2011年01月15日
中山英二『Egeneto(エゲネト)』
このヒトのJAZZは
たぶん哲学的エッセーなんだなぁ・・・・と思った。
◆昨晩の
中山英二New Year Special Unit 銀座CYGNUS 2011.1.14.
のライブで聴いた
中山英二氏の間もなく発売されるアルバム
『Egeneto(エゲネト)』に収録されている
♪Eternity in the Moment(その瞬間にある永遠)
♪Stella Maris
英二氏は導き・・・とか 祈り・・とか 言葉を添えていた
たぶんStella Marisは航海で行き先を惑う人の羅針盤にもなる北極星のことだと思う・・・
そして今は亡きローランド・ハナさんへの想いを込めた
♪Reflection これらの中山英二氏のオリジナル曲を聴きながら
数日前に読んだ
『シーシュポスの神話』のラストのページが蘇ってきた。
みずからの責苦を凝視するとき、いっさいの偶像を沈黙させる。突然沈黙に返った宇宙のなかで、ささやかな数知れぬ感嘆の声が、大地から湧きあがる。数知れぬ無意識のひそやかな呼びかけ、ありとあらゆる相貌(そうぼう)からの招き声、これは勝利にかならずつきまとうその裏の部分、勝利の代償だ。影を生まぬ太陽はないし、夜を知らねばならぬ。
・・・・・・・中略・・・・・・・・
しかもこの夜には終わりがないことを知っているこの男、かれはつねに歩みつづける。岩はまたもころがってゆく。
中山英二New Year Special Unitのアルバムもよかった見てください!
銀座CYGNUS 2011.1.14.
中山英二New Year Special Unit
中山英二(bass)
加藤大智(as&ss)
中島 心(fl)
森丘ヒロキ(p)
金井塚秀洋(ds)
miruko1 at 16:09│Comments(0)