Sarah Vaughan

2006年01月15日

Crazy and Mixed Up

サラヴォーンの名盤と名高い
枯葉」(国内向けアルバムタイトル)

ときどき 妙にこのアルバムが聞きたくなって正月だろうが
夏だろうが 「枯葉」を聞いている私。

秋でなく「枯葉」とはいかがなものかと・・
1b0784e5.jpg枯葉 /国内版/サラ・ヴォーン
1.時さえ忘れて
2.ザッツ・オール
3.枯葉
4.ラヴ・ダンス
5.ジ・アイランド
6.シーズンズ
7.イン・ラヴ・イン・ヴェイン
8.ユー・アー・トゥー・ビューティフル

聞くたびに、
サラ・ヴォーンのドラマテックなボーカルに耳を傾けていたり
また、ローランド・ハナのピアノのあたたかい音色にうっとりしたり
当然ながら、ヴァチュオーゾ:ジョー・パスの名人芸のギターフレーズに舌を巻いたり
最近知ったベースマンのアンディ・シンプキンスのベースの音の厚みとパワーに圧巻されたり
ゴキゲンなノリで一曲ごとにストーリーを展開させるハロルド・ジョーンズのリズムにウキウキとノセられたりと・・・・

新しい発見があるアルバムなんだなぁ・・・このCDは!

で、アルバムタイトル「枯葉」のもともとのタイトルが
Crazy and Mixed Up 」ということが最近わかって
このタイトルのほうが俄然イイナと、私は思っている!

Crazy and Mixed Up を私流に解釈するならば

シナジー効果」ってことかなぁ!

つまり「1+1=3」みたいな、お互いが合わさることによって劇的に相乗作用が生まれてスゴイことになってしまう・・・・みたいな!

少し話がそれるのだけれど
NY生まれの調味塩の「クレージー・ソルト」っていうのを
このCDを聞く度に連想してしまうのだが、

岩塩にタイム、ローズマリー、バジル、オレガノ、セージ、ペッパー、ガーリックがブレンドされていて、
この「クレージー・ソルト」をパラリと加えることで、
肉でもサラダでも激ウマになってしまう調味塩。
「クレージー・ソルト」も「シナジー効果」?!
当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)・・・・。

サラヴォーンの名盤と名高い「枯葉」改め「Crazy and Mixed Up 」は、
Sarah Vaughan (vocals)、Roland Hanna (piano)、Joe Pass (guitar)、Andy Simpkins (bass)、Harold Jones (drums)の5人のエッセンスの相乗効果で生まれ出たサウンドが詰まった激ウマのアルバムなんだなぁ!

miruko1 at 11:40|PermalinkComments(6)