2008年03月

2008年03月16日

オマール・ソーサ・アフリーカノス・カルテット

2008年3月15日横浜モーションブルー
OMAR SOSA AFREECANOS QUARTET
オマール・ソーサ・アフリーカノス・カルテット(トーキング・ドラム、ンゴニ、カレバッシェ、ヴォーカル)
1
Omar Sosaオマール・ソーサ
(ピアノ、フェンダーローズ、エレクトロニックス、ヴォーカル)
Mola Sylla モラ・シラ
(ヴォーカル、エンビラ、 ハラム、コンゴマン)
Childo Tomasチルド・トマス
(ベース、カリンバ、ヴォーカル)
Baba Sissokoババ・シソコ


2006年10月のオマール・ソーサのライブ の時よりか
今回のライブのほうが
より民族色の濃い 興味深いライブだったように思う!

相変わらずの達者なオマール・ソーサの鍵盤プレイ
前回と同じく電化された音も多く取入れながら
今回の聴き処は
民族楽器と
ヒトの声
(歌と呼ぶよりずっと手前の声の魂みたいなスキャット?!というか・・・)
楽器ではない道具のパーカッション!

楽器でないものの独創的な音
ベースのチルド・トマスが
水の入ったコップを手にもって登場
飲料用かと思いきや
口元に持って行き水を含みながらブクブクという音で
パーカッションする?!

湯沸かし器に取り付けてあるような
硬い素材のホース
コレを吹いたり くるくる空で回して音を出す
↑これは私だって考えつく鳴り物だけど
ホースのジャパラの部分を爪でガリガリひっかく音
なかなか小さい音だけれど
この音も独創的だった!
そして
貝をつなげたジャラジャラ音がする楽器や
マラカスみたいな楽器が幾つも手許にあるのに
何故か小さめのペットボトルのマラカスを使っていた
シャカシャカという乾いた音や
ペットボトルの握り具合が扱いやすいのかなぁ??

さて本日初めて遭遇した民族楽器

talking drums
ババ・シソコさんがあつかうトーキング・ドラム
2
曲線のステックで叩いたり
日本の鼓のように手の平や指で叩くようだが
音の高低が出せるのは太鼓の側に張っている紐(綱)を
脇で絞めたり緩めたりして変化させているのかなぁ???
talking drumsトーキング・ドラムを叩く
ババ・シソコさんの口元を見ていたら
「パム パム」と云っているように見えた?
日本の鼓なら「ポン ポン」だよね・・・。

◆ババ・シソコさん(talking drums)



calebasseカレバッシェ
3
ひょうたんを半分に割ったものらしい
ババ・シソコが指や手の平で叩いたり
ステックや指輪をあてて
硬い音やペタペタというような音をだしていた。


ババ・シソコさん: percussioni a manetta con gli amici by b-side




ngoniンゴニ
4
ババ・シソコが指で弾いたり
弓で弾いたりしていたギターのような楽器。




ngoniンゴニの演奏を見ることができます。
Live : Bassekou Kouyaté: Zuiderpershuis : 2007-11-02
http://www.youtube.com/watch?v=HzOA2g5EZHg





ヒトの声&手拍子 相変わらずパワフルな
オマール・ソーサのライブは
ライブ前半から客席参加で
おまけにほとんどのヒトがスタンディングで
手拍子しながら
「アフリーカノス」と合いの手を入れる参加型のステージで
プレヤーも客席も汗だく!!

オマール・ソーサがどうやら最近覚えたらしい
へんな日本語で「スイマセン!」が聴こえると
「客席も一緒に声を出して」という意味らしい!

最前席で観戦したので細部まで良く見えて
ウチの伸ちゃんが目撃したシーンは
オマール・ソーサが立ち上がり
客席にコールを発奮している瞬間
オマール・ソーサの口元から
大粒のヨダレがダラ〜と垂れた・・・・・そうです!!

最高に愉しいライブでした! 次回またオマール・ソーサが来日したら
絶対行きたいわぁ!!
次回はさらに激発奮でコールに参加するわよぉ!!
汗 汗!!

Omar Sosa
Omar Sosaオマール・ソーサ
ピアノ、フェンダーローズ、エレクトロニックス、ヴォーカル)



Childo Tomas
Childo Tomasチルド・トマス
(ベース、カリンバ、ヴォーカル)








Baba Sissoko
左:Mola Sylla モラ・シラ
(ヴォーカル、エンビラ、 ハラム、コンゴマン)
右:Baba Sissokoババ・シソコ
(トーキング・ドラム、ンゴニ、カレバッシェ、ヴォーカル)





akemin