ワークショップ（以下ＷＳと略す）にいつもご参加ご協力いただきありがとうございます。既に味噌づくりＷＳ開催ご協力者のみなさまにはご相談・連絡済みですが、仕入先様より材料費の価格改定（値上げ）に関する申し入れがありました。
具体的な価格内容は「消費税込」で来年以降次の通りになります。
値上げ内容；現行４２００円⇒２０１６年４８００円⇒２０１７年５４００円（予定）
という、２年続けての二段階による値上げで、現行の原料の栽培仕様は「特別栽培」ですがそれは2016年までで、２０１７年からは「JAS有機認証」(有機大豆・有機米麹)品質に一本化するというお取引様の商品政策によるものです。
今後ＷＳに参加しようにも価格的なハードルが非常に高くなることで、各地の開催が相当の困難に直面するのではないかと心苦しく思っています。各地のWS開催者の皆様には事前にご相談し開催の可否の判断をお願いしているところです。
なお、大幅値上げに伴い、参加者の負担を軽減するために、例年会場にてお願いしていました種味噌のカンパについは一切中止することに致しました。種味噌用と飯舘村直売所「なごみ」収穫感謝祭出品用の味噌は、支援者のみなさんに労力のご協力を仰ぎながらも、別途にプロジェクト自前で味噌づくりしたいと計画しています。
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「ＷＳ参加費」はイクオール「材料代（味噌づくりセット）」のことです。材料は埼玉県神川町にある醸造会社の㈱ヤマキ様から仕入れています。価格改定の理由は大豆。原料全般の値上がり、産地の不作続き、国内の有機生産者（契約農家）を守るための生産補償などによるものです（別添ヤマキ様の「手造り味噌セット価格改定のお知らせ」参照）。
諸々、検討いたしましたが、完成度の高い本製品（玄米味噌）のレシピ・コンセプトを考えたとき、代替品を検討するにも、プロジェクト事務局の能力に限界があること。また、原料の大豆の事情等に関して日本の農業の実態を考えますと、やむを得ざると考えられること。…等の理由によりお取引先の価格案と商品政策を受け容れざるをえませんでした。
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お蔭様で2015年は福島において「大豆からもどす本格的な味噌づくり」で、5年ぶりに菅野栄子さんたち飯舘村佐須地区農産加工グループの手づくり味噌を「新・さすのみそ」として復活させることができました。今回の値上げは大豆の安定調達によるもので、農産加工グループの皆さんたち自前の栽培や調達についても相談していこうと考えています。
ダウンロード→値上げに関わる重要なお知らせ
ヤマキ味噌造りセット価格改定
