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日本で一番多い名字は佐藤、二番目は鈴木だといわれていますが、大田区に特に多い名字が存在します。
その代表的な名字が天明、平林、河原です。この名字が付く方の多くは古くから大田区にお住いの方々で、地域の発展に尽くされてきました。

昨日、その名家の一つである天明家の土地を大規模マンションにするという不動産業者の近隣説明会があったので下丸子まで行ってきました。

この土地は環八沿いの鵜の木に存在し、8,423平方メートルの広大な森は古くから地域住民に愛されてきました。その森が姿を消し、278世帯のファミリー向け大規模マンションが開発されようとしています。

不動産業者の話は終始一貫、①現行法に基づき、関係各所に確認を取りながら進めているので何にも問題ない、②住民説明会は住民の意見を頂戴して合意して計画する会ではないし、住民に「認めてもらう」「承認してもらう」ものでもない、③(昔からの住民が)いつまでも変わらぬ住環境を望むのは暴論である、というスタンスでした。

③については、すぐに発言そのものは撤回されていましたが、「環境を破壊しているつもりはない、むしろ環境を再生している」、「準住居と第1種中高層住専地域であり、このような建物が建てられることをご理解いただきたい」とのことで住民との話し合いは終始平行線でした。

極論すると「適法に進めているから住民は文句言うな!」「住民説明会は設けないといけないから開催しているだけで、聞く耳は持たないよ!」とも聞こえます。

このような不毛な平行線の話し合いは大田区内全域で散見されます。

果たして町会憲章等をもうけて自衛を図らないといけない時代が来ているのでしょうか。
それとも住民と業者が二者択一の解決でなく、お互いの解消策を模索することは可能なのでしょうか。

子どもや孫も住みたい大田区であり続けるために、真剣に考える必要を感じた、悔しく悲しい説明会でした。