9月28日(木)、令和4年決算特別委員会の総括質疑にて「コミュニティ・スクールについて
」質問しました。

関係者にコミュニティ・スクールを続ける上での要望をお聞きしたところ、与えられた予算だけでは学校運営協議会でやりたい事ができないこともあるのでもう少し柔軟な予算づけをしていただければ、という声がありました。また、関わる人の意欲に大きく左右される点を述べる方もいらっしゃいました。例えば中学受験する生徒の多い小学校ではPTA保護者は都心で働くサラリーマンや士業の割合が多く普段から地域との接点を多く持っていないため、学校運営協議会への参加を求められても、何のために、誰のために、なぜ私が学校運営協議会委員として集められたか?が理解できず、年数会の会合に集まるだけの会になりがちで、学校運営協議会はまったく進まなくなる危険性もあるそうです。今後、更にコミュニティ・スクールを展開していく上で本区は何に力を入れればよいと考えているかお聞きしました。

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5点目、最後に「コミュニティ・スクールについて」質問致します。先日、我が会派の杉山委員とともに大森三中のコミュニティ・オープンカレッジに参加しました。


本校は令和4年度からコミュニティ・スクールに指定されており、地域の方々に気軽に学校に来てもらうことを目的として大人向け授業が開催されたので2人で参加した次第です。


終了後、コミュニティ・スクールに移行した利点について校長から話を伺いました。


これまで関わってくださっていた地域の方々は一緒のままですが、コミュニティ・スクールに移行することで地域の方々が子供達のことをより主体的に応援してくださるようになったのが大きいそうです。


別の方からは、これまでは外部から言いっぱなしという側面が強かったのに対し、コミュニティ・スクールに移行した事で学校長の方針を我がこととしてとらえて実践し、要望や意見は学校運営協議会をとおして当事者の一員として発信するようになったとの話も聞きました。


一方で要望をお聞きしたところ与えられた予算だけでは学校運営協議会でやりたい事ができないこともあるのでもう少し柔軟な予算づけをしていただければ、という声がありました。また、関わる人の意欲に大きく左右される点を述べる方もいらっしゃいました。例えば中学受験する生徒の多い小学校ではPTA保護者は都心で働くサラリーマンや士業の割合が多く普段から地域との接点を多く持っていないため、学校運営協議会への参加を求められても、何のために、誰のために、なぜ私が学校運営協議会委員として集められたか?が理解できず、年数会の会合に集まるだけの会になりがちで、学校運営協議会はまったく進まなくなる危険性もあるそうです。今後、更にコミュニティ・スクールを展開していく上で本区は何に力を入れればよいと考えているのか教えてください。


回答()


コミュニティ・スクールが絵に描いた餅に終わることなく、子供達が学校のこと・地域のことをもっともっと好きになってくれるきっかけの一つになってくれると嬉しいです。


以上、大項目5問の質問をさせていただきました。真摯にご回答いただきましてありがとうございました。