令和大田区議団の三沢清太郎です。


本区と青少年スポーツサークルとの関わりについて質問させていただきます。


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地域には小学生を主体とした軟式野球、ソフトボール、サッカーなど様々な地域のスポーツサークルが盛んに活動を行っています。


自由にのびのびとグラウンドを走り回り、ボールを追いかけ、汗を流してほしい、そんな多くの親の願いを叶えてくれているのが地域にあるスポーツサークルです。


その活動を支えてくださっているのが、ご自分の特技を生かし、子供達のために休日返上で指導にあたってくださっている多くの区民の皆様です。本当にありがたく感じております。


大田区には数多くのスポーツサークルがあり、それぞれが特長を持って活動しています。それらスポーツサークルの活動場所として様々な施設が利用されていると思いますが、主として小中学校の施設を活用しているケースが多いのではないでしょうか。


そこで伺います。体育館や校庭など、地域スポーツサークルによる学校施設の利用状況について教えてください、


回答


とても数多くのスポーツサークル、そして区民の皆様に活用いただいていることがわかりました。子供達が元気にスポーツができる施設として、身近な施設である学校は大変貴重な場所であると考えております。


小学生を対象とした地域のスポーツサークルの取組は、地域の教育活動の一端を担っていると捉えています。教育委員会としてこうした地域による教育活動に対してどのようなお考えをお持ちでしょうか?お答えください。


回答


また、スポーツ活動の場は、青少年の健全育成の場であるとも考えております。所管の考え方をお聞かせください。


回答


ありがとうございます。区としても非常に重要視していることがわかりました。


一方で、スポーツサークルの中には金銭を含む様々な課題が日々発生しているとも聞いております。例えばこんな事例がありました。


某小学校のスポーツサークルの話です。通常、保護者から集めた会費から大会エントリー費や指導者講習代など必要な金額を都度指導者に支払っているかと思います。この場合、指導と会計が分離しているためキチンとした会計報告が行われる可能性が高く、問題はあまり聞こえてきません。


しかし、会計から指導者にその年度で必要になるであろう金額を最初にまとめて前渡しするような場合、問題が起こる可能性が高いようです。私の聞いた事例では最初に預かったお金をいつ、いくら、何に使ったのか指導者は一切報告せず、また1円も返金しないというものでした。


挙げ句の果てには保護者の過半数の賛成がなければ会計の役職を解任できないと細則に規定されているにもかかわらず、指導者は自身の一存で会計を解任することを決定しました。指導者に渡したお金の使途を明確にするよう求めたことがサークル活動運営に支障をきたした、というのが主な理由だそうです。


更には資金管理を現会計に任せておけないから、これからは全ての資金管理は指導者自ら行うので通帳にある全額を指導者の口座に即刻移すように、との命令もあったそうです。


私に相談いただいた保護者は会計に真摯に取り組んだことが、かえって辛い経験をすることになってしまいましたが、指導者をこれ以上追求するつもりはないそうです。


子供がスポーツサークルに居づらくなることを避けたい、指導者が辞めてしまうことでスポーツサークルの運営が滞ることを避けたい、との想いからだそうです。


今後はこのスポーツサークルは指導者の私物化が一層進み、保護者から集めた会費が何に使われるのか益々わからなくなり、誰も指摘することができなくなるのかもしれません。


決算特別委員会決算書に目を通しましても本区から各種スポーツサークルに対して金銭的な支援は行なっていないように見受けられます。しかし小中学校施設や多摩川河川敷など大田区が税金を投入している設備を優先的に利用してもらっている、という意味では本区も各種スポーツサークルに間接的に関与しています。


私は各種スポーツサークルが健全にサークル活動を運営していくためには行政としても一定水準の関わりが必要だろうと考えております。現在、国ではスポーツの価値を毀損しかねない不祥事の発生を防ぐのみならず,スポーツの価値を一層高めていくためにも,スポーツの普及・振興の重要な担い手となっているスポーツ団体の適正なガバナンスを確保することが必要不可欠ということで、スポーツ団体向けのガバナンスコードを策定したと聞いております。ガバナンスコードの策定によってスポーツサークルに対してどのような影響が生じるのか教えてください。


回答


ガバナンスコードの策定が地域スポーツサークルの健全な運営に寄与することを強く強く期待致します。


現在、2019年ラグビーワールドカップは大変な盛り上がりを見せておりますし、来年には2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。先日、大田区総合体育館にブラジル男子バレーボールチームが事前キャンプに訪れ、公開練習を見る機会がありましたが、世界1位の実力を思う存分堪能することができました。


かようにスポーツ界に対する注目が一層高まっている一方で、今私が申し上げたような事例など組織運営上の問題や、指導者による暴言・暴力などに起因した事案が発生しており、基本的な理念や目標が十分に達成できていない現状があります。


本区におかれましては問題が起こった後の事後対応だけに特化するのではなく、日頃から地域の小さな声に耳を傾けて事件等の大事になる前に対処する事にも更に注力いただきますことを期待いたしまして質問を終わります。