区長の多選自粛条例の廃止について、松原忠義区長からの答弁を期待しましたが、部長が代弁。しかもその中身は総花的で何をやりたいのかさっぱりわからない始末。


部長代弁は想定していたので、質疑を予定より早めに終わらせて再質疑しようとしましたが、最後の2つの答弁にあたった部長2人がまさかの牛歩答弁で非常にゆっくりと回答されたため、私の持ち時間がなくなり、再質疑すらさせてもらえませんでした。


正に多選の弊害が如実に現れており、大田区の今後が思いやられます。。



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最後に区長の多選自粛条例の廃止についてお伺いいたします。


第四回定例会において区長の多選自粛条例の廃止が決まりました。


松原区長は条例を廃止する理由として、熟慮に熟慮を重ねて、という言葉を多用されておりましたが、具体的に何に取り組み、どのような成果をあげたいのかは答弁からは見えてきませんでした。そこでお聞きいたします。


【質問】

4期目への挑戦は3期12年の中でやり残したことがあったからなのは承知しましたが、特に4期目でしっかりと取り組みたい事は何でしょうか?その理由と目指す結果を教えていただけますでしょうか?


次に、松原区長3期目を振り返ってみますと、大きなテーマとして「蒲蒲線」と「中央防波堤の帰属問題」がありましたが、ここでは「蒲蒲線」に間接的に絡む羽田空港アクセス線についてお聞きいたします。


JR東日本は、羽田空港から都心を結ぶ羽田空港アクセス線を2029年を目途に開業するそうです。


新路線と言ってもすでに既設の東海道貨物線が羽田空港の地下を通っているので、この拡幅延伸ですむ話で、松原区長はじめ大田区が進めているJR蒲田から京急蒲田を結ぶ蒲蒲線構想より、余程現実的です。


大田区が推進する蒲蒲線、当初は空港まで乗り入れる計画でしたが、縮小され、東急矢口渡駅から地下に入り、京急蒲田駅の地下に新駅を作り、旅客は地上階で京急空港線に乗り換える、と言う何とも残念な計画に成り下がってしまいました。


JRの計画によれば、羽田空港から東京駅が18分、新宿駅までが23分と、現状の京急利用での品川までの最速23分に比べて、圧倒的な速さです。


東急は蒲蒲線を使って、埼玉方面からの航空旅客を狙っているようですが、京急も東急もJRに惨敗する可能性も否定できません。更には、東海道貨物線は横浜方面にも伸びていますから、将来は川崎市殿町地区から横浜、小田原方面まで延伸が可能です。


大田区は2017年から整備主体設立のため予算を組みましたが、2年連続で持ち越しとなっている状況のなか、松原区長は4期目で何をされたいのでしょうか?

ここまで話が現実的になってきた羽田空港アクセス線については引き続き力を入れないのでしょうか?

お答えください。


大田区は「暮らしてよし、訪れてよし、地域力あふれる国際都市おおた」を謳っております。この謳い文句に偽りがないのであれば、突然の立ち退きで困っている大田区民が引き続き安心して大田区で暮らせるように支援の手を差し伸べること、年々増えるサイクリスト訪問者が安心・安全に羽田空港から大田区への自転車移動が出来るようにすること、外国人就労者が安心して住める住環境を提供することは正に大田区が取り組むべき課題の1つであると考えます。


もし財源がなくて取り組めないというのであれば、大田区特別職報酬等は特別区人事委員会勧告に従って2.46%引き下げれば財源の一部は担えるのではないでしょうか。また、松原大田区長はもう一期区長職を勤めることが究極的目標であるならば、その決意と覚悟を示すためにも3期目退職金を受け取らなければ2千万円余の財源が生まれるのではないでしょうか。


できれば区長自ら思いをお話いただくことを期待致しまして私からの質問を終わらさせていただきます。