120107_155020先日、「平成中村座」を見てきた。
前から観てみたかったのだが、なかなか行ける日にちのチケットが手に入らず、正月のチケットがたまたま手に入り、やっと観ることができた。
日頃から私の母のことを気にかけてくれて、色々してくれる友人をお礼として誘った。
この友人、昔、日本舞踊はやっていたのだが、歌舞伎にはあまり興味がないのでどうかと思ったのだが、平成中村座は観てみたかったということだったので丁度よかった。
会場は浅草から少し歩く隅田公園内 仮設劇場である。
去年までは浅草寺の横あたりでやっていたのだが、そこは元々緊急避難場所だったらしく、あの地震のあと、やはり避難場所に小屋があってはいざというときに避難場所として使用できないため、場所が変更になったらしい。

会場は土禁。ブーツを履いて行ってしまったので脱ぐのが面倒だった
私たちは2階の前列。床には絨毯が敷き詰めてあるのでそれほど冷たくはなかった。
座席は畳敷きの長いすに薄っぺらい座布団が置いてあるだけ。背もたれは丸い棒にクッションが巻き付けてあるだけで、お尻も背中も痛かった。
まぁ、小屋だからしかたないのかな。
1階の前列半分は座椅子だ。上から見てると割に着物人もいて、4時間近く正座はさぞ辛かろうと思っていたが、体育座りしてたり、足を投げ出したりしてリラックス体勢。
でも、帯のお太鼓はつぶれてたけど。
着物で行かなくてよかった。

夜の部を観たのだが、最初の『寿曽我対面』は前夜の夜更かしがたたって、うつらうつら、半分寝てしまった
次の『お染の七役 於染久松色読売』は高校生のときに玉三郎がやったのを観たことがあり、どうしても比べてしまい、おしいっ!って感じ。
全般にこんなもんかなぁ〜って感想で終わり、帰りは臨時バスを出してくれるらしいのだが、人が並んでいたので私たちは歩いて帰った。

ちなみに、この日、浅草をブラブラしてたら中村勘太郎を見かけた。
入ろうかなと覗き込んだ扇子のお店から出てきたのでびっくり。
あれ、なぜ?と思ったら、彼は今月はお休みだったそうだ。
もうすぐ襲名だねぇ。
でも、私は今でも勘三郎を勘九郎と言ってしまう。
だって、私の勘三郎は先代の勘三郎だもん
今でも蘇る彼の声。
入社したばかりの私に「おはよう」と声をかけてくれたステキなおじさまが第一印象。
私から挨拶しなければいけないのに、気さくに声をかけてくれて感動だった。

いやー、でも浅草は楽しかった!