吸気感覚と呼気感覚は
裏と表の関係
同時に成り立つ感覚

感覚の反転とは
方向の違うものが
同時進行すると云う感覚

向きを変えるわけではない
初めから真反対の向きで
始まっている
吸気感覚即呼気感覚である

多くの人は一方的な
反転が裏にあると言う事に
気がつかない
出し方となっている
454

階段線状の音程と
同心円状の音程

筋肉運動の音程と
呼吸運動の音程

高低感覚を
強弱感覚に起き変える

お腹の中で音を
後ろ下向き向き
円運動から取り出す

背骨を使うほど目力が出てくる

拮抗で待ち
アタックで拮抗を破り
動的バランスで支える
453

バランス運動と
フィードバック運動

自分の身体が
フレーム一杯となる
宇宙一杯となる

右脳で歌う人は
雰囲気が出る

力みは
迷いから生まれる

拮抗の身体感覚から
冷静さと自由自在な
動きをえる

自分に自由になって
自分が自由になれる

自我で主体化された歌
から
宇宙から生かされた歌
452

一生懸命には2つある

思考に集中する人は
顔が虚ろになる

身体に集中する人は
眼光が鋭くなる
(眼で唄う)
覚醒するとは
身体に集中・拮抗が
起こる事

歌う時
精神性や
身体の感覚を見失なって
頑張る人ほど虚ろ顔になる
451

1ごまかし偽りの不安
2上手くいけるか不安
3必ず失っていく不安

いずれも自我より
生まれ解決できない
思うようならない不安

自我の不在者
宇宙の表現者として

ひたすら
良い因を続け
いつ終わっても
良い生き方に

個々にある生き方は
一つの宇宙の主体本体
からの異なる表現者
450

一生懸命になると
云う事は
自分が今何をしているかを
見失う事にもなる

一生懸命の中に
自分が今何をしているかを
覚醒されているかどうか?

多くの人は
覚醒されずに
いわゆる
無我夢中と云う状態になり
身体が思考に支配される

本来の一所懸命は
覚醒される事
449

音程は息吐きの為にある
息吐きは感情の為にある
感情は共感する為にある

共感は
自我の不在と成る
自我の不在は
本来の喜びと成る

あらゆる芸術・スポーツは
自我・迷いの不在と
宇宙・歓喜の表現との
拮抗の為
448

動物には

快適か不快かの
身体の感覚はある

だが
自と他の区別する
分別は無い

人は
不快を自分の外に見出し
それを感じている
主体・自我を生み出した

自我は不快から生まれたもの
不快の副産物
だから
自我で
不快は取り除けない

快適の時は
自我は現れない
447

自分と他人は一緒
自他不ニ

他人を喜ばす事が
自分を喜ばしている

自我は
環境と自分とを分ける
他人と自分とを分ける
問題と自分とを分ける

自我があると
五感が弱まり
自我がないと
五感が豊かになる

今日の自立思想に
危うさを感じる
446

人は縦と横の運動から
出来ている

垂直運動の重力エネルギー
重力と抗重力

水平運動の呼吸エネルギー
吸気と呼気力

重力で吸気
横隔膜で内臓を下げる

抗重力で呼気
内臓で横隔膜を上ける

垂直運動と水平運動の
コンビネーションから
成立ち・充実する
445

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