2010年10月

2010年10月23日

ドン・フリードマン・トリオ/ライブ・レポ

1

◆秋に入って、ちょっと豪華なライブ観戦が続く 9月末にユーロ・ジャズ界のTRIOSENCE(トリオセンス)
10月に入って
キース・ジャレット・トリオ
スウェーデンを代表するジャズメン
ラーシュ・ヤンソン<Special Guest>ウルフ・ワケーニウス
そして一週間前には
ザ・ディジー・ガレスピー/ アルムナイ・オールスターズ /
フィーチャリング /ザ・ヒース・ブラザーズ

これだけの豪華&大御所のジャズを聴いて
客席も沸き立ち、息をのみ、心拍数を上げ、熱くなり、涙し、笑い・・・
渦を巻くように気持ちを高揚させたライブを体感した
しかし
昨晩のモーションブルー横浜でのアット・ホームな雰囲気の
ドン・フリードマン・トリオ
普段着で肩肘張らず
誰にでもゆったりと寛げる温かみに包み込まれる優しさのあるライブで
久々に・・・というか 
改めてこんなジャズが私はすごく好きなんだだとしみじみ思った!

◆ドン・フリードマンさんの第一印象は好々爺だった!
Don Friedman

穏やかそうで、明るく、広々とした雰囲気を醸し出し
印象通り、ピアノの音色も演奏も
リスナーにゆったりとした寛ぎの時間を与えてくれた。
ピアノから醸しだすものは
洗練、和やか、寛ぎ、詩情豊か、
音の陰影が際立ってスタイリッシュ、
またステージでの姿からは
ドラムのトミー・キャンベルさんとの音や
演奏する時々にコンタクトを交わす目線や仕草からうかがえる様子は
お茶目、おおらか、
繊細で流れるように弾くピアノだけど
時には力強くエネルギッシュだったり
75歳と聞いたが、いやいやどうして、まだまだ現役で
この先も悠々とライブやツァーはこなせるのだろうなぁ・・と思わせるほど
タフそうに見え、頼もしさも感じられた!

◆この晩 2ndステージのセットリスト

ドン・フリードマンさんソロで始まり
1.'Round Midnight by Thelonious Monk

ポール・ドワイヤー(bass)とトミー・キャンベル(drums)を加えてトリオで
2.Alone Together by Arthur Schwartz
3.Two for the road by Henry Mancini
4.Memory of Scotty  by Don Friedman
5.Straight Ahead  by Don Friedman

      ↑この曲はここ↓で聞くことができます!
http://www.myspace.com/music/11872124/songs/10933440
- encore
6.スタンダードだったけど曲名は?


◆ポール・ドワイヤー(bass)さんの初遭遇での印象
Paul Dwyer(b)


少年の面影がどこかのこっているような甘い容姿とは違って
ベースは太い音で寡黙だけれど堅実なベースだと感じた
誰かに例えるなら・・・ベースのCharlie Haden みたいだったなぁ・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=mJGY-LV1fZ8
ドン・フリードマンさんの洗練され、精巧なピアノの音色と
ポール・ドワイヤーさんとの音の相性はとても良いと感じた!
ポール・ドワイヤーさんのベースは
ピアノに添うた音の運びとメロディーの中で
一番低音を押さえて安定と深みはいい具合に出していたと思う
ただ・・・少しだけ残念なところは
ベースがソロをとった時には
アクというか・・・ポールさんならではの個性というか
・・・・スピリットを効かせてくれたらよかったなぁ・・・と
まぁ・・・生意気にもそんなことを思ったのでした。

プロフィールによると
2003年日本に移り、三味線と長唄を学んでいて、
長唄をベースで演奏するなどの新しい試みを続けているそうなので
私としても、ポール・ドワイヤーさんの、この先の展開が楽しみでもあります!

◆ライブ観戦しているトミー・キャンベル(drums)さんと客席で数度遭遇していた!
7

トミーさんのドラムを聴くのは、今回が初なのだけれど
実は、数年前のロン・カーターのゴールデン・ストライカー・トリオ
(BLUE NOTE TOKYO)で、
ルイス・ナッシュ & Be-Bop Great All Stars
(東京TUC)で、
18
スコット・ヘンダーソン ジェフ・バーリン デニス・チェンバース
(STB139)の客席でも遭遇しているのだ!
私とウチの伸ちゃんもプログレあり、ビ・バップあり、ストレート・アヘッドあり、
いろいろ聴きに行っているけれど
ドラマーのトミー・キャンベルさん自身もいろいろなライブ観戦をしているようだった!
私はトミー・キャンベルさん自身の演奏を聴いたことがないので
どんなスタイルのドラマーなのか興味があった!

それで・・・昨晩のライブでは
2ndステージ2曲目から登場して 
♪Alone Together では控えめな感じのドラムで入ってきたけれど
徐々に遊びを入れて
(ボディ・パーカッションとか、おもちゃの鳴り物をいれたりとか
アクロバティックなドラム・パフォーマンスを入れたり)
ファンキーにトミーさんの個性を展開していたようだった。

たぶん・・・トミー・キャンベルさんが本領発揮するのは
もしかしたらこのトリオではないのかもなぁ・・・とも思い
違う機会にもう一度、トミー・キャンベルさんを観戦してみたいと思う!


◆何故か・・・ベーシスト中山英二さんが出てきてしまった!
ステージに現れたわけではなくて
私の記憶のイメージから
ドン・フリードマン・トリオの目の前で聞いている生の音に被って
中山英二さんのベースがときどき鳴りはじめ
とうとう4曲目の♪Memory of Scottyでは
もう すっかり
リアルのドン・フリードマンさんのピアノを聴きながら
頭の中の中山英二さんベースが入って鳴っている

これは、たぶん私の願望なのだと思います!
もう一度 実現しないかなぁ・・・・!
ドン・フリードマン&中山英二 DUO


Don Friedman Memory of Scotty
Scottyとはスコット・ラファーロのことです。

Don Friedman (Piano)
Brian Blade (Drums)
Palle Danielsson (Bass)
http://www.youtube.com/watch?v=OKLXhY9iwPc

Conversation
中山英二 & ドン・フリードマン

この↑アルバムにもある収録されてある♪Memory of Scotty
Conversation


A SONG FOR CHILDREN / Eiji Nakayama meets Don Friedman 1986

http://www.youtube.com/watch?v=K9lGQphqvbc

◆おまけ
ドン・フリードマンさんの洗練された、精巧なピアノの印象を
さらに際立たせる相性のいいベースは
私は日本のベーシスト中山英二さんが一番だと思う!

akemin

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伸ちゃんの追記  

昨日は夫婦揃って、オサイフを忘れて駐車場代を払うのもヒヤヒヤもの
ライブハウスにてCD買ってサインをしてもらおうと思っていたのですが
そんな訳でCDは買えず・・・それだけは残念でしたぁ〜


miruko1 at 11:51|PermalinkComments(0)ライブ | ブログ

2010年10月14日

ザ・ディジー・ガレスピー/ アルムナイ・オールスターズ /フィーチャリング /ザ・ヒース・ブラザーズ

THE DIZZY GILLESPIE ALUMNI ALL-STARSfeaturing THE HEATH BROTHERS
ザ・ディジー・ガレスピー
アルムナイ・オールスターズ
フィーチャリング
ザ・ヒース・ブラザーズ
Jimmy Heath(sax)
Albert 'Tootie' Heath(ds)
Antonio Hart(sax)
Greg Gisbert (tp)
Benny Green(p)
John Lee(Electric bass)
Jimmy Heath(sax)























昨晩はコットンクラブで最高に湧上り、豊かな時間を体感しました!
2010.10.13.
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/detail.php?id=561

さらに心の中の芯に響く音をリズムをパワーを継承する
ミュージシャンの真摯な姿をこの目で観て幸せでした!
Jimmy Heath(sax)さん、 Albert 'Tootie' Heath(ds)さん
そして John Lee(b)さんの温かさと自信に満ちた姿と
若手実力派の Antonio Hart(sax)さん
Greg Gisbert (tp)さん、 Benny Green(p)さん達の
この上ない直向な一生懸命な姿
そして若手ミュージシャンの一人一人が
Jimmy Heath(sax)さん、 Albert 'Tootie' Heath(ds)さん
John Lee(b)さんに身も心も敬意を表して胸を借りてステージを務める姿
心打たれました!!
akemin

Jimmy Heath(sax) Albert 'Tootie' Heath(ds)






















左=Jimmy Heath(sax)      右=Albert 'Tootie' Heath(ds)

左=John Lee(Electric bass)























John Lee(Electric bass)

Benny Green(p)左=Antonio Hart(sax) 右=Greg Gisbert (tp)  















左=Benny Green(p).......................................左=Antonio Hart(sax) 右=Greg Gisbert (tp)  

Jimmy Heath(sax)  























サインをするJimmy Heathさん


http://www.youtube.com/watch?v=b7R7LygW0PM&feature=player_embedded#!

miruko1 at 21:10|PermalinkComments(0)ジャズ | ライブ

2010年10月08日

ラーシュ・ヤンソン(pf)&ウルフ・ワケーニウス(gt)&ウチの奥さんの誕生日

伸ちゃんです。

ラーシュ・ヤンソン(pf)って知ってますか?
ウルフ・ワケーニウス(gt)って知ってますか?
二人ともスウェーデンを代表するジャズミュージシャンです。

Lars Jansson





















ラーシュ・ヤンソンさん(pf) 
北欧ジャズらしいリリカルな感じとゴリゴリと弾く男っぽさが
同居していました。ギャグのセンスも超一流!!

Ulf Wakemius





















ウルフ・ワケーニウスさん(gt) ジョー・パスが亡くなった後に
オスカー・ピーターソンカルテットの最後のギタリストを務めた人です。
♪Happy Birthday to you とウルフさんが1フレーズ
ウチのakeminに歌ってくれました!

Thomas Fonnesbak-bass   Paul Svanberg-drums





















左 トーマス・フォネスベックさん(bass)
ラーシュ・ヤンソンさんの生徒さんです。

右 ポール・スヴァンベリーさん(ds)
ラーシュ・ヤンソンさんの息子さんです。


ラーシュ・ヤンソン (Lars Jansson) /Piano,Compose
1951年、スウェーデン中部オーレブロ市に生まれる。

7歳の頃よりピアノを始め、70年にイェーテボリ大学歯学部に入学、歯科医を目指すが音楽への情熱を棄て難く、72年同大学音楽学部に編入。
74年同校を卒業後、ノールウェーのアリルド・アンデルセン・グループを皮切りに、数々の北欧のトップグループに参加。
79年自己のトリオを結成。
87〜88年ヤン・ガルバレック・グループに参加し世界各地で
ライブ活動を行う。
90年スウェーデンの優秀なジャズミュージシャンに
与えられるヤン・ヨハンソン音楽賞をはじめ数々の賞を授賞している。
また、当時スウェーデンに在住していたジャズベース界の巨匠の一人、
レッド・ミッチェルのトリオにも参加している。
以後、多くのミュージシャンと共演し、ヨーロッパをはじめ世界各地で活躍。
94年スウェーデン在住のベース奏者、森泰人と初来日。
96年セシル・ノールビーと東京、大阪、福岡のブルーノートに出演。
99年アンダーシュ・シェルベリと供に
『森泰人スカンジナビアン・コネクション』のツアーに参加し、以後毎年のように来日している。
98年デンマーク政府からの要請により、
デンマークで初めてのミュージック・プロフェッサーに就任。
現オールヒュス国立音大教授。
スウェーデン、ウデバラ市からの依頼で、ウデバラ市500年祭を
記念するビッグバンドとピアノトリオの為の組曲「ウデバラ500年」を
作曲。ボーヒュスレーン・ビッグバンドと共にCDを制作し
高い評価を得た(スウィング・ジャーナル誌5ツ星)。
2003年にはウデバラの姉妹都市である愛知県岡崎市に
ボーヒュスレーン・ビッグバンドと共に招聘され、
記念コンサートや中学生のウィンドオーケストラとのレクチャーを
行っている。
2005年にはボーヒュスレーン・ビッグバンドとトランペット奏者の
ルー・ソロフらと共にコペンハーゲン・ジャズフェスティバルなど
北欧ツアーを行う。
トリオやビッグバンドだけでなく、ピアノ・ソロコンサートを行うほど、日本でも人気のあるヨーロッパを代表するピアニストのひとりである。
禅の文化に造詣が深く、東洋の神秘に触れた作品も多い。
【オフィシャルホームページ】
http://www.lars.jp/



<Special Guest>
ウルフ・ワケーニウス/Ulf Wakenius :ギター

今回のツアーの目玉はスペシャル・ゲストにラーシュ・ヤンソンと並んで
スウェーデンを代表するジャズメンとして国際的な活躍を続ける、
ウルフ・ワケーニウスをスペシャル・ゲストに迎えることである。
ラーシュとウルフはお互いに若いころから活動を共にしてきた
親友同士であり、スウェーデン・ジャズを盛り上げてきた盟友である。
かつてはスウェーデンを代表する人気バンド、
ウルフ・ワケーニウス・グループの
メンバーとして大成功を収めたことがある二人。
その後、ウルフ・ワケーニウスはオスカー・ピーターソン・カルテットの
メンバーとして彼と最後まで演奏を共にし、
オスカー・ピーターソンが最も信頼するギタリストとして
大きな寵愛を受けたことでも有名である。

ラーシュ・ヤンソンオフィシャルサイトhttp://www.lars.jp/より引用


昨日はウチの奥さんの誕生日だったのでどこかでライブを観戦しようと
思いインターネットで横浜のライブハウスで良さげな公演をさがしたところ
有りました有りました。

頑張って開演前に整理券をもらい、おかげさまで最前列!!
イヤ〜スゲ〜 スタンダードとオリジナルを半分ずつ位でしたかね。
感動のライブでした。
お笑いも演ってくれましたし

ラーシュ・ヤンソンさんとウルフ・ワケーニウスさんのCDにサインを
もらい、自作パネルにも全員にサインをしてもらいました。
ラーシュ・ヤンソンさんはパネルにHappy Birthdayと書いてくれました。
LARS JANSSON





















今日(10月6日)のライブは奥さんにも良い誕生日プレゼントになったと思います。
今回のミュージシャンはほとんど知らなかったのですが
間違いなく世界レベルです!!

まだまだ知らないミュージシャンが世界中に沢山いて・・・
ジャズを知れば知るほど自分の無知さが判ってきます
もっと色々なミュージシャンを観戦したいなー!


miruko1 at 20:49|PermalinkComments(0)

2010年10月04日

キース・ジャレット・トリオ最終1日前/公演を観戦して

キース・ジャレット・トリオ2010















上記画像はKoinuma Music Co,Ltd.よりお借りしました。
http://www.koinumamusic.com/home.html

インナービューズ
今回の
Keith Jarrett/Gary Peacock/Jack DeJohnette.
2010年10月1日 神奈川県民ホール 大ホール公演に観戦して
その後、久しぶりに『キース・ジャレット インナービューズ』を拾い読みしながら
ライブ・レポというよりは、あれこれ覚書のような日記を書きました!




◆セットリスト


<1st>
1. All of You
2. In Love in Vain
3. Answer Me, My Love
4. When Will the Blues Leaves
5. Broadway Blues
<2nd>
1. You Won't Forget Me
2. Bob-Be
3. Is It Really the Same
4. Yesterdays
5. St. Thomas

1. When I Fall in Love
2. Poinciana


◆神奈川県民ホール1階10列21と22番にて観戦
ウチの伸ちゃんと私は今回は1階10列21と22番とこの上なく良い席で
最高に充実した時間を過ごしました!
そしてキース・ジャレット・トリオの演奏は
<1st>から<2nd>まで全10曲すべて
なんとも沁みわたる調和が織り成す響きに
会場もろとも包まれたようでした。
私はキース・ジャレット・トリオの来日コンサート参加は
これで3度目ですが
今回ほど透き通ったような心地に浸ったのは初めてでした!
演奏が素晴しいのは言うまでもありませんが・・・
今回は特に神奈川県民ホールの客席のファンの方々が醸し出す
好意ある空気がなんともあたたかく心地よく
あの会場のファンの空気に私も参加できたということが
ちょっと誇りのように思えたほどです!

◆演奏された曲はコンサートホールで聞くに相応しい
ライブハウスとは違った響きを大切に
調和する音を放つ
・・・そんな演奏だったように感じました。

3曲目に演奏した
Answer Me, My Love 泣けて泣けて・・・心打たれました。
祈りのような 神々しい響きに包まれたのです。

この♪Answer Me, My Loveは
ナット・キング・コール やジョニ・ミッチェルが歌っているそうですが
元々はドイツの作詞・作曲家が作った曲らしく
♪Answer me, Lord aboveというタイトルで
宗教的な詞がつけられていたそうです。
詳細は:http://en.wikipedia.org/wiki/Answer_Me,_My_Love

◆When Will the Blues Leave?
4曲めに演奏されました。
曲が始まる前にキースがゲーリーのところに歩み寄って
なにやら耳打ちしてWhen Will the Blues Leave?がはじまったのですが・・・
ウチの伸ちゃんによると
「ゲーリーのベース・ソロではじめよう!」とキースが話したのでは・・・と。
確かに 3曲目の♪Answer Me, My Love
会場が少ししっとりした空気に包まれたところ
その心地よさを壊さずに
ゲーリーのベースソロで
新しい音の扉を開けたように 4曲目へ展開したようでした!

この曲はキースのアルバムを探したのですが見つかりませんでしたが
ゲーリーのアルバムにありました!
Paul Bley With Gary Peacock
Paul Bley With Gary Peacock
このアルバムに収録されている曲ですが
オーネット・コールマンの曲なんですね!







◆オーネット・コールマンの曲が2曲演奏されました
<1st>
4. When Will the Blues Leaves
5. Broadway Blues
この2曲はオーネット・コールマンの曲でした。
キース・ジャレット インナービューズ』によると


オーネットはメロディーに対する天賦の才能を持っていると思う。ジャズでは、この才能を持っている人はほとんどいない。ぼくにとって、メロディーは最も重要なもので、それは複数形ではなく、いつも単数形なんだ。リズムもメロディーになり得るし、スペースもメロディーになり得る。そして、オーネットはそういった非常に自然な、メロディーに対する才能を持っているんだ。


◆<2nd> Bob-Be  Is It Really the Same
2曲目と3曲目に演奏されたこの曲は
初めて聴いた曲だったので検索してみると
Keith Jarrettのオリジナル曲でした。

こんなアルバムを見つけました。
Love-In
Love-In: Live at the Fillmore Auditorium /チャールス・ロイド
Jack DeJohnette Drums
Keith Jarrett Piano
Charles Lloyd Flute, Sax (Tenor)
Ron McClure Bass




Bob-Be /Keith Jarrett
Bob-Be /Keith Jarrett
Charlie Haden Bass
Keith Jarrett Percussion, Piano, Sax (Soprano)
Paul Motian Percussion, Drums
Dewey Redman Sax (Tenor), Musette






そして1966 のチャールス・ロイドのグループに参加している時代の
キース・ジャレットとジャックをyoutubeで見つけました!
Charles Lloyd, Keith Jarrett, Cecil McBee & Jack DeJohnette - Molde 1966


http://www.youtube.com/watch?v=kcUJe_MZVd8


キース・ジャレット インナービューズ』によると

ヴィレッジ・ヴァンガードのジャムセッションに3ヶ月も通いつめて
ようやく1度だけ弾かせてもらった時に、
アート・ブレイキーの目に留まり
ブレキーのバンドのピアニストに雇われ
その次に参加したのがチャールス・ロイドのグループで
このyoutubeのキース・ジャレットは20歳そこそこなんですね・・・。

◆アンコール2曲目に演奏した♪Poincianaは この♪Poincianaはアーマッド・ジャマルの十八番ですよね!
キース・ジャレット インナービューズ』によると

白いカヴァーのアーマッド・ジャマルのレコードを見つけたんだ。2枚組のアルバム。あれには、確かにかなりの間、すごく影響を受けた。でもピアノに驚いたというより、ドラムとベースの演奏に影響されたんだ。ヴァーネル・フォーニアとイスラエル・クロスビー。
・・・・・中略・・・・・
3人(ゲイリーとジャック)ともこの白いカヴァーのアルバムを一時期聞き込んでいた、ということがわかって、ワオ、なんて言ってたけど。このドラマーとベーシストのインタープレイはほんとうに信じられないくらいすごいよ。


The Portfolio of Ahmad Jamal
The Portfolio of Ahmad Jamal/Ahmad Jamal Trio
Ahmad Jamal(Piano),
Israel Crosby(Bass),
Vernell Fournier(Drums).




Cross Country Tour
Cross Country Tour: 1958-1961 /Ahmad Jamal Trio
Ahmad Jamal(Piano),
Israel Crosby(Bass),
Vernell Fournier(Drums).




◆あれこれ書きましたが
私のまだ知らない ずっと昔のキース・ジャレットや
キース・ジャレット・スタンダーズ・トリオの活動に踏み切った動機などを
今回コンサートで演奏された曲を思い出しながら
キース・ジャレット インナービューズ』を眺めながら
キース・ジャレットの足跡を改めて知る入口に立たせていただいたような・・・感じがしました!

◆おまけ
神奈川県民ホール 大ホールのアンコール2曲目で演奏された
♪Poinciana
キース・ジャレットのピアノソロから入りました・・・
このyoutubeの♪Poincianaは
1999年のパリで演奏された
Jarrett, Peacock, Dejohnette - Poinciana です。

http://www.youtube.com/watch?v=jqjA6sKYUs0

akemin

miruko1 at 11:18|PermalinkComments(0)ジャズ | ライブ