2009年11月26日
リズムセクション・クリニック in 野々市町

2009年11月21日(土)に石川県の野々市町で開催された
ワークショップ&クリニック
One Night Jazz Club in 野々市町 というジャムセッション
翌日の22日(日)には
15th BIG APPLE in Nonoichi 2009
両日のイヴェントに参加した!
◆すごく面白いワークショップだった!
Peter Washington -bass
Kenny Washington-drum
Benny Green-piano
ウチの伸ちゃんと私はただのリスナーで演奏者ではないけれど
音に関わるヒト達がどんな思いで楽器に向かい
演奏者と向かい
ステージに立つのか・・・・。
講義を聞いてみるとほんとうにびっくりするくらいに
ごくごくあたりまえに思う
どんなシーンに置換えても通用する
大切な事を話していた!
忘れないようにメモ、メモ、メモ!
◆Kenny Washington-drum



繰返し自分の演奏を録音し音を聞く
録音は正直だからね!聞くことで全てが分かるさ!
練習は、出す音はゆっくり 正確に 聞く音は丁寧にくりかえし。
演奏をぶち壊す一番はドラムだと思う!
うるさいドラムだ!
私はたとえばトリオで演奏していても聞く側に
3つの楽器が一つの音のように聞く側に届くような・・・
一つの音として届くような演奏を心がけているんだ。
私のスタイルをトラディショナルとか
ちょっと古いスタイルとか
例えられることは・・・ちょっと好きじゃないな!
今 質問した君・・・トラディショナルなJAZZって
いったいなんだ?
私はジャズを知っていようが知っていまいが
その音楽を聞いたヒトが気持ち良くなる音をつくりたと思っている。
そして私の好きなバップは今でも新しい音だ!
◆Peter Washington -bass



ベースはね
スムーズに指版を抑える左手が重要だ。
だから一番はじめに大切なのはリラックス
そして常に練習、欠かさず練習だね!
練習はおなじ強さの音を保持できるように
僕だって毎日やってるんだよ、ゆっくり、正確に、はっきりと大きな音でね!
技術を学ぶことも大事だけど
演奏者は歌詞も良く理解してほしいな。
僕はボーカルを聞いて多くのことを学んでいるよ!
ジャズに限ってのアドバイスだけどね、ベース弦のテンションはきつくない方を選らんいるよ。
大先輩のベーシスト達のベースもそうだったよ。
ステージでは僕の演奏をどう伝えるか・・・
なんていう僕自身の出す音の感心より、
僕以外の音を聞くことに一番神経を使っているよ!
◆Benny Green-piano



演奏が上手くなりたいのなら
良い先生を捜してください!
それは一枚のCDでもあり演奏を生で聞くことでもあります。
そしてあなたに感じる何かを多く提供したヒトが(演奏者)
あなたの捜している先生です!
ステージでものすごく早い演奏もします。
けれど練習は一音ずつゆっくり、丁寧に、
はっきり、正確に音を出し、
繋げ、続け・・・少しずつ積み上げていくのです。
同じ曲を様々のミュージシャン(ヴォーカル含む)が
演奏するキーで演奏してみてください。
キーが変わると
同じ曲から感じる何かも違って聞こえることを体験してみてください!
◆財団法人野々市町情報文化振興財団で開催された
このワークショップ&クリニック
これだけ充実した内容で
受講料 1人1,000円 (見学は無料)
ウチの伸ちゃんと私は横浜から遠出したけれど
野々市町の関係者の皆様にお礼を伝えた気持ちでいっぱいです!
出来るだけ私の記憶に残っている事をレポで発信させていただきます!
akemin