April 23, 2014
ロバート・キャパとネーネーズ
「101年目のロバート キャパ」展@東京都写真美術館であります。
雨の写真美術館は、混雑もなく、心ゆくまで楽しめたのであります。
微笑んでおりますが、雨がしたたって、ひきつっております。
キャパの「崩れ落ちる兵士」は、世界で一番知られてる報道写真じゃないでしょか。
スペイン内戦の銃撃戦で、体を撃ち抜かれた兵士の「死の瞬間」を撮ったとされ、キャパを一躍有名にしたもので、初めて見た時は写真に釘づけになったものでした。
それが去年、NHKスペシャルで、かなり興味深い番組をやっておりました。
それは戦闘中ではなく、演習中ではなかろか?
崩れ落ちた兵士は、転んだだけで、また立ち上がって演習に戻ったんじゃなかろか?
なにより、この写真の撮影者は、恋人で同じ報道写真家のゲルダ・タローじゃなかろか?
そんな謎を、ひとつひとつ究明していくものです。
詳細は、沢木耕太郎さんの「キャパの十字架」に掲載されとります。
まさに絶妙なタイトル。
それが事実であれば、かなり重い十字架を背負ったなぁ。
と、モヤモヤした気分で観に行きましたが、結果は、、、
やっぱ、いいなぁ、ボブ〜。
たかが一枚の写真で、心揺れた私がバカどした。。。(T△T)
ノルマンディの上陸は、いつ見ても緊張感漂ってるし、その後に写した、戦場での日常の姿もいい。
ほかにも、ヘミングウェイが原稿に「赤」を入れている集中した顔つき。
元恋人イングリッド・バーグマンが、映画「凱旋門」の撮影の合間に見せる、「素」すぎる表情。
ピカソが家族に見せるおどけた姿。
そんな一枚一枚に、ユーモアややさしさを感じ、番組を見たあとなら、なおのこと、重すぎる十字架を背負ったからこそ、こんな人間味あふれる作品を撮れたんじゃなかろか、と、ふと思ったりしたのです。
さて、キャパを観にきたのでありますが、たまたま、2階と3階で、こんな催し物をやっとりました。
日本写真の開拓者、下岡蓮杖(れんじょう)の「蓮杖」展。
黒部の主、冠松次郎と山岳写真家、穂刈三寿雄の「黒部と槍」展。
雨が強すぎて、やけくそに微笑んでおりまする。
ついでだから、と見たのでありんすが(すんまへん)、どちらも、面白かった~‼
さて、最近、暑かったり、寒かったり、の繰り返しですが、暑くなると、無性に食べたくなるのが沖縄料理。
別の暑い日、沖縄のアーティスト「ネーネーズ」のライブが、小岩にある沖縄料理屋さんであるとゆーので、これはも〜行くしかない
で、小岩に、初めて訪れました。
いきなり、栃錦が出迎えてくれます。。。
横綱、栃錦〜‼ の図
横綱、栃錦〜‼ の後ろ姿の図
なぜか、綱にセブンスターが置かれていました。。。(T△T)
小岩生まれの栃錦さんにご挨拶してから、いざ、沖縄居酒屋「こだま」へ
ライブ前の腹ごしらえ。
ポリポリ、ポリポリ。
美味しくて気づいたら、かなりなくなってました島らっきょうの図
アーサーの天ぷらの図。
「夜でもアーサー」とゆー、どーにもならないオヤジギャグを言いながら食す、あおさの天ぷらであります。
サラダ菜に隠れるタコライスの図
八重山そばの図
ああ、味覚も視覚も、沖縄であります
そして、聴覚に訴えるのは〜
ネーネーズ〜‼
居酒屋のお座敷ライブで、各自、踊っております。
いいなぁ
ネーネーズの歌も三線も、とってもよかったです。
4人とも指笛を吹くのにびっくり。
沖縄の人は、みんな指笛が吹けるんだろか。。。
そんな沖縄の夜を、小岩で、満喫した帰り道を、、、
栃錦がそっと見送ってくれるのでした。
沖縄と栃錦、、、なんだか、無性にうれしく懐かしく、明日もがんばろ〜とゆ〜気が湧いてくるのです。
どすこ〜いっ‼
...はいはい。。。
この記事へのコメント
ロバート・キャパ!! 若かりしころ「ちょっとピンぼけ」という本を読んですっかり夢中になった時期がありました。なつかしいです。
沖縄料理に行くのなら誘ってクダサイ、島らっきょうはてんぷらにしてもウマイですよ!ワタクシはあおさフリークですのでウチにはいつもあおさが常備してあります。先日やきそばに混ぜ込んでみたらなかなかイケました。どうぞお試しあれ!
キャパの番組、みろくさんもご覧になりましたか。
僕は若かりし頃写真趣味にのめり込んでいまして、そういう人がキャパを知らないはずはなく、また、あの有名な一枚を知らないはずはなく、その作品が盗作だったとなるとこれは一大スキャンダルでありますが、みろくさんのおっしゃるように、その後の作品にも目覚ましいものがあることからも、キャパの創造性が欠如しているとの見解はあり得ないと思いますが、重い十字架の件については、僕も同様に感じました。某偽ベートーベン氏を想起しますね(笑い)。
栃錦さん、ついつい撫でてみたくなるんだろうなぁ〜(笑い)。
でも、エシャレットとどう違うのか未だにわからないでございます。
新しいブログ作ろうと思うのですが、どこのサービスを使うか迷っております。
ニコンと言えば、爺が始めて買ったカメラがニコンF2。40年以上前でした。
こいつ今でも動きますよ。頑丈な奴です。時々取り出しては、絞りリング動かしてみたり、シャッターを切ってみたり遊んでいます。でももう現役で使うことは無いでしょう。
おこんばんわ、キャプテン
おっ、さすが、読まれてましたか。
「ちょっとピンぼけ」な詞だね、と言われることはあるんですがね(T△T)
沖縄料理を沖縄旅行と読み違えて、ドキドキしました(爆)
あおさフリーク
青のりの安いやつ、ってイメージしかないのですが
蓮杖は絵を描くように写真を撮ったそうですね
ネーネーズ懐かしい!
10年以上前だからメンバーが変わっていると思うけど、沖縄出身の家内の母とホテルの催事に行きました。
楽しかったよー
義母もネーネーズの間に混ざって踊ってましただ〜(^.^)
私もあのNHKの番組見ました。当時は、ええ?そうなの?とかうっそー、そうだったの?と思いながらみましたが、今やすっかり内容を忘れてしまいました。
ブログを拝見し、そういえばそうだったっけと思ってみたり。
健忘症と老眼と肥満(爆)の三重苦に苛まれる毎日でございます。
お相撲さんのおしりは巨大な割にはぴっと上がってて、よろしいですな。それに180度開脚できてしまうところもすごいです。栃錦、よい面構えでございますう。
あと、キャパに憧れた沢田教一の「ライカでグッドバイ」も。
懐かしい。
で、10歳の頃の私の夢はいわゆる戦場カメラマンになることだったんだよ。
身体能力低すぎてすぐ死んでしまいそうだね・・・、めいわく〜。
私も15年くらい前には業務で大量の写真を撮影して、DPEをやっておりました。1日中暗室にいたこともあります。すべてアナログ銀塩写真の時代で、焼付けなどは虫眼鏡でピントを合わせていました。
そのうちデジタル化の時代になり、これは超楽ちんかと思ったら、ファイルが巨大なためPCが遅かったり頻繁に頓死して、精神衛生上良くなかったことを思い出します。それにあれこれ補正できるので、PCの前にずっと座って作業しているうちに、だんだん悪い画像になってきたりしました。
キャパが現代に生まれたら写真家になっていたでしょうかねえ?
こんばんは、よねさん
Nスぺ、面白かったですねぇ。
二人で一緒に撮ってた感覚なんでしょかね。
藤子不二雄みたいな(ほかに例はなかったか)
エシャレットも島らっきょうも同じようだよね。
島らっきょうの方が、ちょっと辛い気がするけど。
ブログサービスねぇ。
私はこの色が気に入ってるし、移るの面倒くさいから、ずっとこのままだけど
新しくしたら教えてちょ。
そう、ニコン、さすがまほ爺でありまする。
キャパが死の間際まで使用していたニコンが展示されてました。
ほかにも同時代のライカやローライフレックスなども。
今回、同時開催されてる「黒部と槍」では、グラフレックスのクラシックカメラと分厚いフィルムシートが展示されてました。
あんなん背負って登山してたなんて、それだけで尊敬します。
おぉ蓮杖を知ってなさるとは、やはり画商だわい
最初は絵かきだったそうで、絵も結構展示されてましたが、写真の方がだんぜん面白かったなぁ。
ネーネーズメンバー、出てったり戻ったりして、入れ替わっているみたいですね。
お姑さん、沖縄なのかぁ。
みんなすぐ踊りだすねぇ。あのノリ、大好き(笑)
こま助さんも見ましたかぁ。
衝撃的な番組でありましたんで、おぼろげながら覚えておる状態です
栃錦のお尻、かなり色が変わっていて、皆さん、撫でていかれるんだな、と(笑)
すごい、両著とも読んでるんだぁ
沢田教一はんの写真もいいよねぇ。
胸に迫ってくるだ。
戦場カメラマンを夢見ていた10歳の女の子、、、\(^o^)/
いいなぁ、すげちゃんらしい(爆)
monchan、こんにちは
>DPEをやっておりました。1日中暗室にいたこともあります。
ひぇ〜、monnchan、何者〜
人生経験が豊かすぎ〜(爆)
>キャパが現代に生まれたら写真家になっていたでしょうかねえ?
この一行、考えはじめたら、哲学か禅問答のようです
あるいは101歳のキャパが、今の世界の何を撮りたいと思うか。
いかん、働きに行かねば、、、
実は、二十数年前にノルマンディを訪ねたことがあります。初冬の断崖に立ち、昔、ここで起こった出来事を思いながら、しばらくの間、黒いドーバー海峡を眺めていました。
何事もなかったかのように、しかも、異国の私があたりまえのようにそこにいることが何とも不思議な感じで。。。
あれから今年でちょうど70年ですね。
その夜の友は、勿論、カルヴァドスと原産のチーズの盛り合わせでした。
1つがショートケーキくらいの大きさの、、、、(笑
ノルマンディ…初冬の断崖…黒いドーバー海峡を眺める異国人…
ひぇー、なんつぅハードボイルドな✨
素晴らしい体験をされてますね。
やはり其の後は、カルヴァドスと原産のチーズに限りますね🌸
たとえそれがショートケーキの大きさでも💦
GGも実は写真少年で、中学の時親父に頼んで「ピッカリ・コニカ」買ってもらいました。
高校の時はバイトしてPENTAX ME SUPERという一眼レフまで買いました。
買った時点で満足して、写真とはご無沙汰ですね。
キャパに憧れ、沢田に憧れ、一ノ瀬に憧れ・・・・
そうそう、栃錦は春日の親方としての赤い横綱土俵入りでした。
ピッカリコニカ〜\(^o^)/
懐かしい名前でございますねぇ。
高校で一眼レフって、GGさんもかなりカメラ通だったんですね。
一ノ瀬はんもよ・かですねぇ
赤い土俵入り???
今日もまた旅の空から...今日は鯉の街です。
セ界の首位です!街中真っ赤になっています(浦和じゃないよ!)
キャパの時代の写真を見ていると、あの時代のカメラであの瞬間にシャッターが切れるというのはやはり凡人とは違った感性を持っているのだなぁ...とつくづく思います。
今のカメラだと勝手に秒何コマも撮ってくれますので、私ごときでも時速300Kmで走っている車を撮れますが。
穂刈さんと言えば、槍ヶ岳山荘ですね。
日本でも有数の大きな山小屋です。残念ながら山荘前でテント泊は経験がありますが、小屋に泊まったのは冬(しかも1月1日!)に無人の冬季小屋に泊まったのみです。
沖縄料理、いいですねぇ...去年の名護ツアーを思い出してしまいました。
まだこんなに早い時間なのに、無性に腹が減りました。
ご紹介の食べ物のが、目の毒です(笑い)。
取り敢えずは八重山そばを食べたいですが、気になっているのは島ラッキョウのほうでして、あれって、何かドレッシングのようなものでもつけて食べるんですか?
名前を聞くのも初めてなので、味を想像できまへん。
食べ過ぎると、鼻血が出ませんか?
キャパ、流石に皆さんよくご存知ですね。
ここの常連さんには、常識の範囲なのですね。
これって、日本の常識なんでしょうか?(笑い)
正しくは「赤い横綱での土俵入り」です。
還暦を迎えた元横砂の親方(一部元親方)が
実施しますね。最近は北の湖がやっていますよ。
栃錦の春日の親方はずいぶん久しぶりに実施した記憶があります。
お相撲さん、それも横綱経験者は短命な人が多いのか
還暦土俵入りをする人は少ない印象がありますね。
隆の里も亡くなりましたし。
広島〜
浦和はちょっぴり元気ないけど(笑)
そっかぁ、当時とシャッター速度も雲泥の差があるんですねぇ。
穂刈さん、さすがしびさんはご存知ですね
山小屋前にテント泊ってのもすごいけど、元旦に無人の冬季小屋ってのも面白すぎるとゆーか、怖すぎる
日本の常識ではないと思います(笑)類は友を呼びまくると言いましょ〜か、スリーカードを出して、これでどーだ、と勝負をかけても、すぐにローヤルストレートフラッシュで応戦されてる気分と言いましょ〜か。
みなさん経験がスゴすぎて、自分が純真無垢なヒヨコさんに思えてならない今日この頃(笑)
お相撲さん、還暦に、そんなことなさってたんですか〜(笑)
知りませんでした、とゆ〜か、GGさんが、相撲にも精通されてることに驚嘆しとりますが(^O^)/
そうそう、島らっきょ。
軽く塩漬けになっとります。
美味ですが、なぜか、八百屋さんで買ってきて作っても、同じ味にならない。天ぷらにした方が、いいみたい。
ちょっと年寄りと思われるかも知れませんが
中学の時に友達数人と廊下とか校庭で相撲をとってましたよ。
ちょうど千代の富士の初優勝の頃でしょうかね。
松太郎のよ〜ですね(笑)
暴れん坊力士松太郎、早朝にテレビでやっていて、妙に見てしまいます。
ところで、ただ今、私、水没したiphone、乾燥中(T△T)
って、水没したiPhoneって乾かせばいいんですか?
ブラックアウトする前にお店にもっていった方が・・・
日本のガラケーは過剰機能で、防水もついとりますね。
海外製品、いらん機能にコストをかけないから困りものですね。
「のたり松太郎」ってのが原作なんですね。
たまたまテレビつけたらやってたんですが、なぜか毎回見てます(笑)
>水没したiPhoneって乾かせばいいんですか?
調べたらなんだかそんなこと書いてあったんですが、のどの痛みに、焼きネギ首に巻いてるような気もしないではないです。
しかも水没してから丸一日が経っていて、電源は入るんですが、画像がゆがんでる(T△T)
明日までお米と乾燥材で乾燥させて、ダメなら、即修理へ行こうと、、、
でも相撲マンガなら「ああ播磨灘」というマンガ(アニメ)もおもしろいですよ。横綱ですが負けたら引退という崖淵にいる悪役です。実に痛快です。
まぁ、戦争はいかんなぁ、ぐらいの感想はもってましたが
でも、いろんなもんが観られるのって、やっぱりいいことです
目も耳も舌も、いっぱい肥やせますね
あ、肥やさなくていい場所もありますが・・・
さすがまほ爺、詳しいですね〜。
相撲漫画で、ここまで語れるとは^ - ^
「播磨灘」、機会があったら(どんな機会だ💦)読んでみたいっす❗️
はい、いろいろ経験をして、いろいろ肥えとります(T_T)
うりちゃんのテレビ出演も、素晴らしい経験でありますが、よしこちゃん顛末記は、皆さんと共有して、大笑いしたいものです(笑)