世にも奇妙な小物語

怖い話・奇妙な話・小話など集めて掲載しています。

2014年07月

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます。
御礼に一つ、体験談をお話しします。
ストレスにならないようテキスト文書に一気に書き上げたものを
分けてコピペします。長いので飛ばしていただいても結構です。
家族以外にはあまり話したことがないのですが、
筆力がないのであまり怖くはないかもしれません。
10数年前、体験した時はとにかく怖かったんですが。

私が中学生のころのお話です。
当時、実家に住んでいた私は兄弟の部屋と離れ
自分の部屋を好きに使っていました。
部屋を広く使おうと思い、隅に布団を敷き、
枕元に自分で買ったはじめてのステレオを置いて
普段は布団にねっころがりながら耳元のスピーカーから音楽を聴いていました。

あのころは携帯もなく、実家では流行のコードレスフォンを導入し、
私は夜になると自分の電話のように
部屋に持ち込み、一日中友達と電話で話していました。

ある日、部活の事情で家族の外出に同行できなかった私は家で一人、
いつもと同じように布団に横になって友達と電話をしていました。
部活の疲れが出たのか、友達と電話で話していて眠くなったので
電話を切り、部屋の電気を消して眠りにつきました。

夜中に目がさめました。季節はいつだったか覚えてません。
決して寝苦しくて起きたわけではないのですが、起きた瞬間に
体が動かないこと、頭が割れるほど痛かったことを憶えています。

暗闇の中、数秒で「金縛りかな」という判断はできました。
その瞬間までは別に怖くはありませんでした。

ふっ・・と目の前のコードレス電話の緑色の通話ランプが光るのが見えました。

電話を切るのを忘れてた?違う、明らかについた瞬間を見た。
起きた拍子につけたわけでもなく、鳴ってないんですからかかってきた電話をとった訳でもない。
間もなく電話の発信音が聞こえてきました。
プゥーーーという音の中に何かボソ。。。ボソ。。。という音が聞こえます。
耳からは少し遠いので聞き取れません。「グズッ、グズッ、」「・・・・・・・してやれ。」
声・・・?男の声・・・・!
そう思うといきなり背筋に悪寒が走りました。
その瞬間、後頭部の方に位置する大きなスピーカーから
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザ
というノイズの轟音が堰を切ったように溢れ出してきました。
体は動かない。全身に汗が噴きだし、頭の中で「嫌だ!嫌だ!」と叫び
聞かないようにしても意識をそむけることができませんでした。
だんだんとその中に少しづつ声らしきものが漏れてくるのを聞き取れるようになりました。
AMとFMの局の雑音が混じったような音。今でいえばダイヤルアップ接続する時のようなあの音。
その中に大勢の人の声が耳に入りこんでくるのです。

かろうじて聞きとれたのは「ころして」「くらい」「きたよ」「でたい」「つめたい」などの単語。
あとは読経のような抑揚のあるリズムの声。
体はガタガタ震えながらも熱く、満足に呼吸もできない状態でした。
「嫌だ!やめろ!」頭の中でずっと叫びつづけていると、
10秒ほどで雑音の中ではっきりと、一人の男の声が聞こえてきました。

「このいえのしたにいるおんなのこをはなしてやれ」

「え?」頭の中ではすぐに何を言いたいのかわからずただその言葉を反芻していました。

「このいえのしたにいるおんなのこをはなしてやれ」
「このいえのしたにいるおんなのこをはなしてやれ」
「このいえのしたにいるおんなのこをはなしてやれ」
男の声は何度も何度も繰り返され耳元で怒鳴られているかのように頭に響きました。
私は頭が割れそうな中、精一杯の声を振り絞り「やめてくれーーーー!」と叫びました。
声になっていたかはわかりません。
が、その瞬間声は止み、体は動くようになりました。

急いで部屋の電気をつけようと体をゆすって起きようとするのですが頭の痛みが
収まらず、なかなか立ち上がれませんでした。思い出し、
先程の言葉の意味を考えていると更に怖くなり涙が出てきました。
部屋に電気をつけ、カラダの震えがようやく収まってきた頃、

がたん。

部屋の階下で物音がしました。
家族が帰ってきたかも知れない。夜中の話ではありましたが、
期待感からそう思いました。なんとか立ち上がり、重い木製の引き戸まで足を運びました。
不安と期待で迷いましたが確認するためには引き戸を開けるしかなかったんです。
恐怖で指先は震えていました。ほんの少し、5ミリほど引き戸を開けると目の前の階段は
電気がついており、安心感から更に引き戸を開け、様子をうかがいながら
少しずつ扉の外に出て行きました。

が。がり。部屋で聞くよりも少しだけ音がよくわかります。
やはり下の会から聞こえてくる音でした。ただ、実家の床は木製タイル、
歩くときしむ音のように思えました。

部屋から完全に抜け出し、階段の下をうかがいましたが
下の階は暗くてよく見えません。人の気配がしたので階段を中腹まで下りてみると、
ガリ、ガリ、ガリ、ガリとはっきりした音が聞こえてきました。

家族じゃないと気付いた時にはもう手遅れでした。
全身が再び神経剥き出しになるような感覚に襲われ、
まだ終わってないんだということを強烈に思わされました。

そこには真っ黒な不透明(半透明?)の男が階段下の廊下に四つん這いになっている
姿がありました。
がり。がり。がり。がり。

真っ黒な男は両手の指で一心不乱に床を掻き毟っているのです。

真っ黒なのでどこを向いているのかわかりませんが、
上体を起こした時の仕草は確実にこちらを見ていました。

とにかくヤバイ!早く部屋に戻りたい一心で階段を駆け上ろうとすると
バタバタとその男が階段に近づいてくる音がしました。
振り返りたくはなかったので部屋に飛び込み引き戸を精一杯閉め、カギを掛けました。
音は何も聞こえなくなり、追いかけてきた気配は気のせいだったかもしれないと思い
一息つき、引き戸に耳をつけて向こうの様子を伺おうとしたその時、
戸を隔てたすぐ向こう側、数センチのところから聞こえてきました。

「このいえのしたにいるおんなのこをはなしてやれ!」

泣いているような声でした。もちろん返事などできません。
じっと黙っていると向こう側でガリガリと再びその音は始まり、
今度はずるずると階段を下りていきながら何時間も床を引っ掻いていました。

私はというと布団を抱え耳をふさぎ、その日は朝まで震えていました。
その後、その家ではしばらく一人になるのを避けつづけていました。

終わります。


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?322
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1405833844/


345 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 01:53:18.75 ID:xQE2aCPq0.net
去年の夏に起きた話を聞いてください。
当方普通の30代サラリーマンで、家族は妻と小学生の子供2人です。

丁度1年前の8月初旬に、仲良くしてる家族とキャンプに行ったんです。
相手家族もうちと同じっく、夫婦に子供2人の4人。合計8人でのキャンプでした。


そのキャンプ場では、テント2張と山小屋1件を借りました。
テントはそれぞれの夫婦で1張ずつ使い、子供たちは山小屋で寝る事にしました。
山小屋は普通のベッドが2つと、ロフトベッドが2つありました。
夜は山小屋で8人で遊んで、子供が寝たら親たちはテントに引き上げて寝るということにしました。

続きます。


346 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:03:46.47 ID:xQE2aCPq0.net
子供たちを山小屋に連れて行くと、どちらの家族の子供たちも珍しいロフトベッドに寝たがりました。
無理もありません、子供は珍しいものが大好きですからね。

そこで、ジャンケンをして勝った2人がロフトベッドを使い、負けた2人は普通のベッドで寝ることにしてジャンケンをさせました。
何回かのジャンケンの後、うちの長男と友人家族の下の子がロフトベッドを使うことにきまりました。

その後は特に問題もなく、川遊びやバーベキュー、花火や山小屋に帰ってのトランプなどで、11時近くまで8人で過ごしました。
11時近くなり、さすがに子供たちも眠そうになってきたので、入浴や着替えをさせて、11時半頃に子供たちは床に着きました。
その後我々大人たちは酒を飲み続けた後シャワーを使い、12時半頃にそれぞれのテントに引き上げて寝ました。

翌朝7時半頃、起きて山小屋の子供たちのところへ行きました。するとうちの長男が、不思議なことを言うのです。


349 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:16:52.93 ID:xQE2aCPq0.net
長男「昨日の夜、寝てるとき、何度もふとんを足元から引っ張られたんだ。」

えっ?と思いました。するとやはりロフトベッドで寝ていた友達の下の子供も言うのです。
わたしは眠ってるときに、何度も「ボクのだよ・・・ボクのだよ・・・」って声が聞こえた、と。

不思議に思いました。下に寝ていた子たちか?それとも部外者?
しかし、下の普通のベッドに寝ていた他の2人の子供は、何事もなく朝まで熟睡していたそうです。

何か奇妙な気もしましたが、特に実害があったわけでもないので、そのまま朝食をみんなで食べて、
その後の予定をこなすうちに、その子供たちの奇妙な話は忘れていました。


しかし、旅行から帰った翌日、友人から電話を受けたのです。
「おい、変な事があったから、うちに来てくれ!」と。


351 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:27:48.33 ID:xQE2aCPq0.net
友達の家に行くと、「これを見てくれよ」と、ビデオを見せられました。
友達はキャンプ中、ホームビデオをずっと撮っていたのです。それを再生していました。

すると、山小屋に入って、子供たちがベッドを決める場面が映っていました。
4人の子供たちが「よーし、じゃあジャンケンで決めるよ!最初はグー、ジャンケン、ポン!!!」
とジャンケンをした場面です。もちろん4人でのジャンケンですから、最初の1回目は全員がチョキを出したので
あいこになり、2回目、3回目とジャンケンが続いていく様子が映っていました。

友達「おい、分かったか?」

私「うん?よく分からないけど・・・?」

友達「じゃあ、もう1回巻き戻すから、画面の右下をよーっく見てろよ?」


そこで、もう一度巻き戻して再生された画面の右下を注意深く見つめました。すると・・・


356 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/31(木) 02:35:04.96 ID:xQE2aCPq0.net
よーく画面を見ると、右下にうっすらと霞むようにですが、白い手がグーを出しているのです。
4人の手のはずですが、その1回目のジャンケンだけ、手が5本あったのです。


おそらくですが、ふとんを引っ張ったり、「ボクのだよ・・・」とつぶやいたのは、
その白い手のジャンケンで勝った子供が、自分の場所だと主張したのではなかったかな、と思いました。


その後は特に何もなかったのですが、1年経って友達と今年の夏の予定を話していたときに
この話を思い出したので、カキコミしてみました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。お粗末さまでした。



最近、達彦からの連絡がないんです。

前は(と言っても付き合う前からだけど、、、)1時間おきにメールか電話が来てたのに。
付き合い始めてから2年、達彦の実家には訪問したことも電話したこともない。。。
どうしよう。。。
達彦のお母さんは堅い人らしいし
「私は達彦君の彼女です」
なんて言ったらどんなこと言われるんだろう?

でも、心配だし電話しちゃえ。

ガチャ
お母さん「はい、△△ですけど」
(わっ、お母さんが出た!)
私「あのぅ、○○って言うんですけどぉ、達彦君はいらっしゃいますでしょうか?」
お母さん「はい、、、えー、失礼ですけどあなたは達彦とはどんな関係だった方でしょうか?」
(わっ、いきなり暗いし、、どんな関係か聞かれちゃったよ!!)
私「えーーっと、と、友達です、、いや、友達よりもっと仲が良いというか、、、」
(きゃー、勢いで言っちゃった^^どうしよう^^)
お母さん「そうですか、あなたにはご連絡が行かなかったようですね。
実は、達彦は一ヶ月前交通事故で亡くなりました。同乗していた○○さんと共に。
そう言えば、偶然ですけどあなたと同じ名前ですね」
(どういうこと?達彦が事故で死んだ?女の人と同じ車に乗ってて、しかも私と同じ名前??)

そして下を向いて見たら、ゆっくりと足の先から私の体が消えていってたのです。


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?322
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1405833844/


307 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/29(火) 19:50:50.03 ID:si38ipgZ0.net
怖くなかったらごめん
霊感とか心霊とか一切信じない父親がボソッと教えてくれた話
それでもいまだに怪談だのは信じてないけどね

父親には生みの親と育ての親が別にいた。ようは離婚して父親の父親が再婚した。
生みの親の記憶はほとんどないし、育ての親はあんまり構ってくれた記憶がなかった。
そんな育ての親が心臓の病気(たしか糖尿病関係)で入院して間もない頃だった。
生みの親が亡くなったという電話が掛かってきた。
父親は葬式に行くか悩んだ。かなり遠いし、あまり覚えてないし、離れてから一度も会っていなかったから。
それでも…と母親が説得して出向いたときのこと。
ご焼香のとき、頭を上げた瞬間。右の視界の端に生みの親が立ってた。
「あ・・・」っと思ったらいなくなっていた。
そのときになんとなくだけど、昔の記憶がじんわりと思い出したそうだ(母親いわくちょっと泣いてた)
その夜、夢に生みの親が出てきた。おぼろげにある昔の記憶の姿で父親の父親と一緒だった。
だけど自分は今の年齢。生みの親はほんのり微笑んで
「しばらくは二人でゆっくりさせてもらうわ」っていってすぐに目が覚めたらしい。
成仏できたのかーってちょっと安心したんだってさ。

ちなみにコレを聞いたのは父親の育ての親のお通夜。
育ての親は入退院と手術、透析やらを繰り返してたし、今夜が峠って電話を年に3回は聞いた。
それが5年以上は続いたのかな?しにきれないし、いききれないような状態がやっと終わった。
それをあのタイミングで話してくれたってのはつまりそういうことだったのかなって今になって気付いたよ。



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