こんばんは

　今日は外来の後カテーテル治療があり、今終ったところです。これからまた、テレビの取材の打ち合わせがあります。明日は用事で北陸の方までとんぼ返りで行ってきます。来週からまたワンサカとカテーテルがありますので、頑張ります。

Chibanishi General Hospital

• 心臓カテーテル検査と256列マルチスライスCTの比較
• 大動脈瘤が心配な方
• 糖尿病で足の切断を宣告された方はご相談下さい
• 頚動脈のカテーテル治療
• 結石破砕
• 不整脈
• カテーテルアブレーション
• ロータブレーター

けいまま様へ

　まず”けいまま”様へ。今頃東名高速道路を走っておられることだと思いますが、お母様の治療は120％上手くいきました。右足に続いて左足も、足の甲の血管まで完全に通り、脈もほとんど触れなかったのが、私の”気”ほドクドクと”ふれる”ようになりました。順調であれば明後日退院できると思います。はるばる大阪は堺の方から来られた甲斐があったと思いますが、心臓も順調ですし、今後は私の幼稚園、小学校、中学校、高校を通して同窓だった開業医師を紹介しますので、そちらの外来で診てもらってください。本当にお役に立ててよかったと思います。
　今日は朝九州で学会があり、午後とんぼ返りで病院に戻り、これからまだ6−7件の治療がありますが頑張ります。

お答え致します

　まず"Tak"様へ。一般的に、左冠動脈の根元に病変があるからといって、自動的にバイパス手術になるわけではありません。現在のカテーテル治療技術、治療器具のレベルからすると、十分カテーテルで治療できる場合が少なくないのです。もちろん他の血管の状態とかいろいろな要素を加味して、検討する必要がありますが、少なくとも他の医師のセカンド・オピニオンを求められてはいかがでしょうか？実際の血管造影の写真を拝見していないので何とも申し上げられませんが、もし情報を送って頂けるのであれば、喜んで拝見します。一度当院循環器科のコーディネーターにご連絡ください。私の方はいつでも診察させて頂きます。
　ところで、モロッコと言えば、まず映画"カサブランカ"のハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンを思い出しますね、私以上の年代であれば。ちなみに、私の一番好きな花は、少し高いですけどカサブランカです。
　また、飛行機の中で見ましたが、映画"グラン・トリノ"と"愛を読む人"はお勧めです。

こんばんは

　先週からスペインで開かれていた学会に行ってきました。豚インフルエンザがスペインでも拡がっているという報道でしたが、行ってみると空港、街中、学会会場含め、マスクをしている人はゼロ、テレビでも新聞でもほとんど取り上げられていませんでした。学会会場でも注意書きすらなく、手洗い用の場所もなし。日本とは全く事情が違ってやや拍子抜けの感もありました。例によってきょうの外来も混雑しましたが、心臓CT後の追加のカテーテルも何件かあり、それに緊急も加わって、まだあと４人の方の治療が残っています。
　さて、学会がスペインで帰りがけに時間があったので、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚式を挙げた英国領ジブラルタル経由で船に乗って、北アフリカはモロッコのTangerにまで足を延ばしてきました。ここは、映画”ボーン・アルティメイタム”の中で、マット・デイモンが刺客のCIA工作員と死闘を繰り広げたところでもあります。ちょうどその映画のロケ場所も通りかかり、”カスバの女”の曲で有名なカスバという町の一角も見ることができました。大西洋と地中海の境目にある土地で、古くから多くの民族、国家が入れ替わり立ち替わり支配をしていた歴史上の要衝でもありますが、時折流れるイスラムのお祈りの時間を告げる合図が印象的でした。途中、ショーン・コネリーが別荘を持っている高級リゾート地マルベージャやマラガも通りましたが、スペインにもなかなか良い場所があるものです。
　また今週から、パワー全開で頑張ります。

こんばんは

　今ようやく予定のカテーテル治療が終わりました。最後の方は四国から来られた患者様で、右冠動脈、左冠動脈主幹部に重症石灰化があり、バイパス手術が難しいため、ロータブレーターで治療しました。薬剤溶出性ステントを７本使い完璧に治療できましたが、とにかく血管はガチガチでした。他に、外来の心臓CTで異常があり速攻でカテーテル治療をした人１名、頸動脈ステント２件(この内の１件は超難関)があり、南米パナマから来られた方の完全閉塞も芝山先生の協力あって完璧に治療できました。大阪の方も無事終了。さすがに足がパンパンに張れていますが、全員無事治療できてよかったです。患者様の来られた場所で一番遠い方は青森県、次いで福島県、あとは茨城県、神奈川県といった具合でした。明日から海外の学会に出張するため、来週の月曜日まで、ブログはお休みです。

こんにちは

　今日は朝一番で四国に出張に行き、日帰りで帰って来ました。例のインフルエンザの感染拡大で、当院も万全の対策をとるべく、院内でのマスク着用、手洗いの徹底が本日の緊急感染対策委員会で決まりました。　
　当院には一日2000名を越える患者様、家族の方が来院され、それに職員を加えると一日3000名近くの来場者がある計算です。また千葉県内にあって成田空港に近い事もあり、海外から来られる患者様も少なくありません。非常に込み合っている病院ですので、国内発症、海外渡航者問わず、新型インフルエンザに対する予防体制をとる事にしました。皆様のご理解、ご協力をこの場を借りてお願い致します。

こんばんは

　今、予定のカテーテル治療が終わったところです。長野県からの方や、四国から来られた方もいらっしゃいました。昨日、冠動脈のロータブレーターと頚動脈のステント術を同時に行った方は、リスクが高かったにも関わらず順調です。頚動脈ステントは一年間で100例以上行いました。軽症の脳梗塞を起こした方が3名おられましたが、高リスク例含めても成功率97.3％、死亡率0％を維持しています。これも神様、仏様、ご先祖様が守ってくれたおかげでしょうか？
　明日はまた夜まで外来がありますから、今日はこれで終わりです。

嬉しいお知らせです

　今、大阪からの患者様の治療が終わりました。さすがに今回は難しいかな、と思いましたが、神様か仏様かご先祖様が助けてくれたのでしょう、何とか足の付け根から足の指の先まで、全部血流が回復してくれました。心臓の血管の方は私が去年入れた薬剤溶出性ステントが効いて、今回は全く問題ありませんでしたが、右足の方は本当に心配だったのです。夜中まで頑張った甲斐がありました。右足の甲の血管の拍動が治療前はゼロでしたが、今はビンビンと触れています。以前他の病院で行った足のバイパス手術でせっかくつないだ血管は、既にほぼ跡形なく詰まっていましたので、本当にもう後がない状況でした。これでおそらく、右足の切断は免れるのではないか、と思います。本当に、本当に良かったです。

嬉しいお知らせです

　今、大阪からの患者様の治療が終わりました。さすがに今回は難しいかな、と思いましたが、神様か仏様かご先祖様が助けてくれたのでしょう、何とか足の付け根から足の指の先まで、全部血流が回復してくれました。心臓の血管の方は私が去年入れた薬剤溶出性ステントが効いて、今回は全く問題ありませんでしたが、右足の方は本当に心配だったのです。夜中まで頑張った甲斐がありました。右足の甲の血管の拍動が治療前はゼロでしたが、今はビンビンと触れています。これでおそらく、右足の切断は免れるのではないか、と思います。

こんばんは

　今日は定期健康診断の一環としての内視鏡検査を受け、その後はずっとカテーテル治療でした。検査の方は、いつも通り当院消化器科部長の梅谷先生に施行してもらいましたが、胃十二指腸を検査する胃カメラと大腸内視鏡検査を一度に行っていただき、あっという間に終わりました。結果はまったく問題なく、一安心。それにしても梅谷先生の技術は素晴らしく、苦痛は全くありませんでした。もしこのブログをご覧の方で、胃や腸の検査を受けられる方がいらっしゃいましたら、是非梅谷先生をお勧めします。彼の技術は、名人、達人を通り越しています。
　今群馬県からの方が終わり、あと一人大阪からの患者様をこれから治療します。性格や根性はともかく、私の健康に異常がないことがわかり、また循環器診療に打ち込めますので、頑張ります。
　申し遅れましたが、明日5月14日21時30分からスカパーというケーブル・テレビで、当院と私のことが放送されます。番組名は”夜エクスプレス”で、その中の特集”ビジネス潮流”で紹介され、タイトルが”命を救う心臓疾患の最新医療”です。取材を受けた時には、256列マルチスライスCTやロータブレーターの事を撮影していましたから、そのあたりが出てくるのでないか、と思います。スカパーでは今月私の好きな”ランボー最後の戦場”を頻繁に放送していますが、もしお時間があったら映画の他に、当院と私が紹介される放送の方もご覧下さい。