June 2014
June 21, 2014
ルーウィン・デイヴィス&バルテュス&塩屋
←エレベーターガールとルーウィン・デイヴィスの図
新宿武蔵野館3基のエレヴェーターは、ルーウィン一色です。
映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」
舞台は、1960年代、フォークソングの中心地、ニューヨークのグリニッジビレッジ。
ボブ・ディランが憧れたとゆー実在のミュージシャン、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録をベースに、売れないシンガーソングライターのルーウィンが、友人たちに助けられながら奔走する一週間を、ユーモラスにつづったコーエン兄弟の新作どす。
エレベーターを降りると、お馴染みの水槽(ヒーリング・アクアリウムと言ってるが)にもルーウィンが。
よく見ると、、、
ネコちゃんが救いになってるこの映画と、隣で上映してる「醒めながら見る夢」をかけたのでしょか。いやストレートに足したんでしょか。
ネコザメが泳いでました。
映画初主演のオスカー・アイザックの演技はもちろん、歌とギターも渋くて、たまらない
後日、猫つながりとゆーか。
猫が多く登場するバルテュスですが、今回は大回顧展だそうで、間もなく終わりそうなので、慌てて上野の東京都美術館へ。

今回初めて、生前のままに保存されているアトリエが再現されました。
光りにうるさかった画家のアトリエの、朝ー昼ー夜の光りの入り方まで再現しとります。
ああ、バルテュスがイスに座って、こっちを見てるような気がする。
少女や猫もいいのですが、どちらも出てこない「窓・クール・ド・ロアン」の解放感は特に印象的でありました。

←パンダポストの図
美術館のお隣が上野動物園。
その前にあるポスト。
パンダさんと西郷さんの消印が押されるらしい。

上野から麻布十番の「塩屋」へ。
つい、「しおや」と呼んでますが、ホントは「まーすやー」と読むそうな。
世界の塩730アイテムを取り揃えています。

これを、

利き酒ならぬ、利き塩する。
お水を渡されて、一口舐めては一口飲んで。
塩といっても、形状、味、色。実に奥が深いのであります。

←化粧品のように美しく並んでいるけど、全部お塩ですの図

うしろに並んでるのは、トッピングの塩たち。
実は、バルテュスを見たあと、疲れたので「ルノアール」でやれやれしながら、クリームコーヒーゼリーを食べたばかりなのでした。
ゼリーの上に、大きなアイスが、でんっ、と載ったやつ。
意外にも(?)それがとっても美味しかったのだけど、まさかのきょう2個目のアイスクリーム。
でも食べる


私はココア塩と抹茶塩のトッピングがよかったのだけど、お店のオネーさんは「島とうがらし塩が好き

腹ごなしならぬ塩ごなししながら、麻布十番をお散歩してましたら、うどん屋さん「くろさわ」を発見。

永田町にあるお蕎麦屋「黒澤」と雰囲気が似ていたので、お店の人にお聞きしたところ、やはり系列店とのこと。
時代がかった内外装は、黒澤映画の美術スタッフが手がけたものだそうです。

関西風おでん
薄味の大根+とろろ昆布や、半熟タマゴのおでんも絶品。

つみれも美味。

おろしうどん。コシがあって、かけつゆも旨いっす。
落ち着く〜

本日のおみや。
ぬちまーす、さんごマース、インカ天日塩でございまーす(最近、オヤジギャグを堂々と言うようになってしまった

どれも、「旨み」があって、クセになりそう。

インカ天日塩は、こげな高所で作られとります。
「天空の塩」←ラピュタか。