November 10, 2008
花笑vs生まれた街
京都市立藤森中学校3年生
今年の3月、こんなメールをいただきました。
初めまして。私は、京都市で音楽を教える教師です。
「花笑」この素敵な題名を以前から気になっていたのですが、先日CDを聴き、久しぶりに心がブルッとふるえる素晴らしい曲に出会えた!と思いました。
歌詞も、メロディも、本当に人の感情をうまく表現されているな、と感じています。そして、このサイトのエピソードを読ませていただき、なんだか涙がこぼれました。
毎日生徒達と接していくなかでは、いろいろなことが起こる現実。「頑張れ!」と声をかけているときも、本当は、自分が一番心が疲れていて、もうこれ以上頑張れない状態・・・でも、そんな時、この曲で、きっとなんとか心がリセットされそうな、そんな気がしています。
本当に、素敵な曲をありがとうございました。これからも、心に残る曲をプレゼントしていただけたなら、幸いです!
ぜひ、この曲で、来年度の3年生に学年合唱を・・と考えています。
そして先日、DVDが届きました。
送り主は、、、
↓
藤森中学校の笠谷先生
京都会館第一ホールで歌われた、3年生約300人による学年合唱の映像です。
源氏物語千年紀の年に、京の都に響く花笑(はなえみ)…
しっとりした別れの歌です。
あぁぁ、粋だなぁ。
風流だなぁ。。
雅、、、だなぁ。。。
私の頭の中では、すでに、かがり火が焚かれ、虫の鳴き声を合図に、舞台が始まろうとしている。
さぁ、花笑だ。。。指揮者が華麗にタクトを振り下ろし、ピアノが切なくイントロを奏でる…
うるうる(ToT)
もう一度 笑ってみせて。。。
ん?
んん?
な、
なんて、
明るく元気な『花笑』だぁ (。・O・。)ノ
世の常で、やはり女の子たちは大人で、詞の意味をよくわかっていて、しっとり美しく歌い上げています。
一方、男子の多くは照れもあるんでしょうか、元気はつらつリポビタンDです(笑)
笠谷先生曰く
「うちの学校らしく、元気に明るく楽しい「花笑」を合唱することができたと思います。自分たちの合唱が終わったあとの開放感と、3年生全員が舞台に上がるというワクワク感で、少し歌のイメージとかけ離れてしまったような気がしますが、生徒達は、本当にこの歌が好きで、一生懸命歌っていました」
仕事でへとへとになって帰宅して、静まりかえった真夜中に観た、
斬新な『花笑』…
こ〜ゆ〜のも、いいなぁ
中学生ならではのまっすぐな思いが伝わってきて、みんなの歌に、実に元気づけられたのでありました。そして、また一人、真剣に生徒と向き合う一所懸命な先生と知り合えて、うれしくなりました。
どうもありがとです。おおきに
さて、同じ頃、かつて学生だった方から、こんなメールをいただきました。
はじめまして、東京東音会合唱団と申します。
弥勒さんの詩に小六禮次郎さんが作曲された混声合唱組曲「生れた街」を1年以上前から練習し、来年7月の演奏会で演奏しようと思っております…
練習に招いてくださったので、早速行ってまいりました
今月の努力「積極的になる」
場所は、幡ヶ谷にある「ガールスカウト会館」
緑の多い閑静な場所にたたずむ、
瀟洒な建物です。
中に入ると、どこからともなく、やわらかな歌声が。。。
東京東音会合唱団
山形東高校の合唱部OBで結成したというこの合唱団。
中学生たちと違うのは、休日に朝から夕方までびっしり練習して、
その後は飲み会なんだそうです(笑)
東音会の皆さんと記念撮影
混声合唱曲「生まれた街」は、作曲が小六禮次郎さん。
桑名市民合唱団「シャンテ・クレール」に書いた合唱曲を、音楽之友社さんが、楽譜を発売してくださいました。
5つの詞からなる組曲ですが、小六さんの持ち味、上品でせつなく甘いメロディの「小六節」で、拙い詞も、胸がきゅんとなる作品になっちょります。
東音会の2名は、詞の理解を深めに、それぞれに桑名に行かれたそうです。
楽しく歌っている中にも、真剣さが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
さまざまな年代の方々に歌ってもらえる歌詞を、これからもっと書いていこうと心に誓い、ガールスカウト会館を後にしました。そして、積極的に行動した自分へのご褒美に、菓子を買って帰りました。
(。・O・。)ノ きょうのそっくりさん:歌詞を書く vs 菓子を買う
...あ〜ぁ。。。
この記事へのコメント
これまた素敵なエピソードですねぇ。
もしかすると、みろくさんは自分が歌詞を書いているというよりも、誰かが乗り移ってみろくさんの指を動かしているという感じですか?
歌詞を書く原動力が『想い』だと仰いましたが、『花笑』もまさにそのもののようですね。
自分の姿が消滅して、歌詞がすらすらと紙の上にばら撒かれてゆく・・・そんな雰囲気なんでしょうかねぇ?
クラシック版のお買い上げ、ありがとございます
こちらから失礼いたしますm(_ _)m
私も同意見にございます(笑)
>誰かが乗り移って
そうだと思います。私が書いているうちは、ろくなもんじゃありません(ToT)
>自分の姿が消滅して、歌詞がすらすらと
よくわかりますね
いなくなったら、すらすらと早いんですが、これがなかなか消滅しないんですよ、私(笑)
みろくはんの積極的な行動が実を結んだのでしょうか
これからも感動を与える菓子、おっとと・・歌詞をどんどん書きまくってくださいね
合唱曲は何年か前に書いたものなんですけど、流行に左右されずに歌われるので、心に沁みるエピソードが増えます
一粒で二度おいしいアーモンドグリコみたいですヾ(-。 -;)ォィォィ
歌詞も作り〜の菓子も作り〜の、おかし〜人生を歩んでまいりますです
学園祭など対抗戦は良い思い出になるんですよね
娘もそうでした
きっと藤森中学の生徒さんもそうだったのではないでしょうか。
東京東合唱団のことといい
一歩前に〜〜〜〜っ。ですね
私の頃はクラス合唱なんてなかったので、合唱で喧嘩したり、まとまったりする話など聞くと、ちょっぴりうらやましい
>一歩前に〜〜〜〜っ
はい。三歩進んで四歩さがらない人生がいいですぅ(ToT)
今月の努力は「積極的になる」でしたけど・・・
よくよく考えてみたですけど、みろくさん、もともと積極的じゃないですか
積極的にやってるから、こんないいお話しがいっぱい集まってくるんだと思います
よって「今月の努力」は、標語として不適当かと・・・
でも、ねぇ、これだけたくさんのひとに夢や喜びを伝えてるんですから、もっとお菓子いっぱい買ってもいいと思いますよ
夜中に泣かせよってに(夜泣きじゃありません、念のため)
お菓子、いっぱい買えてうれしいです
でも、よくよくよく考えると、積極的にやってるのは、皆さんなんですよね。実際に汗水流して走りまわってる人たちがいるから、いろんなドラマが生まれる。
私はパソコン叩きながらお菓子食っちょる(ToT)
お菓子をぶら下げてお尻を叩かないと、積極的にならないんですぅ(浦河のお馬とお友達)
元気はつらつ“花笑”。聴いてみたいですねぇ〜!
合唱の世界でも、みろくさんのネームが
もっともっと広がります様に!
それと、お菓子食べすぎませんように。
キャメロンディアスなボディに影響が…。
ありがとございますぅ
キャメロン・ディアス、まだ覚えてはりましたぁ?
いまならまだキャメロンなんですが、5日あたりはチャメゴンになってるかも(ふ、古くてわからんか?)
こんばんは。
今回はなにやら懐かしいキーワードが出てきて
うれしゅうございました。
山形東高校。。。私、中1の夏から中3の夏まで
山形にいたのですよ。まる2年ですね。
で、中3で高校受験は山形東高校の予定でした。
それがなんと突然東京品川に引っ越し山形とも
お別れだったのです。
で、話は変わって
>積極的に行動した自分へのご褒美に、菓子を買って帰りました。
いいですねー。お菓子は幸せを運んできます。
自分へのご褒美だったらおいしくて高級系をちょっとだけ。
ムカついたときのうっぷん晴らしには安い袋菓子を
バリバリ・・・と、使い分けております。
かっぱえびせんなんて最高です。
こんばんは、こま助さん
山形にいたんですかぁ、、、しかも、、、
受験しようとしてたんですかぁ
山形出身の知り合いから、「あそこは県で一番の進学校」とお聞きしました。女子はなかなか入れないって。
こまちゃん、優秀でございましたねぇ(いや、過去形じゃなく)
>かっぱえびせんなんて最高です。
やっぱ過去形か。。。(爆)(私も大好きだが)
山形東は進学校で有名ですが(こま助さんは優秀な方なのですね)、合唱の方でも昭和36年には全国合唱コンクールで優勝してるそうですよ。来年の演奏会も楽しみですね。
お菓子も良いけど、山形の「出羽桜」の方がお好みでは?
TVには出なくても、それに劣らない感動をみんなからいっぱい分けてもらっているなぁ、といつも思っちょります
山形、詳しいですねぇ。
全国優勝してるんですかぁ
まぁ、卒業して東京にいる人たちだけでこんなに集まってらっしゃるんだから、合唱が盛んな学校だったんだろうな、とは思ってましたが
「出羽桜」
まだ飲んだことないと思うので、今度のご褒美の時に買って帰ろうと思いますが、合唱の帰りにご褒美と称して、一升瓶提げて買える女性作詞家は、、、どうなんだろうか。
でも、きょうみろQが発売しなかった?
でも、みろQは演奏する?
忘れた頃にやってくるみろQちゃん(笑)
でもまだちょっと「てにをは」の使い方が、、、残念だ