2007年11月
2007年11月08日
祝・CD「Reminiscence Miles」発売記念:KANKAWAライブ・レポ

昨晩
Motion Blue YOKOHAMA
「Reminiscence Miles」アルバム発売記念
KANKAWA ライヴ にご招待いただきまして
エキサイティングな一時を堪能いたしました。
◆昨晩のライブの発端は・・・
2007年1月31日のMotion Blue YOKOHAMAでの
ライブ・レコーディングが熟成10ヶ月の期間を経て
完成の運びとなり
記念お披露目ライブだった。
◆1stは混沌 2stは芳潤 KANKAWAさんのライブへは
2007年1月31日・8月21日と昨晩
三回参戦させていただきましたが
本当に同じが無い
毎回新しい音が飛び出し
参加する毎に新鮮でエキサイティングな魅力がある。
●今回の1stは アルバム記念で2007年1月31日の再現・・・でもないなぁ?
なんというか
あの日より数段 エキサイティングで
音とリズムの洪水だった!
実のところ何をやっているんだか
私は理解の外にいたのだけれど・・・
そんなことは問題ではなく楽しいのだ!
実にゴウゴウ・・ワンワンと溢れる音の中で
笑いながらも音に溺れる・・・そんな感じのステージだった。
そして 今回はあの日に加えて
ユーモアが織り込まれていた!
私は数回 KANKAWAさんの笑いの震源に触れ
カウンター席の床に足が届かない背の高いイスから
のけぞり落ちそうになったほどだった・・・。
何がおもしろかったかは・・・後で報告。
●2stは芳潤なド・JAZZだった
それも深刻なヤツではなく
身も心も ほかほか ゆるゆる するような
ハーレム・ジャズ!
◆JAZZ界のぴんから兄弟
どこか場末の居酒屋に来た
流しのぴんから兄弟さんみたいなノリで

杉本さん:「なんでもヤリますから・・・云ってみて!」
客:「サ・・サテンドール」
で・・・
リクエストに応え演奏されたサテンドールや
馴染みのスタンダード
だが音が鳴りだすと
横丁の路地裏から
ニューヨークの本場ジャズクラブに
瞬間移動で
飛ばしてくれるようだった
さすが大人のJAZZだわ!
・・・ニクイねぇ!!
◆R&B 飛入りゲストのMaruちゃん
アンコールでKANKAWA御大が目黒だかどこだかで
意気投合して俄然気に入った
R&B ヴォーカルのMaruちゃんを呼んで
ブルースを披露。
パワフルなおねえさんだった!
ラストも猛烈に燃焼しきったライブだった!
Maruちゃんって
鈴木勲さんの
キャデラックウーマンのヴォーカルだったのね!
◆我らがHiro Yamanakaさん(g)
進化し続けていたのか?
はたまた昨晩が本来の姿だったのか?!
よかったですねぇ!
ガンガン 突っ込んでましたねぇ!
うねうね系も
ぐうぃんぐうぃん系も爆走してましたねぇ!
熱いプレイでした!
それに もともとの見映えがいいですから
ギターを弾くアクションも
昨晩のように大きく動いてくれると
見ていてスカッとしますよね!!
負けちゃいないわよ KANAWA御大に!
◆杉本喜代志さん(g)
2stからHiro Yamanakaさん(g)と交代で
ステージにあがった杉本喜代志さん(g)
スタンダードナンバーを
メチャクチャ モダンに演奏
クールですねぇ。
熱いKANKAWAさんとは好対照で
飄々とした風貌で熱くならない大人の魅力
杉本喜代志さんとKANKAWAさんのコンビは
絶妙のペアですよね!
◆James Mahone(ts)が欠のため急遽このメンバーが!
Andy Wolfさん(sax)
堂々とした大柄のイケメンの青年!
テナーとソプラノでしたか・・・
1stで音の洪水状態の中
果敢にもテナーとソプラノ一気に吹く
一人で2ホーンの勇士!
しかし・・・洪水の中では
姿は見えど音は聞こえずでしたが
次回また・・・どこかでお会いでしたら
じっくり聞きたいです。
さて・・・もう一人Neil Stalnakerさん(tp) でした!!

ジャズメンとして登場しているそうですが
今回のライブでは
他のメンバーとは違う色合いを添え
ソフトなトランペットを聞かせていただきました。
◆Cecil Monroeさん(ds)
前回よりエキサイティングでした!
ビッグネームのドラマーは数多くおいでですが
私とウチの伸ちゃんは
Cecil Monroeさんのドラムはものすごく好きです。
音の空間をつくるドラマーだと感じています。
間が絶妙です!
リスナーも迷子になります
たとえばエキサイティングに音が洪水のように溢れたとき
Cecil Monroeさんをたよりに軌道修正します。
音の中でグルーブを共感したい時
やはりCecil Monroeさんのドラムに載せてもらいます
すると リスナーも自然と気持ちよく音に添っていきます。
今回も改めて思いましたが
ものすごくグルーブ感のあるダイナミックなドラマーです!!
あっ・・・ふと感じたのですが
Cecil Monroeさんのステッィクさばきを見ていて
彼はサウスポーですか?

◆さていよいよ御大KANAWAさんですが
今年のモーションブルーでの
KANAWAさんのライブは全部参加させていただきましたが
益々上機嫌のご様子!
ステージでも数回
「横浜が好きだぁ〜!」と
ダミ声でおっしゃってましたねぇ。
うれしいですよ 横浜住民としては!
でも・・・
横浜にご来場の切は
Hiro-Yさんを
可愛さあまって酷使しないでくださいね。
昨晩 私は数度現場を見ました・・・。
はっきり声は確認できませんが
だってあの大音量の洪水の中ですから
でも 聞こえたような気がします!
演奏中 唐突に
「おまえ!
・・・・・イケっ!」って
Hiro-YさんにGOのサインを出しましたね!
でも 楽譜が分らない私にも
ソノ場所ではぜんぜん入れないぜ・・っというところで
突然
「おまえ!
・・・・・イケっ!」っていうから
ギターのHiro-Yさん
カックンってフェイントかかったみたいになって
もぉ・・・それを見ている私は
おかしくてイスから落ちそうになりました。
さらに
たいそうご機嫌よさそうで
オルガンを弾いているときは
全能の神みたいな神々しいオーラ放出でしたが
おもむろに
鍵盤ハーモニカをくわえて立ち上がると
大地の精霊ノームみたいに小さくなって
もぉ・・・私はおかしくて
またまたイスから落っこちそうになりました!!
音はスリリングでカッコイイけれど
KANKAWA(org,key)さんという人間は
オルガンから離れると
かわいいヒトになっちゃうのですね
と・・・大人の私は思いました!!
◆祝・CD「Reminiscence Miles」発売

すごいですね!
入口は高野山かチベットの「倍音の声明」のようで
進むとグレゴリオ聖歌のようで
もう少しすすむと
プログレのような うねうね感があって
だんだん生身の人間界に入ってきて
なんだかものすごく奥が深い
聞きごたえあるアルバムですね!!
私 気にいりました!!