松本みすず細工復活プロジェクトの日記

「変わりゆく街の中で 変わらない心を伝えていく」 信州松本の伝統産業「みすず細工」の技術と文化を継承し、地域の共同による復活を目指して平成23年度から活動を行っています。 平成24年度からは長野県の「地域発元気づくり支援金」を受けて、歴史記録調査や地域発信を行っています。

クラフトフェア

「商店と工芸」in工芸の五月

5月の松本は「工芸の五月」と題して
一ヶ月の間、街のあちらこちらで工芸のイベントが開かれています。

その五月の最後の週末が
クラフトフェアという大きなお祭りで締めくくられるのです。

クラフトフェアが始まって30年を迎えた今年、
老舗商店街に新しい工芸のお祭りが生まれました。
「商店と工芸」
古くから松本で育ってきた商と工が繋がったお祭りに
みすず細工も参加させていただきました。


和菓子の開運堂さんをギャラリーに
商店と工芸(絹織り、木工、箒、みすず細工)のメンバーによる展示作業。
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開運堂さんの店内には
上記の4つの工芸に加えて
七夕人形、お神酒口、松本てまりが飾られました。
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宵祭りでは七輪陶芸のワークショップと
実演
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プラスチックの容器とはいえ、地元商店さんたちの出店ならではの内容。
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馴染みの商店のお祭りということで
観光で来られた方だけでなく
地元の方々も多く立ち寄ってくださいました。

実演している私たちも
作業を休んで七輪陶芸をしたり出店を流したり、
見学の方にもちょっと編んでいただいたりと
楽しい時間でした。

とはいえ、ここまでの期間
集まって案を練ったり
ちゃんと七輪陶芸が出来るか練習したり
チラシを作ったり配ったり、
みんなで一緒に作り上げてきました。

その経緯があるからこそ当日が楽しめて
終わると寂しいと思う。
文化祭みたいだなと思いました。

もしかするとクラフトフェアも最初は
こんな感じだったのかもしれない。。
そんな事を思った宵祭りでした。


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実演で作った箒と皿ザルを交換会。
道具類のお掃除に活躍すること間違いなしです。
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春の始まり

桜前線が北上している今日このごろ、
松本の地にもようやく芽吹きの季節がやってきました。

ふきのとう
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梅花
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わさび
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こちらは、市街地のあちらこちらに湧き出ている水場です。
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松本は、街を取り囲む山々から流れ込む地下水の街。

クラフトフェアを柱とした5月の松本は
「工芸の五月」として街の各所にクラフトの企画があふれます。

その一貫で、街中歩きを楽しんでいただこうと企画されている
湧水散歩。

みずみずしい日常と名づけて
水と共に暮らす松本の路地裏の風景を見ていただこうと
着物の姫がご案内する企画です。

「排水口のように見えるけれど実は湧水」という場所に
さりげなくクラフト作家さんの水口がつけてあったりします。

クラフト探しするのも楽しいです。
 
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