国語の試験で定規を使ったからと云って不正行為だとは私は全く思わない。数学だって定規使っても不正だと思わない。数学の長さなんて√17/3+√61/2とか出てきて定規で測って2cmなんて答えは出てはこない。
 そもそも数学オリンピックの決勝では定規とコンパスをうまく使わないと解けないし、数学検定は定規どころか電卓も使用可だ。

 また、開成高校などの高校入試などでは、定規の使用は可である。


 にも拘わらず、国語のセンター試験で定規を使った子は、その後に行われた追試を受けることが結局できなかった。

 ネットでは定規持ち込み禁止の記載が読めない奴が大学受験などおこがましいや落ちて当然などの心無い投稿が多かったが、最近我が家にこういうことがあった。

 東進の全国統一高校生テストを愚息が受けたのだが、上位50名で決勝進出者で一応招待状をもらうつもりで受けたのだが、例年とおり全学年部門で申し込んだ。
 例年のボーダーは分かっていたので、去年の成績はボーダーにちょい届かなかったので、今年は英語をちょっとやればボーダーを超えるだろうという見通しは立っていた。そしてまあ、思ったとおりの点数をとって、東進のある教室で成績表を受け取ったのだが、どうも様子がおかしい。
 顔なじみの室長に、「これって入賞してますよね。」と聞くと、「入賞してると思います。私はしっかり確認して受験してもらいましたから。」と自信をもって答えてくる。
 「でも受験生が70数名ってこんなことある?70数名から50名決勝行くの?そんなのおかしいよね。」と私。

 結局、その場は室長が入賞していれば本部から連絡あるので、こちらに電話してくれるということで帰った。

 で ネットで調べてやっと分かった。愚息のレベルは高校1年生と戦ってやっとボーダーに入る程度の勉強しかしていないので、全学年では全く話しにはならない。高校1年生部門で受験しなければならなかったのだ。

 ここで室長恨みますとはならなかった。どのみち入賞しても決勝には行かないから、どうでもよく、一応計画とおりに学力がついているなあと確認すればいいだけだったから。そういう意味では継続して受けた全学年部門で私はよかったのだが、愚息は高校1年生の問題なら俺もっと点数取れたわと云われ、親父の申し込み時の確認作業のいい加減さを指摘された。まあ、息子は親父にマウント取れただけで満足して、それ以上どうでも良くなったようだが。

 ルールの変更をよく読まなかった私も問題だが、本業としている室長はもっと問題だ。受験させるにあたってしっかり確認したとまで言ったのに。
 ネットで、定規を使ったことで大学受験する資格なしとまで言われたのと同様に、この室長は東進の室長を名乗る資格なしとならなければならない。

 というよりか、そこそこ重要な試験でも思い込みはあるし、過去の流れで同じように扱ってしまうことがある。私のような処理能力に過剰に自信のある人間でも、主催塾の室長でも間違うときは間違う。

 定規持込みは、全ての試験で禁止されているスマホ持込や覗き見などの行為とは違って、中学、高校入試や各種試験でも認められている行為である。しかも定規でいかなる不正が行われるのか明確でもない。
 
 以前書いたティッシュでもうっかりポケットから出して試験中に噛んだら失格で、その年の追試さえ受けれないのである。

 センター運営者の画一的で高慢な姿勢を正し、論理的かつ現実的な運営に戻すよう訴え続けなければならない。