ライブレポート

2011年12月19日

衝撃そして感動のジャズサウンド

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東日本大震災復興支援チャリティーイベント
Joe La Babera Quartet
Joe La Babera -drums
Don Thompson -piano
Pat La Barbera saxophone
Tom Warrington -bass
2011.12.17 (Sat)
横浜港北公会堂
主催/大倉山ジャズクラブ
後援/港北区役所、港北区商店街連合会
協力/ファイブスターズレコード


衝撃そして感動のジャズサウンド
これは12月17日に行ったジョー・ラ・バーベラ カルテットのフライヤーの冒頭に印刷されてあったキャッチコピー。12月16日の午後に、翌日の17日のライブ前売りチケットはコンビニでは買えなくなってしまって、会場となる横浜港北公会堂併設の港北区役所3階の売店まで買いに行った帰り道、フライヤーのキャッチコピーを何度も眺めながらウチの伸ちゃんに私はこんなことを言った。

・・・・・
確かに、ジョー・ラ・バーベラさんのカルテットなんだから、
きっと感動はするだろうけど、
「衝撃」って・・・・ちょっとオーバーじゃない?!
演奏予定曲を見ると
コン・アルマ ワルツ・フォー・デビー クリスマスは我が家で シャレード 他 ・・・って書いてあって、
この曲から衝撃って????ちょっと連想できないなぁ!
それに公会堂での演奏は、どことなくよそよそしかったりして
ライブハウスで体感する熱気には少々温度差があったりしてね・・・。
・・・・・
これは、私の発言
・・・・・
じゃぁ〜あなた、主催者に電話でもして
衝撃ってなんですか?!
ちょっとオーバーじゃないですかって言えばいいじゃん!
・・・・・
これが、ウチの伸ちゃんの反応

まぁ・・・私共夫婦の間では、心根が素直でなく腐れ根性の夫婦なので、ライブ前日にこんなことを茶のみ話していたわけです。

さて、翌日17日に横浜港北公会堂に入ると、会場にはたぶんJAZZファンというふうでもないごく普通のお客さんやお子さんも入場されてどなたも静かに開演を待っている様子。開演時間になると主催の大倉山ジャズクラブの方と通訳の方が出てみえて、ジョー・ラ・バーベラ カルテットのメンバー紹介をして、演奏が始まった。アットホームな空気は感じたけど、予想通り、ライブハウスとはちょっと温度差があるかもなぁ・・・。

一曲目が♪Softly, As In A Morning Sunrise
あれれ・・・なんかすごくいい感じ!
何って、公会堂ってこんなに音ヌケがいいの?!
すごくクリアな音なんだよね!

2曲目か3曲目の♪Charade
私は完全に「衝撃そして感動のジャズサウンド」をキャッチコピー通りに体感してしまいました!何がどうして・・・なんて説明できません!すごくいいんです!今だかつて私はシャレードを聞いて感動したことはありませんが、ジョー・ラ・バーベラ カルテットの♪Charadeは衝撃的です!

演奏が次々と展開する度に会場の拍手も熱気が増し、大きくなって、声援もあがるようになって、1部の演奏はあっという間に終了。

休憩時間に一番にウチの伸ちゃんに言いました。
「昨日の腐れの私の発言は撤回します!
♪Charade で完璧に衝撃を受け感動してます!」・・・・と。

2部に入り2曲目に演奏されたのが、♪Walz For Debby
最初の4小節くらいのピアノの聴きなれたあのメロディで泣きそうなってしまった私!ワルツ・フォー・デビーがこんなに美しい曲だったなんて・・・!恐るべしピアニストのドン・トンプソン氏。ジョー・ラ・バーベラ カルテット!

そしてジョー・ラ・バーベラさんのドラマチックなスネヤドラムのソロから始まった
♪The Little Drummer Boy 
クリスマスソングでは定番の誰もがしっている♪小さな少年鼓手 鼓舞するドラムに煽られ、誰もが心の底から感情が湧上り、会場の人たちと(私はクリスチャンでもないのに)今年一年をなんとか過せたことの感謝のような、なんともいえないあたたかい気持ちの一体感を味わいました!


帰り道、ウチの伸ちゃんと今年一番のライブだったね!
横浜港北公会堂のお客さんの拍手、あたたかだったね!
JAZZはライブハウスじゃなきゃなんて固定観念は捨てようね・・・!
いいものはどこでも最高だね!
そんな会話をしつつ家路にむかいました!
akemin

Joe La Babera Quartet

Joe La Babera Quartet

Joe La Babera Quartet

Joe La Babera Quartet



・・・・・・・・・・・・・・・

オイラにもチョット、書かせて・・・・
皆様 どーも  伸ちゃんです。


イヤ〜 衝撃 でした。
ジョー・ラ・バーベラさんて上品なイメージがあったので
衝撃 はチョット表現が違わない?って思っていたのですが
凄かったです。衝撃でした!!!!!
さすが、ビル・エバンス トリオの最後のドラマーであり
ビル・エバンスに「今までで最高のトリオ」と言わせた理由が
ど素人のオイラにも判った気がします。

とにかく素晴らしい!!アップテンポもスローも
アカデミックでドラマチックでエキサイティングで・・
なんて言えば良いんだろう・・・・
きっと、コレが芸術なんだな〜って強く感じました。

♪Walz For Debbyで泣きそうに
なったのはオイラだけではないでしょう・・・
ビル・エバンスがこのステージにいるような
錯覚におちいりました。

ジョー・ラ・バーベラさん以外の三人も
素晴らしい演奏で、本年一番のライブ&コンサートでした。

お客さんを見渡すと「ジャズファン」という感じの人は
殆ど見当たりませんでしたが、みんな食い入るように
演奏を見つめていました。そして、ステージ上の演奏に
取り込まれていました。
そして、拍手も・・・・心から感動したという拍手でした。
普段、ジャズを聴いてない人達にも衝撃と感動を与えたことは
間違いないと思います。

区役所の公会堂で、こんな素晴らしい演奏を聴けて
横浜市民に生まれて良かった〜!!!!
このカルテットを招聘してくれた方、
このコンサートを主催してくれた方に感謝致します。

              伸ちゃんでした。





miruko1 at 10:53|PermalinkComments(0)

2011年11月08日

ニッキ・パロット・カルテット&スコット・ハミルトンTokyo TUC2011.11.5.

自由度の高いパフォーマンスを結集したアンサンブルの妙!

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Nicki Parrot Quartet and Scott Hamilton-Japan Tour
2011年11月4日の武蔵野スイングホールを皮切りに、11月14日前橋マーキュリーホテル最終日へと着々進行している。私たち夫婦は、東京TUC/2ndにてLive観戦をした。ネット上に掲載されていたスコット・ハミルトン&ニッキ・パロット・カルテットのライブレポートを見ても、また私たち自身の観戦後の感想も予想以上に楽しめたことを併せ、評判良いツアーとして回を重ねているようだ!

東京TUC-5日の会場は満席だったが、多くは(たぶん)ニッキ・パロットとスコット・ハミルトンのファンではないか・・と思われる。また、東京TUCへ訪れると、毎回顔をみかけるヘビーなJAZZファンや、たぶん自身も演奏者だろうなぁ・・・と思える方、そして学生、さらには業界関係者など、いろいろな空気感を漂わせる人が大勢客席に詰め掛けていた。

ライブ参加観戦者のいろいろな導引動機があつまったこの会場での演奏終了後の雰囲気は、満足感と高揚感に溢れていた!さらにサイン会とCD販売にも人が溢れていた!今回のこのライブでの私の感想は、一言でいうと
自由度の高いパフォーマンスを結集したアンサンブルの妙! だと感じた。
◆いろいろな組み合わせで楽しめた!

アンサンブルその1
♪You and the night and the music
John DiMartino - Piano&Jacob Fischer -guitar DUO
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Jacob Fischer(ジャンゴの香りがするような・・・ギター!)

http://www.youtube.com/watch?v=4_2Aeou8_N4&feature=related
John Di Martino - Because

http://www.youtube.com/watch?v=rXhrx4BILUI

(おっ!ジョンさんのこのアルバムにドラムのティムさんが参加していた! いいドラムだ!)

ニッキさんの「昨晩は何をしてたの?」とか「どんな夢みてた?」とか・・・なんだかそんなような日常会話的MCから、ごくごく自然にジョン・ディ・マルティーノさんが、何かをつぶやくように、ピアノを弾き始め、ヤコブさんのギターが加わって♪You and the night and the music DUOの演奏へとステージは展開していった。



ピアノという楽器は「一台のオーケストラ」といわれるほど、オーケストラ並みの音域と音量を1台でカバーできるそうだが、ジョンさんのピアノの魅力はpp(ピアニッシモ)のデリケートなタッチと音色、そしてリリカルな歌いまわし。そしてデンマークのギタリスト:ヤコブさんの硬質な音色のガットギターとのDUOの相性は、どこかヨーロピアンな風を感じ。心地良く素敵だった!そして二人の奏者が詩を読上げているように演奏する 歌いまわしや間合いのハーモニーが心憎いアンサンブルだった!

アンサンブルその2
Scott Hamilton の♪SKYLARK
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http://www.youtube.com/watch?v=k1LzU7-qc6A

この動画で聴くスコットさんの♪スカイラークよりも、今のスコットさんの演奏は、さらに円熟みがかかって、この手の芳醇でウォームなテナーは、他の追随を許さない。この晩の2ndステージでは、スコットさんがメインになる演奏は、2曲目に演奏した♪SKYLARK のみだった。しかし、この1曲で王者の風格は、完全に果たした!しかし、このスコットさんの♪スカイラークを聴いた私に「おみごと!」っと唸らせた、もう一人の功績は、ドラマーのティム・オーナーさんだった。スコットさんの演奏で進行する独特な音の時間軸に、背景が立ち上がってくるような、ドラムというかパーカッションのアンサンブルを加えた技が光っていた! 私がこのライブで一番楽しみにしていたのが、ティム・オーナー(drums)なのだが、実はアルヴィン・アトキンソン(drums)の代役で、急遽このツアーに参加したらしい。
Tim Horner - Drums
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http://www.youtube.com/watch?v=2q-MpksOEJc
(好きなアーティストをたぐっていくと、なんだか皆つながっているんだなぁ・・・感がする!ティムさんは、ビル・メイズのアルバムにも参加しているんだな!うん!このドラムもすっごくイイ!)

アンサンブルその3
二人の競演♪EAST OF THE SUN

この曲はスコットさんの十八番だと私も記憶している・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=1RPulo4KMYo

ニッキさんも♪EAST OF THE SUNは演奏メニューに加わっている曲らしい。

http://www.youtube.com/watch?v=YeF7FBOBY88

この2つのEAST OF THE SUN動画が合わさったらどうなるか?!
ライブ後半で演奏した♪EAST OF THE SUNは、ヴォーカル&ベースのニッキさんとテナーのスコットさん2topで、サウンド的にも視覚的にもゆったりと華やかに楽しめたアンサンブルの1曲だった!
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アンサンブルその4
演奏者と客席の一体感がライブの醍醐味!
だから・・・アンサンブルの要素にライブハウスも加えてみた

私たちは今秋、東京TUCに行くのは2度目だし、過去スコットさんのライブやニッキさん初来日も、同じく東京TUCで観戦している。その度ごとに、会場の客席デザインが微妙に変わっている。ライブの演奏形態によっていろいろな角度から楽しめるように、座席位置を工夫していることが感じられる。また、ピアノとドラムは全ての席から良く見える・・・というわけにはいかない固定されたセットポジションがあるだろう・・・。そこを限定でピアノ(ドラム)が特に聞きたい、見たいファンのための特別席・・とか、ライブによって作られている。私たちも多くの場合は最前列近くでかぶりつきで観戦したいが、時には全体のを眺めながら音を楽しみたい・・・ライブもあるわけで、ことにこの度のNicki Parrot Quartet and Scott Hamilton-Japan Tourは、最後尾席で全体を眺めたいと思っていた。すると最後尾バーカウンターの前に、2席だけ背の高いバースツールを用意していただき、希望どおりの観戦が叶った!

いつもいつも我がままな要望に応えていただけるかは判らないけれど、東京TUCのwebsiteには、 “「世界でここにしかないJAZZを提供し続けていく…。そんなClubでありたい。」を信念のもとにスタッフ一同日夜一丸となって努力をいたしております。 より優れたJAZZの提供を目的としております。料理・飲物のオーダーはあまりお気になさらずごゆっくりご鑑賞下さい。”・・・・と書いてある!
小回りの効く、心配りの感じられる、演奏をとことん楽しませてくれるライブハウスだと私は思う!
次回は12月3日satアナット・コーエン(cl) withリニー・ロスネス(pf)Trio 、12月11日sunジョー・ラ・バーベラ(ds)Quaetet in東京TUCあたりにライブ観戦したいと計画しているしだい・・・!

東京TUC:http://www.tokyotuc.com/
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニッキ・パロット・カルテット&スコット・ハミルトンTokyo TUC2011.1.5.
Tokyo TUC2011.1.5.
ニッキ・パロットNicki Parrott - Bass (vo)
ジョン・ディ・マルティーノJohn DiMartino - Piano
ティム・オーナーTim Horner - Drums
ヤコブ・フィッシャーJacob Fischer -guitar
<Special Guest>
スコット・ハミルトンScott Hamilton - Tenor Sax
2011.11.8.akemin記

miruko1 at 11:50|PermalinkComments(0)

2011年09月30日

カート・ローゼンウィンケル・トリオ/ライブレポ2011.9.28.wed

2011.9.28.wed は、カート・ローゼンウィンケル初参戦にてコットンクラブへ行ってきた。
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KURT ROSENWINKEL STANDARDS TRIO
Kurt Rosenwinkel-guiatar
Eric Revis-bass
Justin Faulkner-drums

ということでカート・トリオ2日目2ndステージの観戦参加だったのだが、 初日では飛行機のエンジントラブルでEric Revis and Justin Faulknerが会場入りできなくて初日はKurt Rosenwinkelギターソロでのステージだったそうだ。

入場待ちしている時に、初日も観戦したというカートファンの方に聞いたら、 初日のギターソロはいろいろなギター奏法もふんだんに使ってカートの魅力を楽しんだとのことだった!

さて、私たちが観戦した2日目2ndでは、 登場したKurt Rosenwinkel, Eric Revis and Justin Faulkner の姿を見て、 「わぁ!体格が想像以上に立派!」と思った!

カートのボダーシャツのおなじみの画像から、またyoutube動画で観た感じから私は、カートは細身の小柄な方とばかり思い込んでいたわけで、全体にふんわりとしたやわらかな感じを醸し出すふくよかなカート・ローゼンウィンケルだった!
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また、Eric Revis and Justin Faulknerは、数日前にyoutubeで彼らの演奏や姿を観ていた印象は、「音でかぁ〜&迫力・・・」という感じでしたが、実際に生で演奏を体感し受取る感じは、また違ったものでした。

◆初参戦で観たKurt Rosenwinkel TRIOの印象は
コットンクラブのステージは今回ピアノを舞台上手奥にハケてあったので、広々としたステージだった。下手の床にカートのエフェクター類がおもちゃ箱をひっくり返したように並べてあって、中央のベースとドラムがギターに向き合うような感じに位置をセットしてあった。 
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そしてベースとドラムとギターがそれぞれが約1m50cm位の、1歩前へ出ると隣の楽器に手が届くくらいの親密な距離間隔で、小さい弧を描くような半円にポジションを組んでいた。

このスタンバイの距離感は、私にはコンビに前に車座で屈み何かを話している若者の風景に通じるような、ラフな肩肘はらない雰囲気をかもし出しているように感じた。

そして、今月、直前に聞いたビル・メイズのピアノトリオのピアノとドラムとベースの互いの絡み影響しつつ音を作っていくピアノ・トリオの記憶があるので、今回のカートのギター・トリオは、前者に比べるとギターとドラムとべースは、互いに絡むことよりも、それぞれの素材や持ち味を最大限に出して、三者の独特の個性をそのまま出してコラボすると、どう聴こえるか・・・ということを面白がるトリオだったように感じた!

◆Kurt Rosenwinkel
カートは、ビル・フリーゼルに見出されたと聞くが、なるほどギターの音色は浮遊感のあるうねりと、それをさらに増幅させるような長いフレーズで進行するサウンドに、聞き耳をたてていると、どうも脳がリラックスしてα波が出てくるようで、聴覚は働いているのに、音を聞きながら意識が飛ぶような感じを何回か体感した。
(名誉の為にいうと、居眠りをしたのではなく・・・・瞑想状態に誘導されたといいたいわけです!ホント!!)

◆Eric Revis
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Eric Revisのベースは事前にyoutubeで見た感じでは、太い重たい音で、ゴリゴリ感満載で進行をリードする感じのベーシストと想像していたのだが、私の予想に反して、カート・トリオでのベースでは、クールで硬くリズムをキープするベースのように感じた。そしてサウンドの低音域を確実に支える存在感のある骨太なベースだった。またベースの音色は、弦が響きあう音色を表に出すというよりか、一音入魂という感じで、弾いた弦の一音、一音をしっかり決める・・・という感じで、低音域をガッシリとキープするクールなベーシストだったと思う。私のすごく好きなタイプのベースだった!

音色はぜんぜん違うけれど、演奏する身体の使い方やベースの構え方はJAMES GENUSのようで、音運びの感じはPeter Washingtonを連想するようだと、私には映った!

◆Justin Faulkner
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ベースのEric Revisが見た目がJAMES GENUSを連想させた要因は、ドラムスのJustin Faulknerのファンキーさと、クールなベースの組み合わせが、すぐにBilly Kilson&James Genusのコンビを連想させたためだった!

Justin Faulknerのドラムのファンキーさは、Billy Kilsonとも互角だったけれど、Justin Faulknerのドラムはどこか大らかで、段々動作が大振りなって、ときどき何かを飛ばしたり、外したり・・・(実際にはJustinは、完璧に叩いているのかもしれないが?!確かにyoutubeで見た動画では、勢い余ってスティックを飛ばしていた!)どこか本能のノリで一気に走ってますよ・・・という感じがして、それがどこか大らかでなのだった!
Justin Faulkner solo

http://www.youtube.com/watch?v=3L_WpSEAaao
私は演奏する3人の中で、ビジュアル的にドラムのJustin の表情や所作に釘付けになってしまった!そして何度も思わず笑みがこぼれてしまった!

私の思い込みでそう見えたのかもしれないけれど、時々ベースのEric がドラムの方に目を向けると、噴出して笑いそうになったように白い歯をほころばせた場面を見たわけで・・・!私のかってな想像だけど、Justinが真剣になればなるほど、表情といい、叩く姿といい、すべてのパフォーマンスは大振りでヒートアップして、おもわず笑顔がこぼれちゃうんだなぁ〜と思ったわけです!

◆おまけ どこか似てるなぁ〜とおもったけれど、実際に聞き比べると全然違うよね!

★Bill Frisell & Kurt Rosenwinkel
Bill Frisell - Solos

http://www.youtube.com/watch?v=RUWOkry6kac

Kurt Rosenwinkel Solo

http://www.youtube.com/watch?v=Lb6nIeWV_-Q&feature=related


★Eric Revis-bass & Justin Faulkne-drumsのコンビとBilly Kilson-drums&James Genus-bassこちらは演奏曲のテイストはまるで違うから二つを比べるなんて無謀と思うかもしれないけれど、私には何か二つのbass & drumsコンビのは共通のおもしろさがあるように感じるのですが?!

Branford Marsalis Quartet - Eric Revis-bass & Justin Faulkne-drums3:30頃からドラム&ベースが映ります・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=Td0hIVOVXOI&feature=related

Bob James Tro - Billy Kilson-drums&James Genus-bass

http://www.youtube.com/watch?v=tf_sS8kaf5Y


akemin記



miruko1 at 14:58|PermalinkComments(0)

2010年02月24日

クランツ・カーロック・ルフェーヴル:ライブ・レポ

2010年02月21日(sun)モーションブルー横浜1st&2nd観戦
今回のLiveはウェイン・クランツ(g,vo) の
スタジオ作としては15年ぶりとなる
KRANTZ, CARLOCK, LEFEBVREアルバムからが主な演奏曲だった
KRANTZ, CARLOCK, LEFEBVRE

Wayne Krantz(g,vo)Keith Carlock(ds), Tim Lefebvre(b)
Live観戦前にアルバムを購入し
耳に馴染む程度には聞きあたためて観戦だったので
未知なる物への遭遇であっても集中して疲れ果てることなく
いろいろ興味のまま観戦することもできた!

Wayne Krantz



◆最小編成にして最大の相互触発効果を生むトリオ
強く感じたことは
このトリオの三人の相互関係が絶妙ということだった!
演奏開始するとたぶん誰もが一番に圧倒され釘付けされるのは
正面に位置するドラマーのキース・カーロックの迫力だろう・・・
しかしよくよく観察してみると
キース・カーロックのドラムはただの迫力とパワーではなく
実に計算された精密さと ステックを持つ指先、
バスドラ等を踏む足元ペダルのつま先まで行き届いた神経と軽さで
迫力満点であっても濁りなく見事にクリアーな音だった
さらに同じリズムパターンを長く繰り返し刻み続け
聞く側がそのリズムを体感するうちに陶酔感に引き込まれるような
(バリ島のケチャみたいな陶酔感)
未知の空間に誘ってくれるような触発力のあるドラムだった。

Wayne Krantz


◆ツアー・リーダーのウェイン・クランツは 演奏中は目を閉じ 
口元はギターのリズムと同じようにもごもご動いて
(口の中では無音でギターフレーズをスキャットしているように見えた)
そしてどちらかといえばリズムセクションとコンタクトするよりは
内側の自分自身とコンタクトをとりながら
進む音の展開を探しながら感触をクリエイトしているようにも見えた。
しかしウェイン・クランツの発想を
遠くへ飛ばすのも戻り時を示唆するのも
キース・カーロックのドラムとの絶妙な相乗関係がポイントかなぁ・・と思う。

◆最前席から観たベースのティム・ルフェーブルは長身すぎて
首を後ろに傾けなければならないほどだった
長身の人独特のゆったりとした見た目の感じとは違って
4弦ベースの指さばき、
エフクター類の操作を巧みに素早くする足元
長身の高い位置から冷静にギターとドラムの進行を目視しつつ
今 この瞬間に一番効果的な音は何かを掴み
効果音やリズムでギターに絡み
音世界の奥行きと遊び心を加えていたように見えた。

◆ストラトのハーフトーン 先におことわりしますが
私はほとんど全く楽器の種類や構造、
技法はまるで分かりませんし
ほとんど興味がありませんでした。
しかし、今回ウェイン・クランツのギターの音色を聞いていて
「このギターのちょっと甘いような透明感のある音色が好きなんだ」と開眼!
で・・・はじめてストラトのハーフトーンという単語を知ったわけです。
ちなみにスコット・ヘンダーソン(2009年11月観戦)
ストラトのハーフトーンだったのですね・・・!


◆ラウドで体感しなきゃぁ! クランツ・カーロック・ルフェーヴルLive/1stは
一人だったのでモーションブルーでは割合音のバランスが均等に聞える
一番後ろの席で観戦しました。
定番で聞く私の好みのJAZZライブ観戦では
この最後部席はお勧めですが
クランツ・カーロック・ルフェーヴルLiveでは
最後部席では物足りませんでした・・・!
2ndでは最前列のスピーカーが迫るという席で
爆音の中に身をおいて観戦!
全然違います!
クランツ・カーロック・ルフェーヴルLiveはラウドで体感しなきゃぁ!
もぉ!!
最高に盛り上がりました!!

Wayne Krantz


◆ハプニング!!
ウェイン・クランツさんと親しげに写真におさまっているようですが

実は1st終了後 CDにサインお願いした時
私の持参した金色のマーカーが何故か
ウェイン・クランツさんの手の中で壊れて
金色のマーカー液が無残にもドバーッとコボレてしまい
ウェインさんの手も金色 CDジャケットも金色
もぉ・・・大変!
ごめんなさい・・ってウェインさんの手をハンカチで拭いたり
ウェインさんは私のアルバムジャケットをティッシュで拭いたり
で・・・私の背中を撫でてくださりながら
気にしないでねってウェインさんが声を掛けてくれて!
だから2nd終了後の写真撮影は仲良しな感じに写ったのです!!
akemin


miruko1 at 18:52|PermalinkComments(2)

2009年07月05日

ニッキ・パロット(vo&bass)

Nicki Parrottさん
シンガー・ベーシスト♥ニッキ・パロット
ニッキ・パロット(vo&b) 本邦デビュー公演 
TokyoTUC・・・2009.6.26.
ニッキ・パロット(vo&bass)
ジョン・ディ・マルティーノ(pf)
ディオン・パーソン(ds)
グレイ・ケラー(sax)

Nicki ParrottNicki Parrott









左:ムーン・リバー(紙ジャケット仕様) 
レーベル: ヴィーナス・レコード
右:フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
レーベル: ヴィーナス・レコード








ウチの伸ちゃんのライブレポ
Nicki Parrott Quartet






















ニッキ・パロットさんのライブ行ってきました
想像と違って、気持ち良いくらい、男っぽいベースでした。
そして明るくて、ヒョウキンな女性でした。
日なたの匂いのするガキ大将みたいな人でした

歌、うまぁ〜い 

お色気を前面に出す人なのかなと思っていたのですが
本物のニッキ・パロットさんは、
元気でヒョウキンで
ベースは、まさしく「一音入魂」ていう感じでした。
歌は凄っく、うまかったです。


ニッキ・パロットさん、登場したときは
「なんてベッピンさんなんやろ!!」と、思いましたが
演奏が始まると兄貴分か親分のようでした。

Nicki Parrott QuartetNicki Parrott QuartetNicki Parrott Quartet











Nicki Parrott Quartet






















Nicki Parrott Quartet



















miruko1 at 11:02|PermalinkComments(0)

2009年06月22日

ロイ・ハーグローヴ=超人的な気合いだぁ!

Roy Hargrove Quintet






























昨晩(2009.6.20.)
一足お先に横浜地区では
Roy Hargrove Quintet2009ライブ観戦しちゃいました!!

◆なかなか同じライブの現場に遭遇していないと
一人で熱く語っても 唇寒しですね!
ですが・・・・
Roy Hargrove Quintet は
ライブチャージは少々高いですが
これは断然お勧めですね!!
熱く、クールで、タフでいながら
洗練されていて、うるうる感あり、
だけど段々踊りたくなってくる・・・・ステージが
ノン・ストップで爆走します!!
客席でじっとなんかしていられない!!

ほんとうに凄いです!!

Roy Hargrove Quintet
live in New Morning "I'm Not So Sure" 2009


http://www.youtube.com/watch?v=vOrF9AA8O5o&hl=ja
Roy Hargrove- trumpet,
Justin Robinson alto sax,
Montez Coleman- Drums,
Joel Holmes -Piano,
Ameen Saleem- Bass

Earfood - The new album by Roy Hargrove Quintet

http://www.youtube.com/watch?v=8KNbrQTvUSk&feature=related
注)今回来日メンバーは上記動画のメンバーではピアニストとベースが変わっています!
Joel Holmes -Piano→Sullivan Fortner -Piano今回来日メンバー
Ameen Saleem- Bass 今回来日メンバー



◆唐突ですが・・・
何故か昨晩のライブはド頭から
北方謙三『水滸伝』がイメージに被ってしまいました!
瞬時に状況がみるみる変化する
息つく間のないステージングは
まるで『水滸伝』の戦闘シーンのように白熱していた!!


Roy Hargrove Quintet




















★ロイ・ハーグローヴの超人的な気合いを間近で見て
このヒトは槍の名手の林冲(りんちゅう)だ・・・と思い。

動と静とも陰と陽ともたとえることができそうな
武松と李逵は北方謙三『水滸伝』では絶妙のコンビで活躍するが・・・・・

Roy Hargrove Quintet

昨晩の楽しさが爆発の連続
とうとうラストまでハイテンションで叩きまくった
ドラマー・モンテス・コールマンさんと



Roy Hargrove Quintet

太く重く粘りあるリズムを指とベース弦4本で刻み
リズムをキープししつづける
まるで行者のような
ベースマン・アミーン・サリームさんのコンビは
水滸伝の武松と李逵のようだった!



★ロイ・ハーグローヴQuintetのサックスを担当する
ジャスティン・ロビンソンさんも
この度のツアーで急遽招集された
ピアノのサリヴァン・フォートナーさんも
それぞれの楽器で気合を飛ばしていた!!
だがしかし・・・・
眼差しを時々観察していると
音の進行を見逃さないアンテナを張り巡らすような
冷静で厳しい眼差しを光らせていた!
恐るべしプロのステージ魂!!

Roy Hargrove Quintet









◆モンテス・コールマン(ドラムス)
Roy Hargrove Set - Montez Coleman solo

http://www.youtube.com/watch?v=-S7su4-K39o


◆サリヴァン・フォートナー(ピアノ)
Just One Of Those Things - Piano Solo

http://www.youtube.com/watch?v=zDyIzmt6Eic
:::::::::::



北方謙三『水滸伝』

★林冲(りんちゅう) 槍の名手。
槍一本を担いで全国放浪、無類に強く、切ないほどの弱さも併せ持つ。猛々しい気力で奮い立つ男。

★李逵(りき) 笑いながら両手の斧を振り回し斬り込む二丁板斧の使い手。 動物的本能ともいうべき運動能力と、童心のまま維持し続ける純真な魂をもつ陽気な男。

★武松(ぶしょう) 拳法の達人。
行者と呼ばれる静かなる男。虎を素手打ち仕留めた。あらゆる武芸の達人とも武松は丸腰の素手て闘う。間合いの達人。


akemin記


◆追記レポ ウチの伸ちゃん記
ウチ夫婦はいつもの事ながら
予備知識無しで参戦いたしました。

ロイさんの気合と人間性豊かなフレーズに圧倒されました。

殆ど満席でドラムの後ろしか席が空いてなかったのですが
「残り物には福がある」で、最高の席でした。

他のメンバーがソロをとっているとき
ロイ・ハーグローブさん とジャスティン・ロビンソンさんが
ウチ夫婦の座ってるテーブルに来て
「ココ・スワッテモイイデスカ?」みたいな感じで
何回も挨拶してくれました。

そして
ロイ・ハーグローブさん とジャスティン・ロビンソンさんが
「ベースソロが終わったら、こんな感じでテーマに戻ろうぜ」的な
打合せを、オイラの目の前でしていて、
「これぞライブだな」って感じさせてくれました。

予備知識は無くても、大満足のライブでありました!



miruko1 at 12:41|PermalinkComments(0)

井上陽介(B)★N.Y. Standards Quartet Japan Tour2009

井上陽介(B)N.Y. Standards Quartet





























いいライブだったなぁ!
ウチの伸ちゃんと私は1stの途中から入場
丁度 この曲I Love Youから聞き始めた!
この動画すごいね!
モーションブルーのリハ動画なのね!


http://www.youtube.com/watch?v=yBEAT0N7Xg8&translated=1

まるで17日のモーションブルーにタイムスリップしたみたい!

ティム・アマコスト(sax) さんも
デビッド・バークマン(p)さんも
ジーン・ジャクソン(ds) さんも
日本語が上手でびっくりでした!

◆このメンバーのライブで感じたのは
もの凄く平明に演奏しているふうに一見みえるのだけど
じつはとんでもなく高度でシャレたアレンジや演奏をしてるみたいなんですよね・・・きっと。

リスナーの私自身がもう何ランクも上の音を聞く耳があったなら
このメンバーの音作りの面白さをもっと感じられたのにな・・・と
自分自身に残念に思う。

★たとえばこの動画は面白い この演奏はモーションブルーではやっていなかったけれど・・・
HighDarkパロってるのよね・・・・!
How Dark the Moon
http://www.youtube.com/watch?v=-rmWpBVbKW0&feature=channel_page




◆井上陽介(b)さん
井上陽介(B)N.Y. Standards Quartet







ベース好きな私のイメージになかった
新しい発想をくわえてくれたベースマンだった!
どんなことかというと
あくまで私個人の好みや概念でいうところの
私の耳で認知するベースには
ブンブン系とか ボンボン系とか ゴリゴリ系とか
ズーズー系とか ボヨーン系とかあるのだけれど
この度の井上陽介(b)さんは
ウネウネ系という新ジャンルなのね・・・。
そして確実なベースワークと共に今まで私の記憶に無い
新しいベースマンの魅力を発揮されていた!
表情とベースを演奏する時の所作というか
演奏中に声は出されてはいないけれど
表情や身体の所作が豊かで独特で
実に自在に変化する全身から発する表情が
どこかパントマイム役者とかボードビリアンが醸し出す
朗らかな雰囲気を放つような・・・
初めて遭遇したベーシストだった・・・と思った!

◆2ndの中盤でピアノとベースの掛け合いがあって
会場を沸かせるコミカルなバトルだった!

ピザレリとレイ・ケネディのやっている
ゴキゲンなソロ・バトルを連想させるようなシーンだった!
さらに
ベースソロが熱くなると
指板を押さえる左手と弦を弾く右手を
瞬時に役割を入替えてチェンジしながら弾いたり
ギター弦を掻き鳴らすように???
猫がじゃれているような手業というか????
笑っちゃうような手業の面白いハイスピードな奏法でベースを弾いたり
・・・エンターテイメントな技で愉しませてくれた!!

◆Gene Jackson(ds) さんは凄い!
井上陽介(B)N.Y. Standards Quartet








『ハービー・ハンコックグループで9年もドラムを努めた
ドラマーとして有名』なのだそうですが・・・・!
どこかロイ・ヘインズを連想するような
スケールの大きい凄いドラマー・・・と
ウチの伸ちゃん&私はすっかり魅せられてしまった!

◆ティム・アマコスト(sax) さんがオリジナル曲
♪Summer NightのMCで

井上陽介(B)N.Y. Standards Quartet








「日本の蝉の鳴き声は独特のリズムがあって面白い」
話されていたので
ライブ終了後にアメリカの蝉はどんなふに鳴くのか聞いてみると、
そもそもアメリカでは
蝉に聞き耳をたてるなどという意識すらなかったが、
日本に来て生まれて初めて蝉の鳴き声に耳を傾けたと話していた。
興味深い話しだった!!


◆ビッド・バークマン(p)さんとホットな情報???
井上陽介(B)N.Y. Standards Quartet井上陽介(B)N.Y. Standards Quartet







←この方が会場にいて

ライブ終了後デビッド・バークマン(p)さんと
とても親密な雰囲気でお話しされていた。
不確定なネット情報だから・・・信憑性は保証できないけれど
中島 唱子さんとビッド・バークマン(p)さんはご夫婦らしい????
★中島 唱子(なかじま しょうこ)
1995年12月から1997年2月まで「文化庁派遣芸術家在外研修員」としてニューヨークに留学。ニューヨークでの生活体験を書いた連載エッセイ「N.Y.留学徒然草」


miruko1 at 12:10|PermalinkComments(0)

中山英二 (bass)中島 心(fl)森丘裕希(p)/ライブ・レポ2009.5.30.

半年ぶりにおなじメンバーで感じあういろんなこと!
中山英二JAZZ 38






















◆昨年の年末に 大好きなベイシスト中山英二さんの音を聞いてもらいたいと
私の友人4人の女性をさそって
東京葛飾亀有の「JAZZ 38」
中山英二 (bass)中島 心(fl)森丘裕希(p)に出掛けたのは
2008年12月27日
友人4人はJAZZライブは生まれて初めてとのこと
私は彼女達が心地よく過ごしていくれれば・・・と
ステージが始まるほんの数分は・・・
 音楽の神様に祈ったりもしたけれど
ステージからベース、ピアノ、フルートの音とリズムが踊りはじめたら
もう人の心配なんて吹っ飛んで
一人盛り上がってしまった・・・私だった。

その日のライブの友人4人のJAZZへの受けがどうだったかは
今だ確かめてはいないけれど
一昨日の2009年5月30日の
同じ場所同じメンバーのライブに再び同じ仲間で聞きにいって
その時写した写真のそれぞれの表情を見れば
一目瞭然 わかるでしょう・・・・。


中山英二JAZZ 38中山英二JAZZ 38







中山英二JAZZ 38中山英二JAZZ 38







2009年5月30日「JAZZ 38」にて

中山英二JAZZ 38







2008年12月27日「JAZZ 38」にて


◆リスナーも成長するけれど演奏者も変化していた!
「JAZZ 38」中山英二 (bass)中島 心(fl)森丘裕希(p)
この晩のライブは
お馴染みの中山英二さんのオリジナルや
♪ケンジス・キー・サビーなどのスタンダード・ナンバーの演奏と
メインだったのは
フルーティストの中島 心さんの
リーダー・アルバム(12月頃 発売予定)のために作った
本邦初公開の曲・・仮名 
   流れ星Falling Star
さらに ライブの前日にできた、生まれたばかりの新生児(曲)
   ときめき
1st と 2nd でそれぞれお披露目をした!

中山英二さんはご自身が作曲者だから
本邦初公開の曲をどう料理しようが
その場で新しい音を付け加えようが
作曲者なんだからOKでしょうけれど
演奏前に相変わらずのトーク(辛口)で
心さんと森丘さんにプレッシャーを掛ける・・・
 そのトークの傍らで森丘さんは楽譜を手にとって見直しをしていた
 心さんは予想に反してなぜかゆったりと佇んでいた
 英二さんのトークはまだ続いて
 「初めて演奏するから・・さてどうなるかぁ??」
 そのトークを聞きながら会場のリスナーは新曲を聞きたい興味と
 競演の二人に何かアクシデントがあったらどうしよう・・・なんて
 演奏者でもないのにこちらまでプレッシャーが波及して
 緊張が高まるし
 どこか怖いもの見たさと無事を祈る
 アンビバレンツに引き合う妙な興味が高まった。



◆どちらの曲も想像以上に冴えた演奏だった!
そしてこの新曲2曲を吹く中島 心さんの魅力を感じた!
昨年には感じられなかった
どこか荒々しく尖がったフルートのリズムや音が心さんの魅力だった!
そうか・・・あの英二さんのプレッシャー・トークに対しても
泰然としていたのは何か大きな変化があったんだろうな・・と
想像する!


中山英二JAZZ 38






2009.5.30/アマカメさん撮影

◆もう一人の競演者ピアノの森丘裕希さんは・・・・
私はどちらかというと不器用な耳のリスナーで
全体を満遍なく聞く見るということがとても苦手で
昨年のライブでは目当ての中山英二さんの音とベースしか見ていない
・・・そんなリスナーなのだが (先に自己申告)
しかし今回のライブでは
たしか1st 2曲目の♪ケンジス・キー・サビー
この演奏からなぜかラストまでほとんどピアノに興味が向いて
私は大半をピアノを中心に全体を聞くという流れだった。
どんなピアノだったかは美味くつたえられないけれど
コノ晩の森丘裕希さんのピアノは場面によっては
「語りかけてくる」ピアノで
何語で何を語っているのかはわからないけれど
何か・・・コチラの受信機にいろんな言葉を送ってくるようだった!
とても興味深いピアニストだと感じた!
中山英二JAZZ 38







2009.5.30/アマカメさん撮影

◆中山英二さんの魅力
まるごと全部ステキです・・・口の悪さも許しましょう。
中山英二さんの作る「曲」を聞いたら
そんな気持ちになってしまいますね!
ベースの響きも強くて瑞々しくて深いです・・・。
でも
今回改めて感じましたが
競演される方々はどう感じられているかはさておき
相手を本気にさせるベイシストなんだなぁ・・・と
相手とはリスナーも含む・・・ですよ!

中山英二JAZZ 38














2009.5.30/アマカメさん撮影

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2009年03月23日

Yellow Jackets ライブレポート

Yellow JacketsYellow Jackets











Yellow JacketsYellow Jackets











Yellow JacketsYellow Jackets











このツァーはメンバーにとっても
至極楽しいようだ!
マイク・スターンを加え昨年リリースした
アルバム『LIFECYCLE』を携え
2008年7月のスペインからはじまり

2009年3月20.21日 
モーションブルー横浜より
Japan ツアーに入った!
20,21 march Yokohama Japan Motion Blue
22 march Nagoya Japan Blue Note
23-25 march Tokyo Japan Cotton Club

◆インタビュー
イタリアのジャズフェスのインタビューのようですが
8133 Yellow Jackets & Mike Stern

http://www.youtube.com/watch?v=UABReGFgseo&NR=1
昨年8月の動画でも絶好調に楽しんでいるようすが伝わります!
この動画より約半年後・・・の
昨晩のモーションブルー横浜でも
ステージの上の5人から
楽しさ」が溢れていました!!
メンバーのテンションは
昨年のツアーからずっと
新鮮さにおいてもで楽しさにおいても
キープし続けているようでした!
●インタビュー Bob Mintzer
http://www.youtube.com/watch?v=H0hFayjTIpo&NR=1
●インタビュー Jimmy Haslip
http://www.youtube.com/watch?v=KaQz4Vlwoq0&NR=1
●インタビューRussel Ferrante
http://www.youtube.com/watch?v=864FnOtZrho
●インタビューMike Stern
http://www.youtube.com/watch?v=vcyA4K_WOSc&feature=related
●インタビューMarcus Baylor
http://www.youtube.com/watch?v=Cpw0p5ZbOPU&NR=1

◆やはりプロは凄い!
Yellow Jackets & Mike Sternのサウンドは
もちろんスキッとしたキレある音と
躍動感溢れるリズムに開口一番から魅了されましたが
今回の彼らのライブに参加して
一番ステキだと感じたことは
ツアーメンバー同士が長丁場でありながらも
新鮮さをキープしつづけられるというコト!
まさにプロの凄さでした!

プロって技術の研鑽だけでなく
人間関係も含むエネルギーや包容力の保持も
一般の人々以上に必要な要素なのかもしれません・・・ね!

◆このライブで一番興味深く観ていたのは
演奏していな時のプレヤーの姿でした。

例えばボブ・ミンツァーのサックスと
フィーチャリングゲストのマイク・スターンのギターと
メインが交代で演奏するシーンが度々ありましたが
どちらかが音を出していない時にも
テンションをキープし続ける姿がありました!
ギターを演奏してない時のマイク・スターンは
会場の客席後方に移動しながら
たぶんサウンドチェックを兼ねて
進行している演奏に聞き耳をたてながら
自身もリズムを(8分音符)刻み続けているような感じが
彼の身体から伝わってきました!
サックスを吹いていないボブ・ミンツァーは
ステージ後方に下がりじっと佇み静観しつつも
メロディーを歌い続けているように見えました・・・。

♪Dreams go
yellow jackets feat. Mike Stern - Live- Dreams go- Caserta

http://www.youtube.com/watch?v=6UMppudognU
また
モーションブルーでも演奏した
ラストひとつ前だったか・・・
マイク・スターンの曲 Dreams go
ギターソロから始るこの曲ですが
ソロ演奏の時のギター以外の奏者が
音を聞いている姿が印象的でした・・・
皆一様にシルエット化して静止しながら
曲の中に融けているように見えました・・・
ベースのジミー・ハスリップは
あの巨体を微動だにさせずベースを抱えたまま
岩にでもなってしまったように見えました!
そしてこの曲のソロが終わりベースが入る
そのはじめの音の
デリケートな微かな音はみごとでした!

この曲が終わるとすぐ
マイク・スターンは後ろのハスリップに
両手を合わせて拝むようなアクションをして
何かを伝えていました・・・。
想像ですが
「ジミー今のベースの入り
 すごくロマンチックだったよ!
 ありがとう!」
・・・って感じにみえましたね!

◆今回のライブでは
演奏者が自身の音を追求すると共に
競演者の出す音も
とても丁寧に聞いているんだなぁ・・・と
思いました!
そして
演奏者は求められている音を提供しつつ
自身の探求を深めながら
もしかしたらその作業とは逆方向かもしれないけれど
共演者と瞬時に意思疎通を図れるように
演奏中は開いた状態にし続ける
(身体の状態かもしれないし、心の器かも知れない)
タイトとワイドな作業を同時に進行しているんだなぁ・・・と
なんだか漠然としているけれど
そんなふうなコトを想像しながら
ライブの時間を楽しんできました!

◆マイク・スターンがこんなにファンキーなヒトだったとは!!
yellow jackets feat. Mike Stern - Live- Revelation- Caserta

http://www.youtube.com/watch?v=Xk8oe1vR51s&feature=related

ものすごく楽しくて!
いろんな発見があって!
なんだかものすごく得した気分になったライブでした!

◆ボブ・ミンツァーの電化管楽器 は
Yellowjackets feat. Mike Stern @ Garana Jazz Festival 2008

http://www.youtube.com/watch?v=zax5-poxrf0&feature=related
EWIウィンドシンセ・ブレスコントローラというそうです!
EWIウィンドシンセ・ブレスコントローラ




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2008年11月12日

Pat Martino(g), Tony Monaco(org), Scott Robinson(ds)ライブ・レポ

Pat Martino(g)



















機密で均等で整ったパット・マルティーノさんの印象を表すような
自身の直筆サインです!


Pat Martino(g), Tony Monaco(org), Scott Robinson(ds)
2008年11月05日モーションブルー横浜にて
ライブに参加しました!

いつものように気楽にライブレポを書こうと思っていたのに
一週間経過してしまった・・・。

◆時間が経過して改めて印象に焼きついていることは
ライブ観戦で味わう幾つかの印象っていうのがあって
たとえば・・・

エンターテイメント の要素をふんだんに取り入れた豪華なステージに
日常とかけ離れた夢や華々しさに心浮かれる・・・っていうのもあるし!

プレヤーの演奏技術に圧倒され息を呑む・・・っていうのもある!

ビートに乗って明日の活力というか元気をもらう・・・っていうのもあったな!

演奏と共にプレイヤーから醸し出される人間力に包まれ感動・・・っていうのもあり!

それ↑に関連して
そのプレヤーに対して敬意を表し・・・私自身も居住まいを正すっていうのもあった!




しかし何れもライブに参加できたことは
その時間の中で感じた
一生に一回きりのレアな瞬間に居合わせた事実と
予期せぬ味わいを体験するシアワセと感じるのだ!


Pat Martino(g)



















◆今回の
パット・マルティーノさんに関して
ライブで味わった感想は
そのプレヤーに対して敬意を表し・・・私自身も居住まいを正す
・・・これに近く
音を越えて、パット・マルティーノさんから発する
大きな光に包まれたような感じを今思い出している!
そしてその印象は一言で表すならは
全てが美しかった
目には見えない光だけれど
それは圧倒的に崇高な
けれど隅々まで行き渡るやわらかい光で
・・・・そうだなぁ
想像でたとえるならば
ダライ・ラマ氏に遇ったなら
たぶんこんな感じをうけるのではないかなぁ・・・と
そんなふうにおもう!

そして
ライブ観戦後 パット・マルティーノさんから受けた
光の影響かどうか・・・はさて置き
私の日常の過ごし方に
ヒタヒタと影響を投げかけているのだ!
それは
きっちり」とか「均等」とか 
規則正しく」とか「精密」とか
コツコツ」とか「継続
折り目正しく」とか「緊張感」・・・など
なんだかここ数年どうでもよくなってきた窮屈な事柄を
もう一度丁寧に掘り起こしなさい・・と
示唆をいただいたように感じている!


◆演奏曲は


1.Lean Years
2.Alone Together
3.On the Stairs
4.Blue in Green
5.Impressions
6.All Blues
7.Four on Six

アンコールで再び登場し
Side Effect



この全8曲演奏中にMC(パット・マルティーノさんが話をした)は
7.Four on Sixの前に
ウェス・モンゴメリーを敬愛しているということを少し話され
メンバー紹介をされた・・・のみ

あとはノンストップで次々演奏していくステージ進行だった!

◆黙々と演奏されるパット・マルティーノさんは
タイプライターのアームが活字を打ち付けるような動きで
ギターのネックをハイポジションからロウポジションへ水平上に
切れ目ないスピード感をもって正確、均一、緻密、に指を運び
切れ目のないストイックな音で延々ギターを弾く



Tony Monaco(org)一方
ハモンドB3 の トニー・モナコさんは
一見するとあの大阪名物くいだおれ太郎が
ステージにいるのか・・・と
思ってしまったくらいに
コテコテでコミカルなアクションを織り込みながら
楽しさ、明るさ、スピード感溢れるオルガンを弾く



Scott Robinson(ds)
そしてこの二人の中をうまく行き来しながら
主張するでなく引っ込みすぎることもなく
ゆったりとドラムを叩くスコット・ロビンソン氏がいた!




まるで違う三人三様のハーモニーがあった!



パット・マルティーノさんって・・・・
美しい」を絵に描いたような存在だった!

パット・マルティーノさんが現在その境地にいたるまでに
どれだけの血の出るような努力と忍耐と緻密準備を要したか
そしてストイックに自分に向かいつつ歩んでこられたかは
凡人には計り知れないが
そんな凡人の私に対しても丁寧に美しく接してくださり
いままで出会った人のなかでも
最上の「美しい人」だった〜と思った!

akemin


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