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次に、プレミアム付商品券事業についてお聞きいたします。今回の補正予算では、低所得者・子育て世帯向けのプレミアム付商品券事業として、9億400万円余の予算が計上されております。 

 4年前に実施されたプレミアム付商品券事業のときは、情報格差があったため、事業そのものの存在や利用方法を知らない人や、購入場所や時間が合わずに購入できなかった人がいた一方、一部の人がプレミアム付商品券を大量入手し、高額家電購入に充てたという話も聞こえてきました。 

 今回は、このようなことを再発させないために、情報格差をなくす必要がありますが、本区としてどのような取り組みを予定していますでしょうか。 

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◎飯嶋 産業経済部長 4年前のプレミアム付商品券事業は、区内在住、在勤の皆様を対象として、幅広く販売をいたしました。しかし、今回のプレミアム付商品券は、国の事業として実施するもので、対象者と取得冊数が限定をされております。そのため、区において、対象者の抽出作業等の所要の手続を経た後、対象者の皆様へは、区から直接郵送でお知らせをしてまいります。商品券引換券をお持ちの方は、販売期間中いつでも商品券をお買い求めいただけます。 

 重ねて、区報、まち中のポスター、チラシ、区ホームページなどでもご案内をすることで、確実に商品券を購入していただけるよう丁寧な周知を行い、等しく情報が行き届くよう努めてまいります。 

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◆三沢 委員 今回の事業は、今お話もありましたけども、住民税非課税世帯と消費税増税時期に9月時点で3歳半までの子どもがいる家庭が対象となる、一部の方の対象という形になりますが、この二つの条件を両方満たしていれば、両方の分を購入可能と聞いております。また、3歳半までの子どもが複数いれば、人数分購入可能とも聞いております。対象者にきちんと制度をご理解いただくことが肝要ですが、今回の本区の対応方法について教えてください。 

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◎飯嶋 産業経済部長 今回のプレミアム付商品券は、委員お話しのとおり、基準日に住民税非課税者で、かつ3歳半までの子が属する世帯主は重複して購入することができます。また、3歳半までの子が複数いらっしゃる場合、その人数分の購入ができる制度となっております。このほかにも、個別の事案により例外的なケースがございますので、制度の周知徹底を図るとともに、個別のお問い合わせにも対応できる体制を整えることが必要と考えております。 
 このため区では、現在、産業経済部のほか、企画経営部、区民部、福祉部、こども家庭部等関係部局間での緊密な連携のもと、対象者の規定に関する情報を共有しながら対象者を把握する準備を進め、個別対応が可能な体制を整えているところでございます。 
 今後、区報等を通じまして、制度の周知の徹底を図るとともに、区民のお問い合わせ等に個別具体的に対応できる体制を整備し、対象者が間違いなく商品券を購入できるよう、ご案内をしてまいります。 

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◆三沢 委員 ちなみに、プレミアム付商品券は、生活保護被保護者や外国人にも提供されるものなのでしょうか。 

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◎飯嶋 産業経済部長 基準日となります平成31年1月1日時点において、生活保護の被保護者となっている方は、プレミアム付商品券の購入対象とはなりません。これは、国は生活保護制度におきまして、生活扶助分を含み最低生活費を計算した上で、保護を実施しているところから、購入対象外としているものでございます。 
 外国人の方につきましては、基準日となる平成31年1月1日時点で住民基本台帳に記録されている方であれば対象となります。 

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◆三沢 委員 ただ、生活保護世帯の方であっても、お子さんが3歳半未満の方とかがいらしたりすると、また対象となったりするとも聞いておりますので、なかなか制度が複雑な部分を感じております。必要な方にちゃんと情報が届くように、また情報格差が起こらないように対応をよろしくお願いいたします。 
 本事業に係る事業費約6億円に対して、事務費は約3億円ということで、事業予算に係る事務費割合が高いように感じております。本事業は、国が全額負担するとはいえ、少しでも事業費の割合を高める努力が求められるところですが、本区として取り組んだことがあれば、教えてください。 

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◎飯嶋 産業経済部長 今回のプレミアム付商品券事業は、前回の消費税率引き上げ時に国が実施をいたしました臨時福祉給付金に、既存のプレミアム付商品券を組み合わせた制度設計となっております。臨時福祉給付金と同様、対象者は限定されているため、課税等基礎データから対象者を抽出するシステム構築のほか、対象者への申請書等の送付、返送確認作業が必要となり、過去の事業経費をもとに算出をさせていただいたところでございます。今回はこれらに加え、商品券発行に伴う印刷等の諸経費のほか、区内郵便局での販売に係る事務手数料等も新たに計上をいたしました。 
 区といたしまして、補正予算案の議決をいただけましたら、委託内容を精査し、前回のシステム構築等を応用するなど経費の削減を図るとともに、事業の実施が区内企業の受注にもつながるよう努めてまいります。 

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◆三沢 委員 私は、システム構築や印刷や手数料に係る事務費が多くかかるプレミアム付商品券は、本当に小さい子どもを育てるご家庭等に有用なのか、いささか疑問を持っております。しかし、やるからには広く活用いただきたいと思っております。すぐに転売されて、金券ショップばかりもうかるということのないように、しっかり対策することを期待しております。