Same Tree Different Fruit-ABBA October 14 - Oita: Brick-BlockLEWIS NASH TRIO in Cotton Club 2013.6.12.

2012年11月12日

Japan Tour with Nicki Parrott Oct 23.2012 yokohama FAROUT

ウチの伸ちゃんの大好きなニッキ・パロット(vo&bass) が来日する!
「雨が降っても、嵐になっても、お腹が痛くても・・・・ニッキさんのライブへは行きたい!」はず・・・・。
このライブもずいぶん前にチケット予約を入れて参加を決めていたおかげで、当日も案の定、ウチの伸ちゃんはもう一つ体調は優れなかったけれど、参加しましたよ!横浜ファラウトへ!
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◆ニッキ・パロットの来日ライブは3回目
ニッキ・パロットの初来日から今回3度目の来日で、私たちも3回ライブに参加しました!
Nicki Parrottの初来日ライブ2009.6.26.:TokyoTUC


ニッキ・パロット・カルテット&スコット・ハミルトン2011.11.5.:TokyoTUC

2012年10月23日は3度目の来日ライブで2011年の時と同じメンバーだった。
パネル

Oct 23.2012 yokohama FAROUT
ニッキ・パロットNicki Parrott - Bass (vo)
ジョン・ディ・マルティーノJohn DiMartino - Piano
ティム・オーナーTim Horner - Drums
ヤコブ・フィッシャーJacob Fischer -guitar

初来日の時は、ニッキさんのリーダー・ライブという気負いもあってか、どこかバンバンに肩に力が入っているように感じたのは、私だけだったかな・・・。でもウチの伸ちゃんをはじめ、初来日に集まった多くの男性客は、この一日ですっかりニッキさんに魅了されている様子だった。

そして、翌々年の2度目の来日ライブではスコット・ハミルトンを迎えて、ニッキ・パロット・カルテット。この年のニッキさんのベーシストとボーカリストとしての実力は、かなり上位のレベルだということを私たちも知ることになった。そしてこの時の来日メンバーのドラマーがアルヴィン・アトキンソンに急遽変わって、ティム・オーナーが入り、この度の3度目の来日ライブでは、ティム・オーナーが正式メンバーとなったようだ。

◆ニッキ・パロット・カルテットの魅力はエンターテイメント性
ニッキ・パロットのベーシストの腕前もかなり上位のレベルだけれど、なんといってもボーカリストとしてリスナーを楽しませることに長けていると感心する。ベースを演奏しながら歌う、それも熱唱というスタイルではない、軽くソフトに口ずさむスタイルのボーカルで、リズムの歌いまわしや、表情、そして演奏中にピアノ、ギター、ドラムとコンタクトを交す様子、時にベースを放して、客席に入ってリスナーまでも進行中の曲に参加させてしまう、ニッキ・パロットは、例えていうならば、ギター&ボーカリストのピザレリと同じテイストを感じるエンターテイメント性を感じた!

この度のこのカルテット3度目の来日ライブの初日公演に選んだ横浜ファーラウトを観戦したことで、ニッキ・パロットの魅力を体温も含めて、充分に感じることができた!!

女性が見ても、とても魅力的な女性だった!

◆ちょっと生意気な感想だけど・・・
前2回の来日ライブはTokyoTUCでの観戦で、今回はもう少しキャパシティの小さい横浜ファーラウトで観戦したのだが、小規模のライブハウスならではの体温を感じる距離で客席と一体感を味わう利点は、ニッキさんのエンターテイメント性のお蔭で十分堪能したのだけれど、機材や楽器などの違いによって、サウンドの質がかなり違いが出てくるということを今回はじめて気付いた私だった。

本当に楽器ひとつ演奏できない私が、こんなことを書くのは大変申し訳ないと思うけれど・・・・。演奏者の技術はどこでも最上級なパフォーマンスを提供してくれるものと当り前に思っていた、私自身の無知を知ることになった。ただ誤解を招かないように先に伝えると、横浜ファーラウトでのライブにはとても満足したし、楽しめた!しかし、今回のニッキ・パロット・カルテットで私が一番楽しみにしていたのは、今回のツアーから正式メンバーになったドラマーのティム・オーナーのドラマチックなドラムワークをもう一度、生で体感することだったので、先回来日ライブでテムのドラムに惚れこみ、その時に手に入れたテムのリーダーアルバムPlaces We Feel Freeをずっと愛聴していた私だから、この度の来日、初日で聞いたドラムがどうも精彩がなく弾まないように感じたのだ。そして何よりも、金物類の音色の違いに驚いた・・・わけだ。
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休憩時間にライブ観戦するときよく遭遇するK氏に私の不満を伝えたら、「そんなに気になるほどの違いは感じない」との返事だった。けれど英語が堪能なK氏の通訳で、テムさんに直接「今回のドラムセットはどこまでがテムさんの楽器?」と、厚顔を承知で尋ねたところ・・・・残念なことに全て「NO」とのことだった。テムさんの非常に申し訳なさそうな表情もお伝えしておく・・・・。だけども2ndステージでは、テムさんのパーカッショナブルなドラムさばきや、少しだけだったけれどニッキさんとテムさんの、スキャット(vo)などいろいろな楽しみを提供してくれた!

奏者の技術もさることながら楽器やスピーカーやPA、そして会場の環境によっても音の違いが出てくるんだな・・・・といまさらながら当り前のことを、今回知った私だった。

でも、なんども同じことを書くのだけれど、ファーラウトでのライブが良くなかったのではなくて、確かに機材、環境等の違いはあるけれど、この場所でしか味わえない演奏者のパフォーマンスはあるわけで、私の眺めたこのライブに参加したリスナーの満足した表情は確実にあったとことを伝えたい!
akemin


miruko1 at 16:14│Comments(0)

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Same Tree Different Fruit-ABBA October 14 - Oita: Brick-BlockLEWIS NASH TRIO in Cotton Club 2013.6.12.