ジョー・ラ・バーベラ
2011年12月19日
衝撃そして感動のジャズサウンド
東日本大震災復興支援チャリティーイベント
Joe La Babera Quartet
Joe La Babera -drums
Don Thompson -piano
Pat La Barbera saxophone
Tom Warrington -bass
2011.12.17 (Sat)
横浜港北公会堂
主催/大倉山ジャズクラブ
後援/港北区役所、港北区商店街連合会
協力/ファイブスターズレコード
衝撃そして感動のジャズサウンド
これは12月17日に行ったジョー・ラ・バーベラ カルテットのフライヤーの冒頭に印刷されてあったキャッチコピー。12月16日の午後に、翌日の17日のライブ前売りチケットはコンビニでは買えなくなってしまって、会場となる横浜港北公会堂併設の港北区役所3階の売店まで買いに行った帰り道、フライヤーのキャッチコピーを何度も眺めながらウチの伸ちゃんに私はこんなことを言った。
・・・・・
確かに、ジョー・ラ・バーベラさんのカルテットなんだから、
きっと感動はするだろうけど、
「衝撃」って・・・・ちょっとオーバーじゃない?!
演奏予定曲を見ると
コン・アルマ ワルツ・フォー・デビー クリスマスは我が家で シャレード 他 ・・・って書いてあって、
この曲から衝撃って????ちょっと連想できないなぁ!
それに公会堂での演奏は、どことなくよそよそしかったりして
ライブハウスで体感する熱気には少々温度差があったりしてね・・・。
・・・・・
これは、私の発言
・・・・・
じゃぁ〜あなた、主催者に電話でもして
衝撃ってなんですか?!
ちょっとオーバーじゃないですかって言えばいいじゃん!
・・・・・
これが、ウチの伸ちゃんの反応
まぁ・・・私共夫婦の間では、心根が素直でなく腐れ根性の夫婦なので、ライブ前日にこんなことを茶のみ話していたわけです。
さて、翌日17日に横浜港北公会堂に入ると、会場にはたぶんJAZZファンというふうでもないごく普通のお客さんやお子さんも入場されてどなたも静かに開演を待っている様子。開演時間になると主催の大倉山ジャズクラブの方と通訳の方が出てみえて、ジョー・ラ・バーベラ カルテットのメンバー紹介をして、演奏が始まった。アットホームな空気は感じたけど、予想通り、ライブハウスとはちょっと温度差があるかもなぁ・・・。
一曲目が♪Softly, As In A Morning Sunrise
あれれ・・・なんかすごくいい感じ!
何って、公会堂ってこんなに音ヌケがいいの?!
すごくクリアな音なんだよね!
2曲目か3曲目の♪Charade
私は完全に「衝撃そして感動のジャズサウンド」をキャッチコピー通りに体感してしまいました!何がどうして・・・なんて説明できません!すごくいいんです!今だかつて私はシャレードを聞いて感動したことはありませんが、ジョー・ラ・バーベラ カルテットの♪Charadeは衝撃的です!
演奏が次々と展開する度に会場の拍手も熱気が増し、大きくなって、声援もあがるようになって、1部の演奏はあっという間に終了。
休憩時間に一番にウチの伸ちゃんに言いました。
「昨日の腐れの私の発言は撤回します!
♪Charade で完璧に衝撃を受け感動してます!」・・・・と。
2部に入り2曲目に演奏されたのが、♪Walz For Debby
最初の4小節くらいのピアノの聴きなれたあのメロディで泣きそうなってしまった私!ワルツ・フォー・デビーがこんなに美しい曲だったなんて・・・!恐るべしピアニストのドン・トンプソン氏。ジョー・ラ・バーベラ カルテット!
そしてジョー・ラ・バーベラさんのドラマチックなスネヤドラムのソロから始まった
♪The Little Drummer Boy
クリスマスソングでは定番の誰もがしっている♪小さな少年鼓手 鼓舞するドラムに煽られ、誰もが心の底から感情が湧上り、会場の人たちと(私はクリスチャンでもないのに)今年一年をなんとか過せたことの感謝のような、なんともいえないあたたかい気持ちの一体感を味わいました!
帰り道、ウチの伸ちゃんと今年一番のライブだったね!
横浜港北公会堂のお客さんの拍手、あたたかだったね!
JAZZはライブハウスじゃなきゃなんて固定観念は捨てようね・・・!
いいものはどこでも最高だね!
そんな会話をしつつ家路にむかいました!
akemin
・・・・・・・・・・・・・・・
オイラにもチョット、書かせて・・・・
皆様 どーも 伸ちゃんです。
イヤ〜 衝撃 でした。
ジョー・ラ・バーベラさんて上品なイメージがあったので
衝撃 はチョット表現が違わない?って思っていたのですが
凄かったです。衝撃でした!!!!!
さすが、ビル・エバンス トリオの最後のドラマーであり
ビル・エバンスに「今までで最高のトリオ」と言わせた理由が
ど素人のオイラにも判った気がします。
とにかく素晴らしい!!アップテンポもスローも
アカデミックでドラマチックでエキサイティングで・・
なんて言えば良いんだろう・・・・
きっと、コレが芸術なんだな〜って強く感じました。
♪Walz For Debbyで泣きそうに
なったのはオイラだけではないでしょう・・・
ビル・エバンスがこのステージにいるような
錯覚におちいりました。
ジョー・ラ・バーベラさん以外の三人も
素晴らしい演奏で、本年一番のライブ&コンサートでした。
お客さんを見渡すと「ジャズファン」という感じの人は
殆ど見当たりませんでしたが、みんな食い入るように
演奏を見つめていました。そして、ステージ上の演奏に
取り込まれていました。
そして、拍手も・・・・心から感動したという拍手でした。
普段、ジャズを聴いてない人達にも衝撃と感動を与えたことは
間違いないと思います。
区役所の公会堂で、こんな素晴らしい演奏を聴けて
横浜市民に生まれて良かった〜!!!!
このカルテットを招聘してくれた方、
このコンサートを主催してくれた方に感謝致します。
伸ちゃんでした。
miruko1 at 10:53|Permalink│Comments(0)
2011年09月17日
BILL MAYS TRIO-2011年9月16日
◆2011年9月16日fri モーションブルー横浜
BILL MAYS TRIO-Bill Mays(p)、Joe La Barbera(ds)、川村 竜(b)
2011年9月16日fri モーションブルー横浜
ビル・メイズの明るく透明感あるピアノの音色には、初めて聞いたその瞬間に心を奪われてしまった。しかしじっくり聞き耳をたててその音を聞いてみると、かなり複雑な難しい音を使って音を進行させていることに、新たに驚きを覚えてしまう。ビル・メイズのサウンドにさらに軽快さと、みるみる音世界を進行させる瞬発力とピアノの音色の色合いに新しい展開を喚起させるジョー・ラ・バーベラのドラム。そして音が織り成すイメージをひとつひとつくっきりと印象を焼き付けてくれるように、陰影を極める作用を果たすベースの川村竜に惚れ惚れする!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2010.12.11.横浜JOINAS ジョー・ラ・バーベラ・トリオ
◆Joe La Barberaさん
ジョー・ラ・バーベラ-も2010年12月相鉄ジョイナスでのライブと今回で2度目の観戦です。あのビル・エバンス・トリオ最後のドラマーという冠が、ジョーさんにはいつも付いてきますが、前回のライブで初遭遇した時から、ジョーさんの人柄が溢れる明るく、温かで、伸びやかな音を引き出すドラマーだと感じました!ですが、よくよくドラムに聞き耳をたてて曲進行を追っていくと、トリオのピアノがメロディーを進めるためのサポートのみならず、音進行への新しい展開を投げかけるような、一瞬で背景を変える熟練の水先案内のようなドラマーだと思った。そしてなによりも温かなハートフルな気持ちが伝わるドラマーだった!
2011.3.24.Phil Woods Quintet
◆Bill Maysさん
ビル・メイズさん初観戦は、2011年3月24日の東日本大震災直後のフィル・ウッズQuintet 来日ライブでした。その時もキレの良い、音の引き出しが豊富なピアニストだと感心しきりでした。この度のBill MaysTroライブでは、ビル・メイズさんリーダーライブだったので、演奏曲やライブ進行が一段とビルさんの魅力的を知ることができました!さらりとピアノを弾いているようにみえましたが、実はものすごく複雑な音を使っていたり、変化にとんだアドリブを入れたり、卓越した技のプレヤーなんだなぁ〜とまたまた感心しました!その中でも、この晩の2ndで演奏された♪Send In The Clowns は美しかったです!
2011.4.26.Johd Di Martino Japan Tour
◆川村竜さん
私たちは川村さんのベースに遭遇したのは2回目ですが、
今回のライブでは、彼の魅力が増大していました!
ものすごく印象深くここに日本のベーシストありって感じの
聴く側に誇りさえ感じさせてくれる素敵なベーシストだと思いました!
ほんとうに惚れ惚れするベーシストでした!
akemin記
BILL MAYS TRIO-Bill Mays(p)、Joe La Barbera(ds)、川村 竜(b)
2011年9月16日fri モーションブルー横浜
ビル・メイズの明るく透明感あるピアノの音色には、初めて聞いたその瞬間に心を奪われてしまった。しかしじっくり聞き耳をたててその音を聞いてみると、かなり複雑な難しい音を使って音を進行させていることに、新たに驚きを覚えてしまう。ビル・メイズのサウンドにさらに軽快さと、みるみる音世界を進行させる瞬発力とピアノの音色の色合いに新しい展開を喚起させるジョー・ラ・バーベラのドラム。そして音が織り成すイメージをひとつひとつくっきりと印象を焼き付けてくれるように、陰影を極める作用を果たすベースの川村竜に惚れ惚れする!
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2010.12.11.横浜JOINAS ジョー・ラ・バーベラ・トリオ
◆Joe La Barberaさん
ジョー・ラ・バーベラ-も2010年12月相鉄ジョイナスでのライブと今回で2度目の観戦です。あのビル・エバンス・トリオ最後のドラマーという冠が、ジョーさんにはいつも付いてきますが、前回のライブで初遭遇した時から、ジョーさんの人柄が溢れる明るく、温かで、伸びやかな音を引き出すドラマーだと感じました!ですが、よくよくドラムに聞き耳をたてて曲進行を追っていくと、トリオのピアノがメロディーを進めるためのサポートのみならず、音進行への新しい展開を投げかけるような、一瞬で背景を変える熟練の水先案内のようなドラマーだと思った。そしてなによりも温かなハートフルな気持ちが伝わるドラマーだった!
2011.3.24.Phil Woods Quintet
◆Bill Maysさん
ビル・メイズさん初観戦は、2011年3月24日の東日本大震災直後のフィル・ウッズQuintet 来日ライブでした。その時もキレの良い、音の引き出しが豊富なピアニストだと感心しきりでした。この度のBill MaysTroライブでは、ビル・メイズさんリーダーライブだったので、演奏曲やライブ進行が一段とビルさんの魅力的を知ることができました!さらりとピアノを弾いているようにみえましたが、実はものすごく複雑な音を使っていたり、変化にとんだアドリブを入れたり、卓越した技のプレヤーなんだなぁ〜とまたまた感心しました!その中でも、この晩の2ndで演奏された♪Send In The Clowns は美しかったです!
2011.4.26.Johd Di Martino Japan Tour
◆川村竜さん
私たちは川村さんのベースに遭遇したのは2回目ですが、
今回のライブでは、彼の魅力が増大していました!
ものすごく印象深くここに日本のベーシストありって感じの
聴く側に誇りさえ感じさせてくれる素敵なベーシストだと思いました!
ほんとうに惚れ惚れするベーシストでした!
akemin記
miruko1 at 13:53|Permalink│Comments(0)