1 名前:ショルダーアームブリーカー(宮城県)@\(^o^)/:2016/03/12(土) 10:25:50.16 ID:SkVVGgnJ0●.net BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典


東北学院大・女子大生が“目撃談”で卒論作成…「震災幽霊」現象の真相(1)
タクシードライバーの話によると…

霊があるのか、ないのかと聞かれれば、ないと答える現代人が多いだろう。東北学院大の女子学生が、
復興が進む被災地で「幽霊」を乗せたタクシー運転手の証言に基づいて卒業論文を書いたことが話題に
なっている。記者は「震災幽霊現象」の真相を突き止めるべく、現地を歩いた。

今年1月下旬、一冊の本が出版された。「呼び覚まされる霊性の震災学 3.11生と死のはざまで」(新曜社)が
それだ。東北学院大(宮城県仙台市)の「震災記録プロジェクト」(金菱清教授)によるフィールドワークをまとめたものである。
被災地の生と死の現場、死にどう向き合うか、などが記されたこの著書に〈死者たちが通う街 タクシードライバーの
幽霊現象〉と題された章がある。読んで字のごとく、タクシーの運転手たちが見た「震災幽霊」を聞き取り調査したものだ。

フィールドワークに当たったのは、金菱ゼミナールの7人の学生らで、卒論としてまとめたのは工藤優花さん(22)だった。
指導した金菱教授が言う。

「震災後、被災地の沿岸各地で幽霊現象の見聞があとを絶ちませんが、石巻の市街地で調査していた工藤は、
幽霊現象の中でもタクシードライバーの体験だけが特異であることに気づきました。というのも、他の霊現象は
『見たかもしれない』という半ば不確かなものにとどまっているのに対して、ドライバーは霊を直接乗せて対話するなど、
リアリティがあるんですよ」

フィールドワークは石巻市で市民200人に対して行われ、幽霊体験があると答えたのは7人だった。

「ドライバーは家族にも話していない。匿名を条件に、幽霊体験をひけらかすことなく話してくれた。夢でも
見たんだろう、と言う人がいるかもしれないが、実際にメーターを切り、不払いの運賃はドライバー自身が
自腹を切っているのです」(前出・金菱教授)

例えば、56歳のドライバーが深夜、石巻駅で客を待っていると、夏にもかかわらず真冬のコートを着た30代ぐらいの
女性が乗り込んできた。

「南浜まで」

女性は行く先を告げた。

「あそこはもうほとんど更地ですが、かまいませんか。なぜ南浜まで? コートを着て暑くないんですか」

ドライバーがこう尋ねると、女性は震える声で聞き返してきた。

「私、死んだのでしょうか?」

「えっ!」

ドライバーがミラーで後部座席を確認すると、そこには誰もいなかった。

そんな恐怖体験を工藤さんに打ち明けるとドライバーはこうも言ったという。

「今となっちゃ、別に不思議なことじゃないな。東日本大震災でたくさんの人が亡くなったじゃない。
この世に未練がある人がいたって当然だもの」

http://www.asagei.com/excerpt/54146

6 名前:ショルダーアームブリーカー(宮城県)@\(^o^)/:2016/03/12(土) 10:27:54.83 ID:SkVVGgnJ0
?PLT(12121)


東北学院大・女子大生が“目撃談”で卒論作成…「震災幽霊」現象の真相(2)
たとえ幽霊であっても途中で降ろしたりはしない

別の41歳のドライバーも、8月だというのに厚手のコートを着た20代とおぼしき男性を乗せた。
夕方のことだった。目的地を尋ねたが、黙ったまま。前を指さしていたので再度聞くと、「日和山」と言った。

日和山は津波の被害が最もひどかった南浜地区の背後にある山。ドライバーは日和山まで車を走らせたが、
到着した時、男性は後部座席にいなかった。

ドライバーは工藤さんにこう話したという。

「怖かったよ、本当に。生気を感じなかったうえに、季節外れの格好をしていたあたりからして不審には思ったけど、
まさか幽霊が出るとは思わなかった。でもなぁ、日和山の海岸側の南浜の更地と夕日を見たら、自然とその怖さも
なくなっちゃったんだよね」

小学生の女の子を乗せたのは、49歳のドライバーである。13年8月のことで、車庫に回送する途中だったが、
手を上げている女の子を発見し、タクシーを歩道につけた。

女の子は季節外れのコート、帽子、マフラー、ブーツを身に着けていた。

「お嬢さん、お母さんとお父さんは?」

「独りぼっちなの」

迷子だと思ったドライバーが家の場所を聞くと返答があったので付近まで乗せていってやることにした。

「おじちゃん、ありがとう」

下りる際、ドライバーが手を取ってあげたので、女の子は礼を言った。が、運転席に戻ると、女の子は忽然と
姿を消していたという。

「そのドライバーは工藤にこう話したといいます。『噂では、他のタクシードライバーでもそっくりな体験をした人が
いるみたいでね、その不思議さはもうなんてことなくて、今ではお母さんとお父さんに会いに来たんだろうなって
思ってる。私だけの秘密だよ』と」(金菱教授)

57歳のドライバーは14年6月の正午頃、手を上げている人物を発見して車を止めると、マスクをした男性が乗り込んできた。

ドライバーが目的地を聞くと、答える代わりに、

「彼女は元気だろうか」

と独りごちた。

彼女? 共通の知人のことなのか? ドライバーはこの男性と知り合いだったかなと思い、

「どこかでお会いしたことありましたっけ」

と聞き返す。すると──。

つづく

7 名前:ショルダーアームブリーカー(宮城県)@\(^o^)/:2016/03/12(土) 10:28:14.08 ID:SkVVGgnJ0