えると、相手をそういう状況に持っていくということが、ガジェットミラーを制する鍵となります。
 更にもう一つ大きな要素があり、ガジェットのミラー戦は、トラゴエディア・ミラーフォース・次元幽閉をケアが出来るか出来ないかが非常に大きな部分を占めます。
 これが何を示しているのかというと、攻撃をするなということではありません。「不必要なダイレクトアタックは避けるべきだ」ということです。
 具体的に例を示すと、相手の伏せカードが2枚あるとします。自分の場にガジェットが1匹います。ここでガジェットを更に追加で召喚しました。この状況では、お互いの手札を記していませんので、どちらが強いかは一概には言えませんが、ボード・アドバンテージ上明らかに有利です。相手の墓地に落ちている罠カードが0枚の場合、このガジェットをどうするのが一番正しいと思いますか。
 これは、何度も調整を重ねた結果、答えは一択になります。このガジェットの召喚が成功した段階で、すかさずエクシーズ召喚をし、ギアギガントXを召喚します。
そして、このエクシーズ召喚に対して奈落の落とし穴を撃たれたとしましょう。果たして、ここで攻撃をする前にギアギガントXを出した事に拠り、奈落の落とし穴を踏んでしまったことはミスプレイになるでしょうか。
 答えは否です。ガジェットを使う上で、剥がさなければいけない相手のバックの優先順位があります。召喚反応>攻撃反応です。攻撃反応のカードを剥がす優先順位は、召喚反応を剥がす優先順位より低いんです。
 何故かと言いますと、相手の伏せカードが奈落の落とし穴だった場合、メインフェイズ1でクロスを出そうが、メインフェイズ2でクロスを出そうが奈落を踏むと言う事実には変わりがないからです。
 では何故メインフェイズ1でエクシーズをしないでバトルフェイズで攻撃を行うと言う選択が悪いのかと言いますと、ここで攻撃反応のカードを踏んでしまった場合、ギアギガントXに辿りつく事が出来ません。つまり、攻撃しなければ本来回収出来たギアギガントXのアドバンテージの芽を、自分から摘んでしまっているということです。
 伏せカードが奈落の落とし穴などの召喚反応であれば、必ず踏まなければならない道ですので、積極的に踏むようにしましょう。
 相手の伏せカードが奈落の落とし穴と聖なるバリア―ミラーフォース−の両方を構えていると仮定した場合、相手に聖なるバリア―ミラーフォース−を使わせると言うのは、ガジェット使用における伏せカードの剥がし方の優先順位が解っていない証拠です。
 では、ここでメインフェイズ1のギアギガントXが通った場合を考えます。
 ここでメインフェイズ1のギアギガントXが通った場合、十中八九2伏せの中に激流葬・奈落の落とし穴・神の警告・強制脱出装置は存在しえません。
 ガジェットのミラー戦を経験したことがあるプレイヤーであれば、ギアギガントXを通すということは自分の死を意味するので、十中八九妨害する手段が無かったと言えます。
 では、残された2枚の伏せカードはどんなカードなのかを考えてみましょう。
 召喚反応でなければ、攻撃反応の可能性が濃厚です。具体的に言うのであれば、聖なるバリア−ミラーフォース−及び次元幽閉です。
 そうやって、伏せカードの種類が頭の中で整理されてきた場合、取るべき行動はもうおわかりでしょう。そうです、効果を使ってターンエンドです。
 ここでの「殴らないでターンを終了」することは、トラゴエディア・次元幽閉・聖なるバリア−ミラーフォース−の3枚をケア出来ている事になります。
 こうなれば、ゲームはもう獲ったも同然です。相手が返しにガジェットを召喚したとしましょう。その召喚に対して除去を打つ必要はありません。相手の伏せカードが追加されなかった場合としては、攻撃してくればミラーフォース・次元幽閉で破壊しようという目論見が明確になります。そこで、自分はギアギガントXの2回目の効果を使い、ブリキンギョをサーチし、ブリキンギョを召喚し、ガジェットを特殊召喚。ブラック・コーン号を出して、相手のガジェットを除去すれば完璧でしょう。
 先程のギアギガントXの召喚が通っている手前、このブラック・コーン号が通らないことはほぼありえませんから、ほぼ確実に除去を行えるでしょう。
 このフィールドを作ることにより、ガジェットを単騎で召喚してもブラック・コーン号で消されてダメージを負い、ブリキンギョ等により1ターンでのエクシーズ召喚を試みれば、そこに除去を当てればいいと言う、いわゆる『詰み』のフィールドを形成する事が出来ます。
 これにより、攻撃をすることなく、次のターンでギアギガントXの2体目を作ろうものであれば、試合を決定づけられるでしょう。
 この具体例で何を説きたいのかと言うと、不必要なダイレクトアタックは、絶対にしてはいけないということです。ガジェットが2体並んだ状態で攻撃していればミラーフォースを撃たれ、相手のガジェットのペースになっていたところが、しないでエクシーズ召喚をしたことにより、圧倒的優位をもたらすことが可能になります。
 つまり、伏せカードが攻撃反応であるということは、相手に対して差をつけることが出来るチャンスであるということです。召喚を防ぐことは出来ませんが、攻撃を防ぐ事ができます。
 ダイレクトアタックは、しないという選択を取る事が出来ますが、殴らなければいけないモンスターというのも存在します。具体例をあげるなら、やはりギアギガントXでしょう。相手にギアギガントXの効果を使われた場合、ひとまず、それを除去しなくてはなりません。そこで、ギアギガントXに対してブリキンギョなり二重召喚なりからのランク4エクシーズモンスターを考えたとき、広く用いられるモンスターはジェムナイト・パールと交響魔人マエストロークの2枚です。前者は、攻撃が成立した後の高い打点を保障してくれますから、相手の返しモンスターをガガガガンマンまたはマシンナーズ・フォートレスに絞る事が出来ます。交響魔人マエストロークは、奈落の落とし穴および聖なるバリア―ミラーフォース―を1枚だけ乗り越えて、ギアギガントXを破壊する事が出来ます。
 このマエストロークというカードは、ガジェットにおいてとても重要なカードで、奈落を踏まないガジェット2体から出る、奈落の落とし穴に耐性があるモンスターと言うだけでとても重宝します。このカードの効果を使用し、ギアギガントXを攻撃した場合、トラゴエディアの特殊召喚をも許しません。実はここで、先述した、聖なるバリア―ミラーフォース―ではなく次元幽閉を採用しているという構築が活きてきます。
 ここでギアギガントXへのマエストロークからの攻撃に、次元幽閉は大変重要なカードとなります。ミラーフォースではなく次元幽閉を採用したのは、ここがかなり大きな理由です。
 戦闘することは重要ですが、不必要な戦闘は避けるべきです。
 確かに、ガジェットのミラー戦は当然じゃんけんが左右する部分が非常に大きいのですが、僕は後攻から先攻クロスで二度捲っています。プレイングで捲れる部分がないかを探してみてください。
 何枚かのカードを腐らせる事が出来れば、勝機は必ず訪れます。

・水精鱗
 この環境から大きく台頭してきたのは、水精鱗というデッキです。水精鱗は、墓地依存かつフィールド上のカードへの干渉力が凄まじく、カード1枚に対する除去能力はピカイチです。
 また、墓地に水属性モンスターが5体存在している時に特殊召喚されるムーラングレイスは、召喚を許した瞬間敗北すると言っても過言ではありません。
 そんな水精鱗に対するガジェットの重要なプレイングは、まず相手の裏側守備表示へのアプローチの仕方が挙げられます。
 ここで、また具体例を出しましょう。
 相手は裏側守備表示モンスター1体で伏せカードなし。こちらの手札がブリキンギョとレッド・ガジェットの場合、どのように展開しますか。また、ブリキンギョとイエロー・ガジェットの場合はどのように動くでしょうか。
 一見何も変わっていないように見えますが、実はこの2種類で動き方が大きく変わるのです。
 では、ここで何が違うのかを説明します。まず、想定しうる裏側守備表示のモンスターを考えます。水精鱗であると解っている場合、真っ先に思い浮かぶモンスターは、水精鱗−アビスリンデです。アビスリンデが裏側表示である可能性が一番高い事を考慮して、ブリキンギョとレッド・ガジェットをエクシーズ召喚し、イビリチュア・メロウガイストを特殊召喚して、裏側守備表示を殴るとします。この記事を見てくださっている方に、今までこのプレイングをとっている方がいたのであれば、これは完全に負け組のプレイングですので見直す必要があります。
 では何故負け組なのでしょうか。説明する前に、ブリキンギョとイエロー・ガジェット・ブリキンギョとレッド・ガジェットの何が違うのかを考えます。
 当然、何が違うのかと言えば攻撃力なのですが、この1300と1200の攻撃力にどのような差があるのでしょうか。
 それは、水精鱗から繰り出される裏側守備表示モンスターの双璧として、水精鱗−アビスリンデと共にジェネクス・コントローラーの存在があるからです。
ジェネクス・コントローラーは、実は水精鱗において裏側守備表示で出す確率が2番目に高いモンスターです。
 イビリチュア・メロウガイストで裏側守備表示モンスターを攻撃した場合、相手の裏側守備表示モンスターがジェネクス・コントローラーだったとき、破壊されるジェネクス・コントローラーが、本来クロスで回収出来ていたブリキンギョを回収させなかったという役割を持たせてしまったことになります。これは、水精鱗側にとって完全に思う壷です。
 では、このような事態にならないためにはどのようにすればいいのでしょうか。

konko1312-img350x507-1343760748fao3tw11334 その答えは、レッド・ガジェットを並べる場合、まずブリキンギョで裏側守備表示モンスターに戦闘します。水精鱗−アビスリンデおよびジェネクス・コントローラーは守備力が1200であるため、400ポイントの反射ダメージを受けるのは間違いないでしょう。そこで、裏守備表示モンスターがアビスリンデだった場合、当然レッド・ガジェットの戦闘は控えるべきです。控えた結果、メインフェイズ2でブラック・コーン号を召喚し、アビスリンデを安全に墓地に送る事ができます。
 ジェネクス・コントローラーが裏守備で置かれている場合は、当然レッド・ガジェットで戦闘します。こうすることにより、本来出したかったギアギガントXをエクシーズ召喚できます。
 相手の裏守備が本命か本命ではないかを、ブリキンギョの攻撃で調べる事が可能なのです。
 間違ってもレッド・ガジェットで攻撃し、アビスリンデを誤爆させてはいけません。
 これにより、イビリチュア・メロウガイストを出させようとしたジェネクス・コントローラーの役割を完全に破壊する事が出来ます。
 ブリキンギョとイエロー・ガジェットが並んだ場合、バラバラに戦闘してもジェネクス・コントローラーを越える事ができません。ですので、この2枚の場合に取るべき行動は二択になります。
 1つはメインフェイズ1でのメロウガイストのエクシーズ召喚。当然、メロウガイストで裏守備のエクシーズモンスターを攻撃し、ジェネクス・コントローラーであれば墓地に送り、アビスリンデであればデッキに戻します。
 もう1つは、イエロー・ガジェットで裏側守備モンスターと戦闘し、メインフェイズ2でブラック・コーン号を作り、アビスリンデないしはジェネクス・コントローラーを墓地に送ります。
 また、レッド・イエローの両パターンに共通する選択肢として、裏側守備表示がアビスリンデと判明した場合、メインフェイズ2でギアギガントXを守備表示で特殊召喚するという方法があります。これにより、ギアギガントXの守備力は1500なのでアビスリンデに殴られる心配はありません。自分の伏せカードに神の警告などがあり厚い場合、取りうる選択肢の一つでしょう。つまり、水精鱗はスタートできるガジェットの色がとても重要であると言えます。
 これがアビスリンデのケア方法になりますが、もうひとつアビスフィアーのケアの仕方についても参考にしてください。
 水精鱗におけるアビスフィアーは非常に厄介で、大抵の場合メインフェイズの終了時に撃たれ、アビスリンデが出現し、そのままエンドフェイズまで流れ、大抵の場合アビスパイクまで変換されます。そのアビスパイクで狙撃兵をコストにジェネクスウンディーネを拾われようものなら、とてつもなく厳しい展開となります。
 この動きを防ぐためにはどうするか。実は回答が存在します。
 仮に相手の伏せカードが1枚あるとして、相手がターンを終了してきたとしましょう。水精鱗の裏側守備表示は、アビスリンデがトップであるように、水精鱗の伏せカードとして一番確率が高いのはアビスフィアーです。
 そこに対して、こちらがガジェットを召喚しました。ここで仮にガジェットを召喚した時、自分が二重召喚を持っているとしましょう。ここで二重召喚を発動し、ガジェットを召喚。ギアギガントXを召喚し、効果を使うのは負け組のプレイングです。
 何故ならこの二重召喚こそ、アビスフィアーに対する回答だからです。
メインフェイズ2で伏せカードを追加してターンを終了した場合、相手がアビスフィアーを使う意思があるのであれば、おそらくメインフェイズ終了時にアビスフィアーを持ってくる事が殆どでしょう。そこで自分はメインフェイズに戻る権利を得られます。ここで二重召喚を発動し、ブラック・コーン号をすかさずエクシーズ召喚し、アビスリンデを駆除しましょう。
 相手がメイン終了時に戻りアビスフィアーの使用を宣言しなかった場合、伏せカードが機能するようになります。アビスパイク+狙撃兵からの展開になることはありません。
 要するに、二重召喚が手札に存在すると言う事は、サイクロンをセットするかしないかの迷いを完全に取り払う事が可能なのです。
 これで、相手が本来ベストなタイミングに使いたかったアビスフィアーを消し去るか、発動を躊躇させることができます。
 二重召喚は、使う場面を慎重に見極めましょう。
 ではもう一つ。二重召喚ではなくブリキンギョとガジェットだった場合はどうでしょうか。
 選択肢の一つとして、ブリキンギョを召喚し、ガジェットを特殊召喚します。そのままバトルフェイズに入り、2体のモンスターで攻撃。当然ここでアビスフィアーからアビスリンデを壁にして出してくることはあり得ませんので、ダメージを取った後にメイン2でエクシーズ召喚をせずにターンを終了するという方法があります。これはブラック・コーン号という脅威を相手に突きつけていると言う事になりますので、メインフェイズ終了時にアビスフィアーを使う事は出来なくなります。
 もう一つは、交響魔人マエストロークを特殊召喚すると言う方法です。マエストロークは場もちが良い上に、相手のメインフェイズ終了時に撃たれたアビスフィアーからのアビスリンデ特殊召喚後に、相手のアビスリンデを裏側守備表示にするという方法がとれます。
 これによりアビスリンデは自壊しませんので、自分の罠カードが使えない状態での、相手のアビスパイク+狙撃兵の下りを防ぐ事が出来ます。
 更にもう一つの選択肢として、全ての可能性を割りきってギアギガントXを出すと言う方法もあります。
 どれを選択するかは、他のカード次第でしょう。
 これでアビスフィアーとアビスリンデのケアは出来ました。もう一つ、水精鱗戦で重要なのが、インヴェルズ・ローチの召喚タイミングです。
 インヴェルズ・ローチですが、水精鱗の主戦力であるメガロアビスに対して効力が薄いと言う認識が強いのですが、このインヴェルズ・ローチは目に見えない部分で仕事をします。
その仕事の一つとしては、相手の墓地に水属性モンスターが3体いるときに、メガロアビスのコストで竜騎隊+重装兵以外のモンスターを切る場合、インヴェルズ・ローチが居なければ相手は竜騎隊の効果でムーラングレイスを拾う事になります。ですが、インヴェルズ・ローチがいる場合、メガロアビスが奈落の落とし穴を踏んでしまえば、当然ムーラングレイスは出せないため、回収の選択肢はないでしょうし、召喚が通ったとしても、メガロアビス→インヴェルズ・ローチの戦闘が通らない限り、ムーラングレイスはただ無効にされるだけのカードになってしまうため、相手としても回収することはとてもハイリスクです。
 竜騎隊の回収候補である深海のディーヴァも、単体ではインヴェルズ・ローチを越える事は出来ません。召喚から重装兵か狙撃兵をリクルートし、リクルートしたモンスターをメガロアビスのコストとしてリリースし、カードの破壊を試みてくるでしょう。
 ムーラングレイスの召喚を止めたと言うだけで、地味ながらも仕事をしたと言えます。
 もう一つ、こちらも地味なのですが、相手の墓地に水属性が4体の時に、ジェネクス・ウンディーネを召喚されたとしましょう。これは水精鱗の王道パターンで、本来ならば竜騎隊をコストにコントローラーをサーチし、竜騎隊の効果を発動させ、ムーラングレイスを回収し、アドバンテージに差をつけてくるというものになります。
 ですが、ここでインヴェルズ・ローチが立っている場合、恐らく相手はウンディーネの発動コストで重装兵を送り、インヴェルズ・ローチを破壊してくるでしょう。すると、インヴェルズ・ローチはただ死んだのではなく、相手にムーラングレイスの回収からの特殊召喚を防いだという事になります。
 素引きされていた場合は裏目ですが、その場合はどのモンスターを立てていても同じ結果になります。
 目に見えにくいのですが、ムーラングレイスに対して威圧するインヴェルズ・ローチは対水精鱗戦において実は重要であるのです。
 この3つを意識したプレイを心がけてみてください。

・HEROビート
 1つ前の環境から因縁のたいけつとなっているHEROビート対代償ガジェットですが、メイン戦における相性は前環境よりも上がったと言えるでしょう。
 その理由として、不必要に積まれている3枚のエフェクト・ヴェーラーが存在しないと言う事があげられます。
 前の環境では、甲虫装機を意識するあまりHEROビートに無力であったエフェクト・ヴェーラーが、引いた瞬間ディスアドバンテージと言っても過言ではないくらいでした。
 その部分がリビングデッドの呼び声や次元幽閉に挿し変わっていますので、相手も同じ条件とはいえ、戦いやすくなったと言えます。
 しかし、ライフ管理をしなければいけないということは当然変わっておらず、引きを許してしまえば、7000ポイントくらいのライフはあっという間に無くなってしまいます。

st12jp043 そんなHEROビート相手に有効なカードは、交響魔人マエストロークです。このHEROビート相手に前ストロークを特殊召喚するというのは、デュエル中盤では勝ちに直結します。
 このマエストロークの効果により、アナザーネオスを裏側守備表示にし、そこをグリーン・ガジェットで攻撃が出来ると言う場を作る事が、対HEROビート勝利への近道です。
 また、気をつけなければならないことは、相手の墓地にアナザーネオスが存在する場合、むやみにブリキンギョを使った仕掛けを行わない事です。これは、ヒーロー・ブラストによりアドバンテージの損失に繋がるからです。
 基本的に、出来ることならエクシーズモンスターに奈落の落とし穴を撃つ事は避けましょう。当然、アナザーネオスも然りです。
 奈落の落とし穴は、ミラクル・フュージョンから出てくるシャイニングに的を絞ります。
 自分の場にガジェットが展開されている状態で、相手がカードカー・Dの召喚に走った場合、当然そのカードカー・Dに神の警告などを当てる必要はありません。
 HEROビート相手の神の警告と言うカードは諸刃の剣ですので、モンスターを見極める事が重要です。やはり勝利のカギとなるのはギアギガントXとなりますので、ブリキンギョ・二重召喚・リビングデッドを上手く使い、ギアギガントXおよびマエストロークを立てる事を意識していきます。


・カラクリ
 最近使用者が減ったように思えるカラクリですが、このデッキも戦い方があります。
 まず、主にカラクリ相手に利用するエクシーズモンスターは、ギアギガントX、ビッグアイ、インヴェルズ・ローチになります。
 カラクリ相手はトラゴエディアが勝ちの鍵を握っています。展開を一度許し、トラゴエディアでマシンナーズ・フォートレスをコストに無零を奪取するという戦術を意識しながら、展開されては返しを繰り返しながら、相手のアドバンテージの消耗を狙っていきます。
 カラクリ相手は、メインデッキに搭載されている増殖するGがとても有効になりますので、相手の展開が激しければ激しいほど、こちらが得るアドバンテージも大きなものとなっていきます。
 メイン相性はカラクリの方が良いとされていますが、Gとトラゴを絡めた戦い方で、相性以上に渡り合う事が出来ます。
 また、次元幽閉+インヴェルズ・ローチという布陣がカラクリ相手には有効です。これは先述した、展開をさせてから消耗させるという戦いかたではなく、展開を事前に防ぐと言う陣形になりあす。カラクリは、チューナーである参謀が召喚・特殊召喚された時にモンスターの表示形式を変更する能力が発動する為、守備力0のインヴェルズ・ローチは戦闘破壊されます。しかし、その部分を除けば、インヴェルズ・ローチはカラクリの展開を2回止められるハイスペックカードへと成り得ます。
 カラクリの展開は、商人以外はアドバンテージを生みだしづらいので、ガジェットを罠で1ターン守るだけで優位になりやすいです。
 先攻からの大量展開は投了を余儀なくされる可能性もありますが、ビートのしあいになった場合は罠のケアの仕方ひとつで、面を分かつ時があります。
 カラクリには、ガジェット同様攻撃反応のカードが搭載されているレシピも多く、本来踏まないで済む筈の除去カード(ミラーフォースなど)を踏まないようなプレイを意識します。


 他はビートデッキのミラーということもあり、手なり通りとなると思います。

この環境はデッキの種類が多い為、一つ一つのデッキに対しての戦い方を書いているとキリがないのですが、大まかにこの4つのデッキに対しての戦い方をマスター出来れば、安定した勝率を出す事が出来ると思います。


以上となりますが、魔界発現世行きデスガイドリリース後は、暗黒界の台頭が予想できるため、構築に改善が必要になると思われます。
特にガジェットは、暗黒界の龍神グラファに対してとても厳しい戦いを強いられる為、厳しい戦いが予想されます。
EXTRA PACK2リリース後もガジェットを使う方に、この記事が参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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この記事へのコメント

1. Posted by 奈落   2012年10月25日 09:16
パイクの回収、重曹と狙撃逆じゃないですか?
2. Posted by a   2012年10月25日 12:13
マエストロークはフィアー効果守備で出してくるのでケアになってません。
3. Posted by spencer   2012年11月07日 01:52
読みやすくて為になる良い記事だと思います。ガジェットを使用しない自分としても勉強になりました。

またこのような記事を記載・解説してもらえるのを楽しみにしてます^^

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