令和7年3月17日(火)、予算特別委員会都市整備費にて、バス停のあり方について質問しました。

特に「羽田特別出張所」バス停について、4箇所離れて点在している不便さや分かりづらさを指摘し、改善を求めました。理事者は問題を認識しており、改善を期待できる答弁を頂けました。
地域住民や利用者の意見を反映させる形で、より分かりやすい案内を京急バスとともに整備頂けると幸いです。

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続いて事項別明細書221ページ、人に優しいまちづくり事業に関連し、バス停のあり方について質問致します。


大田区には東急バスと京急バスを中心に沢山のバス停が存在しますが、バス停の中には同じ名前なのに距離が離れており同じバス停間より隣のバス停の方が近いなんてことがあったりします。


Q1

その最たるバス停が京急バス「羽田特別出張所」です。このバス停は弁天橋通りと産業道路沿いに4か所点在しており、利用者が混乱しやすい状況になっています。特に、初めて利用する方や高齢者にとっては、目的のバス停を探すのが難しく、大変不便な状態です。この問題について、区としてどのように認識しているのか伺います。


A1

「羽田特別出張所」バス停が複数に分かれていることは把握している。現在、京急バスと連携しながら、利用者の利便性向上に向けた取り組みを検討している。


現状では、各バス停の位置関係や行き先の違いが分かりにくく、利用者が間違ったバス停で待ってしまうケースも発生しています。


地元の方でも「目的地に向かうバスがどのバス停から出るのか分かりづらい」「バス停を名前のとおり羽田特別出張所近辺に集約してほしい」などの声が寄せられています。人に優しいまちづくりの一環としてこのような状況は改善すべきでないでしょうか。


具体的な対応策として考えられるのは、


①各バス停に、他の「羽田特別出張所」バス停の位置や行き先を明示した統一デザインの案内板を設置する。


②バス停にQRコードを設置し、スマートフォンで簡単に他のバス停の情報が確認できるようにする。


③Google マップなどの地図アプリと連携し、正確なバス停情報を提供する。


④他のバス停への移動を分かりやすくするため、地面や電柱に方向案内を設置する。


⑤ バスの車内アナウンスやモニターで、「羽田特別出張所」バス停が複数あることを明確に伝える。  


⑥4カ所ある羽田特別出張所それぞれに後ろ括弧書きで東西南北や地名をつけて区別する。


などの施策が考えられます。


Q2

これらの施策について、区としてバス会社と連携し、早急に取り組むべきと考えますが理事者の見解をお聞かせください。


A2



区民の利便性向上のためにも、早期の改善が求められます。地域住民や利用者の意見を反映させる形で、より分かりやすい案内を整備するよう強く要望し、質問を終わります。