2010年01月

2010年01月31日

『中山英二with frend 全員集合だよ!』ライブ・レポ

2010年1月29日は銀座シグナスで
ジャズ・ベーシスト中山英二さんによる
中山英二with frend 全員集合だよ!
中山英二-bass
緑川英徳-alut saxophone
中島 心-flute
関口聖岳-尺八
山口友生-guitar
森丘裕希-Piano
武田明美-筝
小松誠司-Perception
和洋楽器混成8人部隊でジャズとは
いったいどんな風になるのか?
さらに
銀座シグナスのステージは・・・
以前、ベース&ピアノのDUO
一度行ったことがあるけれど
あの時の記憶では
ただでさえ巨漢のピアニスト・ピーター氏とベースで
ステージは満杯だったような・・・
そこへ琴とパーカッションが参加して敷地面積も過密で
客席よりもステージの人口密度が高いのでは???
要らぬ憎まれ口など叩きつつも
新たな興味でちょっとばかりワクワクして会場に向かった。


お客というのは、実にかってなもので
10人いれば10通りの興味でその場に乗込む
・・・とはいうものの
おおむね興行が終わった頃には
「今日は楽しかった!」と上機嫌で
なにやら同じような満足を得る・・・。
満足ってなんだぁ???

◆グリコもびっくり、ひと粒で8度美味しい!
いやぁ〜 『中山英二with frend 全員集合だよ!』は
端から素人の想像を大幅に打ち破ってくれました!
オープニングは中山英二ベース・ソロから始まり
ちょっとばかり襟を正すような雰囲気を味わい
1中山英二with frend 全員集合だよ!

ベース+ピアノDUOで寛ぎ
次々に楽器が増え
パーカッション+フルート+琴+ギター
・・・1stステージ終了
中山英二with frend 全員集合だよ!中山英二with frend 全員集合だよ!












中山英二with frend 全員集合だよ!中山英二with frend 全員集合だよ!













2ndステージは
アルトサックスと尺八が新たに加わり
中山英二with frend 全員集合だよ!中山英二with frend 全員集合だよ!













alut saxの緑川英徳さんは登場で開口一番の一言で
「4時のリハーサルからステージ本番まで5時間待ち!」
思わず会場に笑いが起る!
次に尺八の関口聖岳さんも登場し
「登場は年齢順だから一番最後なんだなぁ・・・」と何やら温厚なお言葉
登場する楽器ごとにステージの音の世界が変わりつつも
一貫してジャズを貫いた音世界が展開し
最後はギター・フルート・琴がもう一度加わって
8楽器・全員集合で♪Mas Que Nada
サンバのリズムに乗せられ客席も手拍子で盛上がり
大団円と結んだのでした!
いやいや・・・お見事でした!!

◆カメラの小窓から覗いたステージ風景 私の席は下手ピアノの脇
ここから観ても全ての楽器がしっかり観える!
あらかじめ立ち位置を計算したのか
たぶん正面はもちろん左右のどの席からも
ステージに立つ奏者は良く観えるようになっていて
いやいや・・・お見事でした!!





◆満足!
辞典によると
「 心にかなって不平不満のないこと。
  心が満ち足りること。」・・・らしい。
いろいろな興味や関心で集まった客席の人たちが
どの席からも心が満ちて
惜しみない拍手を贈っていた

・・・欲をいえばラストの♪Mas Que Nadaでは
客席もスタンディングで踊りだせたら最高だったけれど
まぁ・・・そこは人それぞれの
歓喜の表現があるわけだからね!
29日の銀座シグナス・・・いいライブでしたわ!
akemin

中山英二with frend 全員集合だよ!