世にも奇妙な小物語

怖い話・奇妙な話・小話など集めて掲載しています。

ネット上に「赤い部屋」という伝説のサイトがあるのをご存じだろうか。
このサイトは巧妙に隠されていて、普通に検索しても、決して行き着くことはできないという。
このサイトの存在を知り、興味を持ったある男がいた。何年もかかって男は「赤い部屋」へたどり着く方法を見つけたのだった。
早速「赤い部屋」へと行ってみると、画面が一面真っ赤になり、白い文字でこう書かれていた。
赤い部屋へ入りますか?
  はい  いいえ
男は迷うことなく「はい」を押した。
画面から白い文字は消え、画面は赤一色になった。
じっと画面を見つめ数分待っても何の変化もない。男は落胆、失望し画面から目をそらした。
すると部屋の壁が真っ赤にそまり、無数の手形が付いていることに気付いた。
男は混乱し部屋を出ようとするが、腰が抜けて思うように動けない。
必死に逃げようとしながらも、部屋をきょろきょろと見渡すと、真っ赤な壁に小さな穴が開くのを見つけた。
男は引き付けられるようにその穴を覗いた。
穴の奥には目が・・・
眼球が真っ赤な目がこちらを見ていた。男は慌てて穴から目をそらし、壁から離れた。すると、壁が壊れて手が伸びてきた。
その手は男の髪をつかむと、壁へと引き寄せた。男が必死に抵抗していると、さらに壁が崩れ、中から人間とは思えない何かが男をにらみつけ、こう叫んだ。
「あがいヘヤにハイリマスガァァア゛!?」



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去年の丁度この時期辺りに夢を見た。それは友達と一緒に心霊スポット巡りをしている夢だった。
多分いろいろ回ったんだと思うが、そこはあまり覚えてない。まぁなんやかんやで「なんかグダグダだし、次最後にしよう。」的な話になって俺ら二人は山奥にある滝に向かったんだ。
またなんやかんやで滝に着いた。そこは滝の水が打ち付けているところの下に、人が一人乗れるくらいの岩があったんだ。
よくアニメとかである滝の水に打たれる修行で、登場人物が座っているような感じの岩だった(わかりにくくてすまん)
その場所には夢ながらにかなりゾクゾクしたのを覚えてる。でも友人はそんな感じもなく、
むしろスポット巡り中にあまりに何もないものだから退屈していたようだった。滝を見てる俺の後ろで、どこかそっぽ向いてたしね。
そんな友人を見て俺は、嘘を言って驚かしてやろうと思った。
俺は振り返り
「おい!あの滝の岩に白装束の女が立ってるぞ!」
って言ったんだ。
友人は俺と滝の方に振り向いた瞬間、もうダッシュで走り去っていった。なんだ?と思って俺も滝の方に振り返ったんだ。
そしたら、俺の目の前に白装束の女が立っていた。
その女と目が合った瞬間になんか意識が遠くなっていって、俺はそこで目が覚めた。
携帯で時間を確認したら5時40分。
6時半起きの俺はまだ寝れるなーって思い二度寝の体制に入った時、ふと、ドアが開いた音がしてドアの方を見た。
白装束の女が入ってきた。
その手にはナイフが握られていて、1分ほどの沈黙の後に女は俺に近づき、俺の右腕にナイフを突き刺した。
と同時に俺は今度こそ本当に夢から覚めた。
二段階の夢だったんだ。
でも異様に右手が痛かった。
あっ、女!
と思いドアの方を見たが、半開きのドアの前に今度は誰もいなかった。
でも俺はそれでもビビった。
ドアの上の時計は5時41分を指していたんだ。
怖くなくてごめん。
でも俺には相当怖かったんだ。



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