Bill Evans
2006年07月01日
Undercurrent/Bill Evans & Jim Hall

画像:Undercurrent/Bill Evans & Jim Hall
このアルバム ”Undercurrent”は
インタープレイという言葉を世に知らしめた名演である。
また 東芝EMIの調査によれば
年平均5000枚平均で 今もなお売れ続けているそうだ。
SWING JOURNAL 6月号の表紙と特集ページに
未発表のレコーディング風景写真が
掲載されているのを眺めながら
今日は 朝から繰り返し
Undercurrent
Bill Evans & Jim Hall を聴いている。

JAZZにはあまり馴染みではないヒトも
このアルバムのカバージャケットを一目みると
通常見えていない 水面下のショットから
いろいろな何かを想像してしまうことだろう。

このアルバムのタイトルは
”undercurrent(アンダーカレント)”
「下層の水流、底流」という意味があるが
このアルバム録音をするために
エバンスとジム・ホールが
お互いの少し先に産み出す音のために
楽譜を見ながら最良のアイディアを探っている
この写真を眺めながら
聴こえない会話を想像するのも
なかなか深い楽しみがある。

それにしても
このアルバムはサウンドといい
カバージャケットといい
タイトルといい
パーフェクトな完成度のアルバムなのだとしみじみ思う。
★上記画像は3枚は
SWING JOURNAL 6月号の表紙と特集ページよりを転記掲載させていただきました。
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●インタープレイ(interplay)
複数の演奏者が共演の中で、お互いから刺激されながら
高度な即興演奏を展開させていくこと。
内田修ジャズコレクション:JAZZ用語一口コレクションより
miruko1 at 15:39|Permalink│Comments(0)
2005年11月14日
My Favorite Things
映画『サウンドオブミュージック』の中で、
雷を怖がるトラップ家のこども達に
家庭教師のマリアがそんな時には、
お気に入りのものを思い出してみましょう・・・
仔猫のひげ
毛糸のミトン
カリカリの林檎パイ
リボンのかけられた小さな包み
純白のドレスに蒼いサテンの帯を飾った女の子
まつげに落ちた雪
春に溶けていく銀白の世界
・・・・・と歌い始める
My Favorite Things/マイ・フェイバリット・シングス
オスカー・ハマースタイン・2世の作ったこの名詞を知らなくても
リチャード・ロジャースの作ったメロディーを聴いていると
心のどこかが、ポッとほのかに明るくなってくるような
このメロディ
でも、ビル・エヴァンスのThe Solo Sessions, Vol.1 に入っている
My Favorite Thingsは
聞くたびに、
切なく、悲しく、苦しくなってくるのは、何故だろう・・・・。
Bill Evans
ビル・エヴァンスの最上のパートナー
ベーシスト・スコット・ラファロを失ったのが
1961年7月6日
エヴァンスは数ヶ月ピアノを触らなかったと伝えられているが・・・
その後、まだ失意のどん底からは抜け出られないが
ヴァーブへの移籍契約を結び、
ラファロの死後初めてリーバーサイドに契約消化のため、
エバンスがソロでレコーディング録音したのが
The Solo Sessions, Vol.1
1963年1月10日のことだった。続きを読む
雷を怖がるトラップ家のこども達に
家庭教師のマリアがそんな時には、
お気に入りのものを思い出してみましょう・・・
仔猫のひげ
毛糸のミトン
カリカリの林檎パイ
リボンのかけられた小さな包み
純白のドレスに蒼いサテンの帯を飾った女の子
まつげに落ちた雪
春に溶けていく銀白の世界
・・・・・と歌い始める
My Favorite Things/マイ・フェイバリット・シングス
オスカー・ハマースタイン・2世の作ったこの名詞を知らなくても
リチャード・ロジャースの作ったメロディーを聴いていると
心のどこかが、ポッとほのかに明るくなってくるような
このメロディ
でも、ビル・エヴァンスのThe Solo Sessions, Vol.1 に入っている
My Favorite Thingsは
聞くたびに、
切なく、悲しく、苦しくなってくるのは、何故だろう・・・・。
ビル・エヴァンスの最上のパートナー
ベーシスト・スコット・ラファロを失ったのが
1961年7月6日
エヴァンスは数ヶ月ピアノを触らなかったと伝えられているが・・・
その後、まだ失意のどん底からは抜け出られないが
ヴァーブへの移籍契約を結び、
ラファロの死後初めてリーバーサイドに契約消化のため、
エバンスがソロでレコーディング録音したのが
The Solo Sessions, Vol.1
1963年1月10日のことだった。続きを読む
miruko1 at 23:44|Permalink│Comments(6)
2005年10月15日
Nardisでbassを聞き比べる
ナーディスは、
マイルス・デイヴィスが、
ジュリアン・キャノンボール・アダレイのアルバム
「ポートレイト・オブ・キャノンボール」のために書き下ろしたナンバー。
この録音に参加していたビル・エヴァンスが
生涯のレパートリーにしたことでも知られている。
二枚のCDに収録される
Nardisでbassの
Richard Bona( electric bass)とJames Genus (bass)を聞き比べてみる。
Portrait of Bill Evans/Various Artists
Performers:
Bob James ( piano,)
Richard Bona ( electric bass)
Billy Kilson (drums)
Take It from the Top
Performers:
Bob James ( piano,)
James Genus (bass)
Billy Kilson (drums)
続きを読む
マイルス・デイヴィスが、
ジュリアン・キャノンボール・アダレイのアルバム
「ポートレイト・オブ・キャノンボール」のために書き下ろしたナンバー。
この録音に参加していたビル・エヴァンスが
生涯のレパートリーにしたことでも知られている。
二枚のCDに収録される
Nardisでbassの
Richard Bona( electric bass)とJames Genus (bass)を聞き比べてみる。
Performers:
Bob James ( piano,)
Richard Bona ( electric bass)
Billy Kilson (drums)
Performers:
Bob James ( piano,)
James Genus (bass)
Billy Kilson (drums)
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miruko1 at 17:21|Permalink│Comments(11)