2013年09月04日
ENRICO PIERANUNZI TRIO エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ
エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオ
イタリアから、欧州最高峰のジャズ・ピアニストが待望の初登場!
Cotton Club 2013. 9.2.mon [2nd.show]
Enrico Pieranunzi (p), Larry Grenadier (b), Jeff Ballard (ds)
◆Enrico Pieranunzi (エンリコ・ ピエラヌンツィ)さんは、
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のあの情感溢れるsoundtrackでピアノを弾いたピアニストです!!
昨晩のコットンクラブのエンリコ・ピエラヌンツィ・トリオのピアニストのエンリコ ピエラヌンツィも繊細で深い音色のピアノでした。そしてこのトリオはインテリジェンス溢れるサウンドでした。
またベースのラリー・グレナディアさんとドラムの ジェフ・バラードさんの演奏が、私が聞きなれたJAZZとは違ったテイストで、とても好きになりました!大人のハイセンスな、それはそれはオシャレな音でした!そしてこのお二人のOfficial Siteをのぞいて見ると、どんな風にオシャレなセンスか少し伝わると思います!お二人の音楽と通じるセンス溢れるOfficial Siteです!
●ベースのラリー・グレナディア
http://larrygrenadier.com/
●ドラムの ジェフ・バラード
http://www.jeffballard.com/
◆Larry Grenadier (b)ラリー・グレナディアさんは、
見た目のオシャレもかなりこだわる方とお見受けしましたが、機材へのこだわりは並大抵ではないのだなと思いました!
通常ではベースにピックアップ・マイクを設置して演奏するのを観ていますが、
昨晩のコットンクラブでの演奏の時のラリー・グレナディアさんの場合は、ベース f 字孔あたりの表板面にピッタリと水平に固定したマイクを装着していました。マイクを水平に固定するための、マイクスタンドのような機材や、それらの機材をベースに装着するための万力のような、クリップやら、私は楽器のことはまるでわからないのですが、今までのライブ観戦で、初めて観たベースのマイク設置だったので、興味深かったのです。
今日、あのマイクについて調べたら・・・たぶんあれは「真空管マイク」というモノらしいです。
想像ですが、ラリーグレナディアさんは、かなりの機材設置にこだわりのある方なんでしょうね・・・。ピックアップ設置ではなく、真空管マイクにこだわる・・・ということはたぶん、生音(アナログ的)に近い音を体現することにこだわっていらっしゃるのだろうと思いました。昨晩、耳にしたベースの音は、音量的にもほどほどで、客席から耳を傾けて聴き耳をたてて聴きとるような、
クリアーというよりは、ボクボクした音のような、
なんとも人間臭いベースのように感じました。
私はとても好きなベースでした!
◆Jeff Ballard (ds)ジェフ・バラード
ドラムを聴いて、リズムとかグルーブ感とかスリルとか、様々なドラマーから楽しさを体感させてもらっていますが、今回のジェフ・バラードさんのドラミングで一番に体感したことは、音色です!
ドラムのステック、ブラシのさばきによって様々な音色が生まれること。そしてジェフ・バラードさんのスティックやブラシの使い方も、ことに左手の動きを興味深く見せていただきました。
ステックって先の細いネギの頭みたいなところだけを使うのではないんですね!ジェフさんのお陰で、ステックの頭から途中&手元の部分まで何箇所も名前も付いていることを知りましたし、それぞれの部分をつかって、色んな音色を音を生みだすことができるってことを眼と耳で体感しました!
それから、写真を撮ったのに肝心なところが上手く写っていなかったけれど、マレットの先の丸い部分が、まるで綿の花のようなふわふわな感じのマレットを使っていました。あの綿帽子のようなマレットも初めて見ました!そのマレットを使った音は、想像通り、極上のやさしい音色でした!
◆Larry Grenadier (b), Jeff Ballard (ds)参加の動画紹介
このBrad Mehldau & Peter Bernstein のLive動画のリズム隊の二人が今回初めて聴いたベースのラリーグレナディアとドラムのジェフ・バラードです!
私はブラット・メルドーさんは聞いたことがないのですが、我が家の愛聴版CDにピーター・バーンスタインさんは結構あって、好みのギタリストだし、ぜひぜひ次回このメンバーでの来日ライブがあったら聞きに行きたいの思っています!!
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◆伸ちゃんのライブレポも掲載します!!
ウチの奥さんがPM9:00からのライヴを観るために、
PM6:00から順番待ちしてくれて最前列をゲット!!
最高の良い席でした。
演奏は、やはりイタリアのピアニストということで、
僕の先入観かもしれないが、アメリカの
ピアニストとは、なんとなく違うような気がした。
とても繊細な演奏で聞き手の僕にも、
かなりの集中力が必要であった。
なので、ライヴ後は疲れた。
アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ系の
ライヴを「イェーィ!!」と言いながら、飲んだり食べたり
手拍子したりしながら聴くのは当たり前の光景だとおもうが、
エンリコ・ピエラヌンツィのライヴは、そうは出来そうもない。
かなり緊張感のあるライヴであった。
そして僕はこういうテイストのジャズも大好物である。
ベーシスト、ドラマー共に凄いテクニシャンで仰天した。
(なんたって最前列ですから、息まできこえちゃう)
この二人、
FLYという超テクニカルトリオでも活動しているそうだ。
一晩明けて、昨日の演奏の凄さが、より鮮明になってきた。
昨日は、かなり聴くことに集中していたようで
今日は旅行から帰ってきた翌日の疲れにも似た
心地良い疲労感を感じている。
次の来日はいつかな?
早くも次の来日を楽しみにしている僕であります。
イタリアから、欧州最高峰のジャズ・ピアニストが待望の初登場!
Cotton Club 2013. 9.2.mon [2nd.show]
Enrico Pieranunzi (p), Larry Grenadier (b), Jeff Ballard (ds)
◆Enrico Pieranunzi (エンリコ・ ピエラヌンツィ)さんは、
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のあの情感溢れるsoundtrackでピアノを弾いたピアニストです!!
昨晩のコットンクラブのエンリコ・ピエラヌンツィ・トリオのピアニストのエンリコ ピエラヌンツィも繊細で深い音色のピアノでした。そしてこのトリオはインテリジェンス溢れるサウンドでした。
またベースのラリー・グレナディアさんとドラムの ジェフ・バラードさんの演奏が、私が聞きなれたJAZZとは違ったテイストで、とても好きになりました!大人のハイセンスな、それはそれはオシャレな音でした!そしてこのお二人のOfficial Siteをのぞいて見ると、どんな風にオシャレなセンスか少し伝わると思います!お二人の音楽と通じるセンス溢れるOfficial Siteです!
●ベースのラリー・グレナディア
http://larrygrenadier.com/
●ドラムの ジェフ・バラード
http://www.jeffballard.com/
◆Larry Grenadier (b)ラリー・グレナディアさんは、
見た目のオシャレもかなりこだわる方とお見受けしましたが、機材へのこだわりは並大抵ではないのだなと思いました!
通常ではベースにピックアップ・マイクを設置して演奏するのを観ていますが、
昨晩のコットンクラブでの演奏の時のラリー・グレナディアさんの場合は、ベース f 字孔あたりの表板面にピッタリと水平に固定したマイクを装着していました。マイクを水平に固定するための、マイクスタンドのような機材や、それらの機材をベースに装着するための万力のような、クリップやら、私は楽器のことはまるでわからないのですが、今までのライブ観戦で、初めて観たベースのマイク設置だったので、興味深かったのです。
今日、あのマイクについて調べたら・・・たぶんあれは「真空管マイク」というモノらしいです。
想像ですが、ラリーグレナディアさんは、かなりの機材設置にこだわりのある方なんでしょうね・・・。ピックアップ設置ではなく、真空管マイクにこだわる・・・ということはたぶん、生音(アナログ的)に近い音を体現することにこだわっていらっしゃるのだろうと思いました。昨晩、耳にしたベースの音は、音量的にもほどほどで、客席から耳を傾けて聴き耳をたてて聴きとるような、
クリアーというよりは、ボクボクした音のような、
なんとも人間臭いベースのように感じました。
私はとても好きなベースでした!
◆Jeff Ballard (ds)ジェフ・バラード
ドラムを聴いて、リズムとかグルーブ感とかスリルとか、様々なドラマーから楽しさを体感させてもらっていますが、今回のジェフ・バラードさんのドラミングで一番に体感したことは、音色です!
ドラムのステック、ブラシのさばきによって様々な音色が生まれること。そしてジェフ・バラードさんのスティックやブラシの使い方も、ことに左手の動きを興味深く見せていただきました。
ステックって先の細いネギの頭みたいなところだけを使うのではないんですね!ジェフさんのお陰で、ステックの頭から途中&手元の部分まで何箇所も名前も付いていることを知りましたし、それぞれの部分をつかって、色んな音色を音を生みだすことができるってことを眼と耳で体感しました!
それから、写真を撮ったのに肝心なところが上手く写っていなかったけれど、マレットの先の丸い部分が、まるで綿の花のようなふわふわな感じのマレットを使っていました。あの綿帽子のようなマレットも初めて見ました!そのマレットを使った音は、想像通り、極上のやさしい音色でした!
◆Larry Grenadier (b), Jeff Ballard (ds)参加の動画紹介
このBrad Mehldau & Peter Bernstein のLive動画のリズム隊の二人が今回初めて聴いたベースのラリーグレナディアとドラムのジェフ・バラードです!
私はブラット・メルドーさんは聞いたことがないのですが、我が家の愛聴版CDにピーター・バーンスタインさんは結構あって、好みのギタリストだし、ぜひぜひ次回このメンバーでの来日ライブがあったら聞きに行きたいの思っています!!
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◆伸ちゃんのライブレポも掲載します!!
ウチの奥さんがPM9:00からのライヴを観るために、
PM6:00から順番待ちしてくれて最前列をゲット!!
最高の良い席でした。
演奏は、やはりイタリアのピアニストということで、
僕の先入観かもしれないが、アメリカの
ピアニストとは、なんとなく違うような気がした。
とても繊細な演奏で聞き手の僕にも、
かなりの集中力が必要であった。
なので、ライヴ後は疲れた。
アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ系の
ライヴを「イェーィ!!」と言いながら、飲んだり食べたり
手拍子したりしながら聴くのは当たり前の光景だとおもうが、
エンリコ・ピエラヌンツィのライヴは、そうは出来そうもない。
かなり緊張感のあるライヴであった。
そして僕はこういうテイストのジャズも大好物である。
ベーシスト、ドラマー共に凄いテクニシャンで仰天した。
(なんたって最前列ですから、息まできこえちゃう)
この二人、
FLYという超テクニカルトリオでも活動しているそうだ。
一晩明けて、昨日の演奏の凄さが、より鮮明になってきた。
昨日は、かなり聴くことに集中していたようで
今日は旅行から帰ってきた翌日の疲れにも似た
心地良い疲労感を感じている。
次の来日はいつかな?
早くも次の来日を楽しみにしている僕であります。