世にも奇妙な小物語

怖い話・奇妙な話・小話など集めて掲載しています。

2015年02月

俺にとっては洒落にならない話。

俺今S川急便に勤めてんだが、今までは倉庫作業だったんだけどこないだようやく配達できるようになったんだよ

だけどその頃からなぜか仕事中に非通知の電話がかかってくるようになった
運転中に携帯なんて使えないんだけど仕事の都合上電源切ることできないから、ずっと鳴りっぱなしなのよ

だからスルーしてるんだが、毎日毎日あんまりしつこいから運転中だったけど出たんだよ

そしたら電話先で滅茶苦茶でかい声で絶叫。
ビビってハンドルとられるとこだった

同じ高校の同級生だった奴も運送会社で、そいつ運送中に事故って死んだんだよ
しかも通話中に。

偶然ならいいんだが・・・


彼女と喧嘩をした。時刻は良く覚えていないが、良く晴れた夕方だった。場所は俺の家。五階建てマンションの最上階の一室。
元々は俺が悪いんだよ。俺が浮気したからだ。今日、初めて彼女を家に連れてきたんだが、その時に俺と浮気相手が一緒に写っている写真を見られてしまった。
彼女、高所恐怖症で脚立も登れないようなか弱い娘だったから、まさかこんなに怒るとは思わなかったよ。
カッとなった彼女に手痛い一撃を喰らった時は、流石に参ったよ。反省した。俺は謝った。
さすがにやりすぎてしまったことを悟ったのか、彼女も謝ってきた。泣きながら俺にしがみついた。白いコートが汚れるくらい、ギュッと抱きしめてくれた。
その時、俺はわかったよ。この女を愛してたんだって。誰よりも、誰よりも好きだったんだって。
俺も彼女を力いっぱい抱きしめたかった。でも、それは出来なかった。
俺は心を鬼にして彼女を突き放した。
「俺に触るな、汚れるだろ!! 涙を零すな!! 帰れ!!」と。そして彼女のコートを奪い、何処でも買えるような紺色のレインコートを投げつけた。
そして、俺は思い出した。この家の近所で、最近刃物を持った変質者が度々目撃され、警察が常にパトロールをしているということを。
俺は言った。「危ないから、ここを出たら明日の朝までずっと友人と一緒にいろ。後で電話するから、絶対だぞ!!」と。
彼女は頷いてレインコートを着込み、フードを深々と被ってそそくさと帰っていく。
ふう、やれやれだぜ。
俺は彼女が好きだった。プロポーズした時は絶対に幸せにしてやると約束した。なのに、俺は彼女を全然幸せにしてやれなかった。
それどころか、俺のせいで彼女は不幸のどん底に陥ってしまうかもしれない。
俺は重い身体を引きずって、台所に立った。そして洗い物をする。そう、刺身にしようと魚を卸していた途中だったな。包丁についた血とかは良く洗い落としておかないと。特に持ち手の柄の部分はしつこいくらい入念に洗う。
そして、脱衣所でコートを脱ぐ。脱いだコートは、風呂場の湯の張った浴槽に放り込んでおいた。こうした方が、良く落ちるんだ。
相当辛い。頭痛はするし、眩暈もする。でも、大好きな彼女のためにもうひとふん張りだ。
まずは床掃除。ドアノブや壁などを念入りに。床に目を落とすと、茶髪に染めた彼女の髪の毛が落ちている。危ない危ない。こういうものはしっかりと拾っておかないと。
俺は彼女のコートと浮気相手と一緒に写っている写真を鋏で細かく切り刻み、彼女の髪の毛と一緒にトイレに流した。そう、彼女へのお別れの気持ちを込めて。
最後に部屋全体を見回す。うん、すっかり綺麗になった。女っけの無いむさ苦しい部屋だ。それが俺にはお似合いだ。
俺は彼女に電話をかけながらドアと、バルコニーを除く窓を全て内側から鍵をかけた。途中で彼女の友達にも電話を代わって貰い、「今、何時でしたっけ?」というような他愛無い会話をして電話を切る。
その後、金属バットを持ってバルコニーに出ると、外側から室内目掛けてガラスを粉々に叩き割った。わざと近所の人にも聴こえるように、ガッシャ~ン!! と盛大に。そう、ここは五階。だから、絶対大丈夫。彼女は俺が守ってみせる。
もうそろそろ体力の限界だ。眠い。でも、眠るのはもう少し後だ。あと少し頑張れば、好きなだけ眠れるのだから。
俺は110番通報した。慌てて言う。
「助けてくれ!! 刃物を持った髭面の男が窓から部屋に入ってきた!! こっちに来る、うわ、やめろ、うぎゃああああああ!!」

電話を切る。そのまま、俺は静かにソファに横たわる。ああ、眠い。
最後に思い浮かべるのは、彼女と付き合っていた頃の楽しい思い出。
俺みたいな奴のことなんか忘れて、幸せになってくれよ。


かれこれ何年になるだろうか・・・
俺が学生時代の話だ。
ニュースで「43歳の女性が投身自殺」というのが出てた。
どうやらその女は踏み切りに飛び込んだらしい。
その踏み切りはちょうど学校へ向かう途中に通る踏み切りだった。
翌日、その踏切には警察官が数名現場検証のようなことをしていた。
警官のうち一人は、踏切のほうに目をやってるため、
踏切が閉まった後踏み切りを横切る人もいつもより少なかった。
俺は警官がごちゃごちゃ話してるのを歩みを緩めて
盗み聞きした。「まったく、電車が来ているのに踏切を渡ろうとするからだ」
「ああ、16歳だってのにな・・・被害者はあそこの高校の学生だろ?」
あそこの高校とは俺が通ってる学校だった。
それより俺は警官が昨日のニュースと違うことを言ってるのにびっくりした。
確か中年のばばぁが轢かれたんじゃ・・・2件あったのかな
俺はその時は大して気にしてなかった。

学校に着くと、友人に早速そのことを話した。
そいつは「ばっかじゃねーの、電車に轢かれるなんてとろ過ぎ」
と言った。そいつは昨日のニュースは見てないようだ。
そして、その夜。俺はオカ板で有名な「降霊機」を使って遊んでいた。
今日は両親共に居ない。
恐怖も高まったその時・・・電話がけたたましくなった。
一瞬ビクッとしてイスから転げ落ちそうになったが、何とか持ちこたえた。
ナンバーディスプレイを導入している自宅の電話は「非通知」と表示していた。
俺は恐る恐る電話に出た。
「はい、もしもし・・・」
しかし、受話器から聞こえてくるのは踏切の警告音だけだった。
それも音がだんだん大きくなっている。

「な・なんだ、イタズラなら切るぞ」
すると受話器から声が聞こえてきた。
「俺だよ、俺。オレオレ詐欺じゃないぞ」
「何だよ、お前か・・・」
それは昼間踏切の話をした友人だった。
「で、なんだよ」
「ああ、明日の宿題なんだが数1のプリントが・・・」
踏切の音でよく聞こえない。
「おい、それより踏切から離れろよ。音がうるさくて聞こえにくい」
すると奴は恐るべき事を言い出した。
「踏み切りだと?そんなものねーぜ」
「なっ、ちょ、じゃあ混線か?」
「しらねーよ、ん・・・なんだ、う・うああああああ」

「おい、どうした?」
一瞬、電車の汽笛のようなものが聞こえて通話が途切れた。
かけ直しても繋がらない。
俺は直感的に女が轢かれた踏切へ向かった。
踏み切りは警察が野次馬を押しのけたりして封鎖していた。
鉄道職員が線路をキョロキョロしている。
俺は半ば覚悟しつつ警官に聞いた。
「あの、すいません。人身事故ですか?」
「一般の方には言えません」
「多分彼の友人です」
「えっ」
警官は一瞬言葉に詰まった。どうすればいいのか分からなかったらしい。
上司らしき人と掛け合って戻ってきた。
「あの・・・あそこの高校の方で?」
「はい」
警官は友人が事故で死んだことを教えてくれた。
死体の損傷が激しく、バラバラになって全ては拾えないそうだ。

翌日、俺はその踏み切りに差し掛かった。
否が応にも昨日のことが思い出される。
その踏切には警察官が数名現場検証のようなことをしていた。
警官のうち一人は、踏切のほうに目をやってるため、
踏切が閉まった後踏み切りを横切る人もいつもより少なかった。
俺は警官がごちゃごちゃ話してるのを歩みを緩めて
盗み聞きした。「まったく、電車が来ているのに踏切を渡ろうとするからだ」
「ああ、16歳だってのにな・・・被害者はあそこの高校の学生だろ?」
どこかで聞いた事のある言葉だ・・・まさかな・・・

これで俺の話は終わりだ

後から考えるとなぜ友人が家とは逆方向の踏み切りにいたのか。
そして、なぜ俺に嘘をつかなければならなかったのか不思議である


ほんのりと怖い話スレ その107
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1424959780/


7 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/27(金) 23:40:34.11 ID:AZLCeQTC0.net
今年の正月に実家に帰ったときのちょっとほんのりな話。

自分の実家は神戸の田舎にあるのね。自分が小学校5年の時に、両親が家買って引っ越したの。

で、その家に引っ越してから、
・毎週水曜日に風呂に入ってると、缶にモノ入れてひっくり返したような音がするけど
自分以外の家族は誰も聞いてない
・けっこうな頻度で金縛り
・2階から降りてくる階段の途中で手すりに手だけいた
とか、ちょっと怖いコトがあったのよ。
まあ、それが小学生~高校生の多感wな時期だったから、大人になった今となっては、なんかの間違いやろなあ、と思ってたワケ。

で、他県の大学に進学して、そのままソコで就職して家庭を持って、毎年盆正月には帰ってお泊りもしてたけど、なにもなかったの。

で、去年離婚してね、今年の正月は独りで実家に帰ったの。
正月の実家は、父母弟妹夫妻の5人と自分。
みんなでおせちとか食べて、ビールだのワインだの飲んでいい気分になってたのよ。
で、自分、トイレ行ったら、2階から、足音がするの。廊下行き来してるみたいな。
誰も2階におらへんのに。
気のせいと思って、居間に戻って、家族で団らんして、またトイレに行ったら、また2階から足音。

で、居間にもどって
「みんなここにおったやんな? トイレ入ったら、2階から足音するねんけど。」
って言うたら、父母が「この家な~、そういうのあるねん」って。


自分が小っちゃいころの経験って、ホンマやったんや、ってちょっと怖くなったよ。
父母がどんな経験したんかは、訊いたけど、ごまかされた。もしかしたら、もっとエライ目にあってたりして。



このページのトップヘ