世にも奇妙な小物語

怖い話・奇妙な話・小話など集めて掲載しています。

2014年12月

ウチのねえちゃんとねえちゃんのママ友達二人(AとBにします)が集まった時の話
2000年の春くらいだったかな。
ねえちゃんの子供は二人で居間で遊んでた。
Aの子供は双子(両方女の子)で、Bの子供は一人(女の子)全員3歳前くらい
AとBの子供はお風呂に入ってたんだ。3人で。俺はその時、小学校高学年。
お風呂で「ウーッ!」って声がしたから見に行ったらBの子供が双子の一人を叩いてたんだ。
何があったかわからないけど「ダメだよケンカしたら!」って言って水デッポウを渡してまた居間に戻ったんだ。
ねえちゃん達は話が盛り上がってる。時間が経って、お風呂からガランって音が聞こえたから見に行った。双子しかお風呂にいない。
あれBの子供は?って思ってよく見たら、双子がやけに風呂桶から体が出てる。中見たらBの子供を二人で踏んでた。
「バカ!どけ!!!」ってどかして拾いあげてねえちゃん達呼んだ。
救急車も来たけど遅かった。俺は怖くて双子が踏んでて殺したって言えなかった。


同じコンテストで入賞した作品。

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 学校につきものの怪談ですが、表に出ない怪談もあるのです。わたしが転勤した学校での話です。美術を教えているわたしは、作家活動として自ら油絵も描いていました。住まいは1LDKの借家のため、家で大きな作品を描くことができず、放課後、いつも学校の美術室に残って作品を描いていました。今度の転勤先でも同じように、美術室の一角で制作を続けていました。
 ところが、妙なことに気づきました。作品の表面に小さい子供の手の跡が付いているのです。油絵というのは乾きが非常に遅く、完全に乾くのに1週間かかることもあります。わたしが知らないうちに誰かが触ったのかと、あまり気にもせず制作を続けました。手の跡も絵の具で上から塗り重ね、消してしまいました。しかし次の日も、子供の手が跡が付いていました。1個どころではなく、作品の表面全体にびっしり付いていたのです。100号という大きさの油絵ですので、単なるいたずらではないなと感じました。その日は作品全体の手の跡を消しながら描いているうちに、作品の山場にさしかかり、9時,10時,11時と、いつしか夜中になってしまっていました。わたしの筆の音しか聞こえないはずの美術室に、いつごろからか、猫の鳴き声とも赤ん坊の声とも言えない泣き声が聞こえるようになりました。窓を開けても猫の姿はなく、赤ん坊も当然いるわけもありません。気にせず制作を続けていると、どうやら美術室の中から聞こえるようなのです。泣き声のする方向を絞っていくと、美術室の後ろにある工芸用の電気釜の中のようです。電気釜は焼き物を作るときに使う、大きめのゴミ箱ぐらいの大きさのものでしたが、故障なのか長い間使った形跡はありません。フタを開けると、本当に生徒がゴミ箱がわりに使っているらしく、丸めた紙くずなどで内部が一杯です。転勤してきたわたしも片づける暇もなく、放置したままだったのです。

 わたしが恐る恐る電気釜に近づいていくと、泣き声がふと止みました。ひょっとして生徒が子猫を閉じこめたのかもしれない、そんないたずらをする生徒がいるなら作品についた手の跡も納得できる。わたしはいたずらの正体を見破るべく、電気釜のフタを開け、紙くずを拾い出しました。美術室に響く紙の音は気持ちのいいものではありませんでした。手に取れるゴミは拾い出しましたが、猫など見あたりません。電気釜の底の方には乾いた砂が溜まっていました。わたしは砂に手を突っ込み、中を探りました。指先に手応えがあるので取り出してみると、それは骨でした。動物のもののような骨、わたしは恐くなり、それ以上手を突っ込むことはできず、美術室を飛び出しました。
 翌日校長にこの出来事を話したところ、「すべてこちらで対応するから他言しないように」と強く言われました。その後聞くところによると、わたしが転勤する前、不倫の末妊娠し退職した美術の女教師がいたということでした。その人は、現在消息不明だということです。
 あの小さな手の跡と赤ん坊の泣き声は、一体何だったのでしょうか?

 出典:Asahi Radio Webio「電脳百物語」
    大阪市北区 藤原光雄さんの体験談


ほんのりと怖い話スレ その106
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1417788066/


257 :本当にあった怖い名無し:2014/12/29(月) 11:54:24.42 ID:u7eyHRcbD
まとめてないんだけど、知り合いが現在進行形である話。

知り合いの知り合いが、風俗店のやとわれ店長やってる。
で、風俗嬢は地方から来た子が泊まれたり、
具合が悪くなった子が休んだり、
その日終点終わっても仕事してて、車送で帰るんじゃなく始発で帰宅する子が始発まで寝てられるような部屋を、
待機室や事務室やらと別に何戸が借りているそうだ。
で、女の子にはタダで貸すくらいだから、ともかく待機室から近くて安い部屋がいいんだって。


258 :本当にあった怖い名無し:2014/12/29(月) 12:03:56.23 ID:u7eyHRcbD
んで、昨日忘年会やったんだけど、その後にその雇われ店長のグループと会って
飲んでたら終電なくなっちゃったんだ。
じゃあ朝までと思ったんだが、うち一人が具合悪くなっちゃって
さてどうしようってなった時に、その店長が「今日は泊まりの子いないから、A(酔っちゃった奴)はその部屋に寝かしとく?」
と言い出したからご好意でそうさせてもらった。

その部屋はまぁ普通の安アパートって感じで、ほんと泊まれればいいやくらいの家電製品しかない感じ。
そして、入口に盛り塩がしてあったんだ。あと、御札が何枚か貼ってあった。
でも風俗業界は盛り塩とかそういう演技はやるのは多数で
どこの事務所も盛り塩はあるから、あーこの部屋にもやってるんだと思った。


259 :本当にあった怖い名無し:2014/12/29(月) 12:14:25.71 ID:u7eyHRcbD
ただ、盛り塩が崩れてて、よくないなあとw
案の定、盛り塩の横に「くずさないでください」との貼り紙w
崩れてるから「崩されてるよw」とそいつに教えたら「またかぁ。しゃーないなぁ。」と盛り直したんだけど、下の郵便受けから塩取ってきて、
わざわざちゃんと新しい塩を盛るのね。
んなの、崩れたくらい、同じ塩を綺麗に盛り直せばいいじゃんって思うからびっくりした。

「すっごいね。なんかきちんとしてんだね。」と聞いたら
「事務所とかはいいんだけど、この部屋はねえ。」と言い出し、
聞いたらいわくつき物件らしい。
最初は盛り塩もよく崩れてても、誰かいじったのかよと思って、
いじらないように貼り紙をして済ませてたんだが、やっぱり崩れる。
で、もしかして何かあるかな?とそこによく泊まってた女の子に聞いてみたら
「夜中、すっごい獣臭くなるんですけど、隣の人になんか言ってくださいよ。」とか
「窓の方から窓叩くような音聞こえて、うるさいんすよ。なんとかしてくださいよ。」とか苦情の荒らし。


260 :本当にあった怖い名無し:2014/12/29(月) 12:21:38.59 ID:u7eyHRcbD
まあでも女の子は霊とか一切念頭に無いらしく、なんらかの原因でそうなってるって思ってる雰囲気で言ってくれたそうだが
店長はいわくつき物件なの知ってるから、びびって盛り塩をしっかりして、
御札も悪霊なんかが入って来ない方角に貼ったんだと。
それでも夜中に足音がしたり、ものの位置が変わってたり、
けっこう怖いとまではいかない霊現象はあるらしい。

で、そこにAを置いてきたから大丈夫かなと思ったが、
まだ飲みたいから朝まで飲みに行った。
もうすっごい楽しんでセクキャバも行って、馬鹿みたいに過ごして朝になって
A寝てるかなと、その部屋に戻ったんだけどAがおらず。


261 :本当にあった怖い名無し:2014/12/29(月) 12:35:25.81 ID:u7eyHRcbD
メール見たら「ちょっとガス○(ファミレス)で始発まで時間潰す。始発出たら帰る。」とメール来てた。
飲んでメールなんか見なかったから悪いなぁと思い、空になったその部屋を去って帰宅の路につこうと思って盛り塩みたら、また崩れてた。
形ががさっと崩れるんじゃなくて、強い風を上から当てられたようにバーっと散らばってた。
で、店長はまたその塩を直して、まあ、眠いから俺たちはおのおの帰宅した。
でも、オカルト好きな俺は「Aは部屋で何かあった→だからファミレスに逃げた→で、盛り塩も崩れてた」に繋がったから
そうだったら面白いと、さっきAに電話したんだ。
そしたら泣きそうな声で「夜中誰かが歩き回る音を聞いた後、シャワーがいきなり流れ出して、おいおい怖いよと思っていたら
カーテンの隙間から女の人が立ってた(これはもうパニック状態で見たから気のせいだったかもしれんと)」んだって。
で、案の定、聞こえた。そいつ独り身なのに女の声が。
「え?今外なの?それともテレビ?お前がしゃべるタイミングと同じタイミングでなんか聞こえる」とそいつに聞いてみたが
そいつは家に居て、テレビも何もつけてなかった。
こんな身近でそういう体験が起こると思ってなかったから、まだちょっと怖いというより驚き中。
今後Aに何もなければいいが。



夏休み。友人のAは、町内の子供会の役員をやっていた。
夏のイベントは、海水浴+バーベキュー。小2の長男を連れて参加した。
彼はバーベキュー係。楽しい昼飯も無事に終わり、彼の役目も終了。ビールを片手に寝転がっていた。
横では、丁度スイカ割が始まって、自分の子供もそれに参加している所。
ウトウトしていた彼の耳に、子供の声援が聞こえてくる。「もっと右!」「違う違う!」
大半の子供が失敗する中、最初の子供が成功した。「やった!」「ギャー!」
目をつぶっている彼の耳に、にぎやかな声。しばらくすると、二個目。「いいぞ!」「ギャー!」
元気である。そして三個目。「そこだ!」「ギャー!」・・・・え、ギャー?
・・・それは声援というより、女性の悲鳴に近い声。それも子供の声には思えない。
彼は気になって目を開けた。そこには楽しそうにしている子供がいるだけ。悲鳴を上げそうな女性の姿は見えない。
不審に思っている所に、最後の四個目のスイカに目がいった。丁度狙いを定めた子供が割る所。
地面に置かれているスイカ。・・・・いや、スイカじゃない!少なくとも彼には、女性の生首に見えた。
子供の棒が振り下ろされる。それは確実に生首にヒットした。・・ぐしゃ!・・「ギャー!」
スイカが、いや首が、顔を歪ませ、悲鳴を発した。つぶれ、二つに割れ、中から赤い液体がほとばしる。
彼は立ち上がり子供達の方へ。『なんて事をするんだ!』そう叫ぼうと、もう一度スイカを見ると、
それはどこも不審な所のない、ただのスイカになっていた。
彼は疲れているのだと、自分に納得させて、ふたたび横になった。そして、子供会も無事に終わった。
そして、それから数日が過ぎた。彼は、あの日の事が気になって、ちょっと調べてみた。
すると、数年前、その海岸で女性が撲殺されていた事がわかった。
致命傷は、頭蓋骨陥没だったらしい。


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