平成30年3月23日(金)、平成30年度予算特別委員会で締めくくり総括質疑を行いました。

大きなテーマは2点、ここでは「大森駅地区のグランドデザインについて」放置自転車対策と絡めて質問した内容をお伝えいたします。

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立ち上がれ維新無印の会の三沢清太郎です。


締めくくり質疑をさせていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。


まず最初に大森駅周辺地区のグランドデザインについて放置自転車と絡めて質問いたします。


放置自転車対策は長年の課題であることから、党派を超えて様々な議員が質問し、有権者は陳情を出し、本区は様々な対策を施してきました。


その努力の甲斐あって、かつて都内ワーストワンだった蒲田駅周辺、ワーストファイブだった大森駅周辺はじめ本区内の放置自転車数は劇的に減りました。駅前歩道に自転車が溢れかえっていた時代を知る者として目に見える形で改善されたことに深く敬意を表する次第です。本当にありがとうございます。


しかし、放置自転車問題が全てなくなったわけではありません。今回は大森駅西側を取り上げたいと思います。


大森駅西側は線路と並行して池上通りが走り、池上通り先には崖線が連なっているため多分に昔の面影を残しておりますが、駐輪場確保の観点では非常に難儀な地形となっております。


そんな厳しい条件であるにもかかわらず、本区は平成15年に山王二丁目児童公園を大森駅西口自転車駐輪場へ変更し280台駐輪できるようにし、平成22年に大森駅西口自転車駐輪場隣地を購入して新たに150台駐輪できるようにしてくれました。


その他にも八景坂下に49台の自転車駐輪場、民間主導でサイカパーク大森駅前ビルに原付、自動二輪含めて255台の駐輪場スペースも設けてくれました。


その結果、大型スーパーに買い物客が集中する夕方の時間帯、撤去作業が行われない夜の時間帯、そして八景坂下にある銀行前を除いて池上通り沿いの放置自転車はあまり見かけなくなりました。本当に素晴らしいことだと思います。


しかしその代償として山王二丁目は天祖神社境内の八景児童遊園を除き、単体としての公園がない状態が約15年続く状態となっております。


平成17年には「山王二丁目16番の旧川島正次郎邸跡地を緑地としたい」という陳情が提出されましたが、陳情取り下げとなり今日に至っております。


私は公園のない町会・自治会には積極的に公園を整備するべきだと考えておりますが、本区の見解は如何でしょうか?


→回答①


高山委員が平成28年予算特別委員会で申されていたように、公園はまちなかの貴重なオープンスペースであり、高齢者の健康維持、子どもたちの遊び場の確保、地域住民が地域に根差した地域活動の拠点、災害時の一時避難場所としての利用など、防災まちづくりの面からも大変重要であると認識しております。


私は山王二丁目にも何とか公園を復活させたいと願っております。本区はこのことに関してどのようにお考えでしょうか?


→ 回答②


そこで着目したいのが大森駅周辺地区グランドデザイン計画です。現在、通称地獄谷一帯含め池上通り沿いの再開発が検討されており、平成30年度は大森駅周辺地区の整備として9866万3千円の予算が計上されております。


私は幼稚園時代から地獄谷での思い出があるため、現状維持することが困難であることにとても忸怩たる思いがあるのですが、もしバスの待機スペースや緑地として生まれ変わるのであれば、この場所や池上通り沿いで駅から近い場所に機械式地下駐輪場を作ることは一考の余地があると思っております。


線路を隔てて大森駅北口の品川区水神公園内には約8億円かけて765台収容可能な機械式地下駐輪場が作られました。


地上に十分なスペースを確保することが難しい池上通り沿いであっても機械式地下駐輪場であれば埋設物の制約がなければ作ることが可能と考えます。


もし機械式地下駐輪場ができれば、利用者は今よりも駅に近いところに自転車を止めることができるとともに、大森駅西口自転車駐輪場を元の公園に戻すことができるようになりますが、理事者の見解は如何でしょうか?


→回答③


是非、前向きな検討をよろしくお願い致します。


大森駅周辺地区グランドデザイン計画に関連してもう一つお伺いいたします。


大森駅周辺は古来から現在まで人の息遣いを感じることのできる歴史的資産が沢山ある土地柄です。縄文時代の大森貝塚は考古学発祥の地としてあまりにも有名です。その他、弥生時代の山王三丁目遺跡、奈良時代の古道、平安時代後期の八幡太郎義家の鎧かけの松、鎌倉街道や平間街道や古の東海道とも言われた池上通り、厳しい年貢の取立てに耐えかねて村役人6人が直訴を計画したが事前に知られ1677年に6人全員が斬罪に処した義民六人衆、明治20年に開業し京浜随一の梅の名所として知られた八景園、大正14年から平成3年まで山王にあったドイツ学園など枚挙にいとまがありません。


しかし残念ながらこれらを伝えるものが駅周辺にほとんどないのが現状です。地獄谷に緑地を作るのであれば過去から現在を繋ぐ場としてこれら歴史的資産を有効活用いただきたいと考えております。


例えば傾斜部分に貝塚のレプリカを配置するのは如何でしょうか?その際、大森駅ホームの立て看板を一部外せばホームからも貝塚の地層を見ることができ、1877年にエドワード・モースが大森駅停車場から品川方面に向かう際の車窓から貝塚を発見した驚きを実体験を通じて感じることが出来るようになるでしょう。ちょうど大森駅ホーム真ん中らへんには大森貝塚から出土された縄文式土器のレプリカがありますので、相乗効果も期待できます。


また、歴史的資産をマッピングした大森駅周辺地図の設置も面白いと思います。大森駅西口前にある馬込文士村地図と併せて街歩きの意欲を掻き立ててくれることでしょう。


理事者の見解は如何でしょうか?


→回答④


多種多様なステークホルダーが存在する中で取りまとめるのは非常に骨が折れる作業かと思いますが、安全で快適で未来を生きる子どもたちに誇れる生活環境の整備をお願いいたします。


続きまして放置自転車の利活用についてお聞きいたします。


放置自転車の数は本区の対策のおかげで年々減ってきております。収容期限切れの放置自転車は再生自転車海外譲与自治体連絡会(通称ムコーバ)を通じて海外に送っておりますが、最近の傾向はどのようになっておりますでしょうか?


→回答⑤


この取組は大変素晴らしいのですが、残念ながら多くの区民が知らないところが残念に感じております。これまでどのように周知に努めてきましたでしょうか?


→回答⑥


アフリカ諸国の要人が大田区長に表敬訪問されたことがあるとお聞きしたことがあります。是非、今度そのような機会がありましたら小学校にも足を運んでいただき譲渡自転車の利活用状況を子供達に直接話す機会を設けていただければと思います。両国の相互理解が進み、子供達にも良い刺激の場になると思いますのでご検討のほどよろしくお願い致します。