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無期懲役囚、美達大和のブックレビュー

教養を深めたい、仕事に生かしたい――。
人として成長するために本を読みたいと思っても、何から読めばいいかわからないビギナーのためのブログ。
服役中の無期懲役囚・美達大和から届く書評を随時公開。
週2回をめどに更新していきます。


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『働く女の仕事のルール』 有川真由美

9784907072438

『働く女の仕事のルール』
有川真由美
きずな出版
1400円+税

人にも時代に振り回されない女の仕事のルール、
というのが本書のテーマでした
(これ、男の人にも良書)。

一読して「その通り!」と
肯定する部分の多い書でもあり、
日頃、私のデビューを楽しみにしてくれている
(たぶん)女の人たちの役に立てば、
というので心を込めて
(いつも込めていますが念入りに!?)
アップします。

「こんな働き方をいつまで続けていくんだろうか」
「いまはいいけど、将来、仕事がなくなったらどうしよう」
「貯金もあまりないのに、生き抜けるんだろうか」
「公的年金だけで、老後は生活できるんだろうか」

のっけから、著者はこんな不安を列挙していきました。
これ、多くの人男女を問わず
普遍的にあるものではないでしょうか。
このような誰にでもありそうな不安を並べる導入部に、
「まず、つかみはまあまあか」と感じつつ
読み進めたのですが、
自分の生き方・働き方を見つめ直すうえで
有益な言葉が多くありました。

「ネガティブな危機感もエネルギーの源」
その通りですね。
ただ、危機感を抱くだけではなく、
分析して行動しなければなりませんが。
若者は将来への不安を貧困と孤独としていますが、
みなさんにも思いあたるのではないでしょうか。

従前の日本では
「家族」「地域」「会社」といったつながりが
セーフティ・ネットになっていましたが、
昨今は「個」を尊重しすぎる思潮と
核家族化の帰結として個人のリスク化が
叫ばれています。

加えて、平均寿命が伸び、老後の生活資金の不安、
再就職の機会への不安
離婚・病気・介護など、突然のリスク
が否定できません。

そんな中で著者は、幸せな働き方の3つの方則
を提示しています。
<1>みんな(社会)のため、家族のため、自分のために働いている
<2>こんなふうに働きたいという人生のライフビジョンをもっている
<3>「もっと稼げる自分」を選択し、自己肯定感を高くもっている

<1>では、自分の働き方が誰のためになっているか
考えるだけで取り組み方が変わると述べていました。
<2>では、ラクな仕事を求めたりせず、
目指すところを定めてそれを軸に働くとあります。
<3>では、どんな風に働くのか、稼げる自分を目指すとして、
本書でさまざまな考え方・対処方法を並べていました。

著者も言っていますが働く動機は金銭だけではありませんし、
他の動機こそが、進歩や成長、充実感を
もたらしてくれます。

今の仕事に、充実感や喜びや向上心が持てない時、
ずっとそれを続けていくのか、
転機を作る(自ら)のか考えるべきです。
続けるなら、どんな仕事にも、もっと工夫ができる、
自己の訓練に使えるなど、
より積極的に考えることはできます。

現在の私は冠婚葬祭用の鶴を折るだけの仕事ですが、
私なりの思考と手法で、毎日、退屈しません。
私だからこうやれる! という仕事(他の面でも)の
手法を築き、自己を肯定してほしいです。

著者は仕事人生を逆転できる人の特徴として
3つを挙げていきます
(この著者、ものを書く際の基本に忠実です)。
<1>稼ぎ力を蓄えている
<2>小さな仕事を大切にする
<3>行きたい方向に自ら動く

<2><3>はわかっていても
<1>はどうやって? という人、多いでしょう。
本書の後半に、その内容があります。

10年後を見据(す)えてのビジョン作りの前に
「現状把握」が重要です。
<1>いまの感情を認める
<2>感情を切り離して、自分の持っている武器を考える
<3>いまいる場所で「求められていること」を考える

武器とは、世の中に貢献するための道具でもあり、
特に資格に特定するものではありません。
また、ずっと同じ職種を続けなければ、
ということではなく、職種を変えたからこそ、
前の経験が生かされることもあります。

働くというのは、
組織に属することばかりではありません。
そこで著者は
働き方のシフト方法として
<1>いまいる会社で希望の働き方ができるほどの力をつける
<2>自分の理想を実現できる会社に転職する
<3>副業でやりたいことを目指す
<4>フリーランスや起業の道を選択する
を提案していました。

職業人としての価値の高め方では
・時間とエネルギーをかけて価値を高める
・ブランド力をつける
・需要と供給の関係を考える
などがあります。

著者は「人生後半からの逆転戦略の立て方」として
・10年でできる目標(長期)
・それに向かって1年でできる目標(中期)
・同じく1カ月の目標(短期)
を作ることを提案しています。

現実には期間が、これと変わろうと構わず、
その人なりの10年後に合わせて
中期・短気の目標を作ればいいのです。
長期の視点で見て、
「やらされている」から「自分でやっている」に
転換することを考えてみませんか。

日頃の生活の中で、社会の変化に目を向けることも大事です。
誰にも真似できない仕事にする方法では
・ひとつのことを極める
・プラスアルファの付加価値を加える
・もともと自分にある持ち味を加える
としています。

希少価値、希少な存在になるために、
何が必要か、何をすべきか、
自ら分析することです。
合わせて、人的ネットワークを築くことも
著者は唱えていました。
さらに「働き方の移行期にするべきこと」として
・ちいさなことから試す
・すでに実現している人に会いにいく
・メンターの意見を聞く
を勧めています。

他にもスペシャリストへの道などあるのですが、
考えるうえでのヒントになるはずです。

後半では貧困に陥らないための助言が並びます。
稼ぐ力をつけて「喰いっぱぐれない自分になる」ためには
一つの専門分野をもちながら、
・複数のシナリオをもつ
・個人を相手にする
・もう一つの専門分野をもつ
・資産や物をフロー(活用・運用)する
どれも簡単ではないかもしれませんが、
雑誌などでは本業以外の時間や週末を利用して、
このようなことをしている人も少ないわけではなく、
中には本業の収入を超えたので
転職する人も数多(あまた)いますね。

仕事については自分で
「私はこれしかできない」
と思い込んでいる人が少なくありません。
思い込んだ以上、その思考を正しいものと妄信して、
頑(かたく)なにその枠から出ない
というのが実態ではないでしょうか。
どんな仕事(部署)でも勉強だ!と
思えば楽しみも増えます。

働くことで得られるものは金銭だけではありません。
社会的信頼や紐帯(ちゅうたい)、
知識・スキル、経験・生き甲斐、社会貢献の喜びや実感、
自己実現など、より善く生きるために
必要なことが得られます。

貧困・お金に対する著者の助言は、
あたりまえすぎて
逆に軽んじられているようなことがあり、
是非、読んでほしいです。

女の人が社会の中で自立して生きるというのは、
物理的、経済的、精神的に
容易ではないことでしょう。
私に手紙をくれる中にも、母子家庭で頑張っている人がいて、
自分は何かでこの人のために役に立ちたいと思う反面、
非力さに歯痒い日々です。


終盤では孤独についても触れていますが、
本書は考え方のヒント、働き方への助言が
男女両方の実用に耐えられる1冊でした。

他に参考になる書としては
『女性活躍100の道標』(学研プラス)
『主婦が幸せになる60の方法』(双葉文庫)
人間関係では
『無所属女子の外交術』(角川)
美容では!
『永遠にキレイを続ける方法』
(光文社・50歳の前田典子さんの書)
などがあります。

私は「働くこと」は致し方なく、とか義務ではなく、
喜びであり、権利だと考えています
(獄の中でも同じ)。
仕事・働くことへの考え方や取り組み方は、
劇的ではないけれど、
日々、続けることで自分を変えますし、
進歩させられると確信してきました。

どんな環境でも自分の考え方次第だとここで教えられ、
仕事も全く同じだと気付かされたのです。
どうか、みなさんも
毎日の仕事・生活を快くすごせるように
考えてみませんか?

きょうのコトバ
『雨だれが激しく石を穿(うが)つのは
激しく落ちるからではなく、
何度も落ちるからだ』
(ルクレティウス)

 

このレビューで美達が紹介した本

「マッスルロード」第22回

DSCN0043

是非、今回の筋トレを契機に、
健康にすごすこと、自分の肉体を将来の長い期間にわたって
上手に大切に使うことを考えてみてください。
基礎的な知識と、日々の使い方で、
遠い未来に差が出ます。

筋肉がつけば、自然と姿勢もよくなり、
腰や内臓の負担も減り、
予防にもなるのです。
以前はできなかったことができたと
確かめられることが
「次」へもつながります。

筋肉・筋力は、ごまかしがききません。
だから、自分を鍛えるにはいいのです。
途中で休むことがあってもかまいません。
また、始めればいいので、
この「復元力」を身につけてください。
これは必ずみなさんの人生に
役立つ力になります。
このレビューが、そのきっかけになることを
切に願う次第です。

体を動かすことで血の巡りもよくなり、
筋肉の凝りもほぐされ、
肩こり・腰痛も予防してくれます。
脳にも新鮮な酸素を供給してくれるのです。

DSCN0044

さて、ここまで筋トレをやってきた人は、
普通のプッシュアップ(腕立て伏せ)では、
もの足りなくなってきたかもしれませんね。
 
前記のダイヤモンドプッシュアップに続いて、
今回はオルタネイトとシングルを紹介します。
オルタネイトでは、上体を沈めた際に、
じっくりと曲げた腕に負荷をかけてください。
プルプル震えるくらいなら
なおのこといいです。

プッシュアップは苦しくなってくると
脚にも力が入ってきませんか?
人体の精妙さというか、
何とか補おうと知らず知らずに
力が入るようです。
しかし、あくまで上体の力のみで
やるようにしなければなりません。

DSCN0045

次のシングルも原理は同じです。
片腕でやれるようになるために、
椅子・台の上に載せた腕の力は、
できるだけ抜いてやります。
肘を腕につければ上腕三頭筋に効くのです。
正しいやり方と食事に徹することで
自体重だけでも、かなりの筋肥大があります。

筋力は向上するほど、肥大しなくなるのですが、
定期的に方法を変えることで、
筋肉を騙して肥大させていきます。
刺激が弱すぎると、筋疲労は起こりませんから、
楽をしないようにしてください。

ノンロック(最後まで伸ばしきらずに)で、
血流を制限しながら
限界までやれるようにします。
この限界まで、というところに、その人が出るんですね。
まだまだ、と粘りに粘ってください。
この粘りも、続けていると伸びてきます。

ある日、振り返ると、
「俺って結構、すごいかも」
と思える日が来るはずです。
精神力の肥大とも言えるでしょう。
私は自分でやっていて、
この粘るところが好きです。
「よーし、今回も頑張るぞ」と
燃えてきます。

DSCN0046

次はテーブルインバーテッドローイングです。
これは順手と逆手ができます。
ここまでくると、いよいよ本格的に
やりたくなるはずです。
始めてから3カ月4カ月となれば、
体のほうも変化してきます。

学生時代を思い返すと、周囲に手をかけるところ、
ぶら下がるところがあれば、
迷わずトレーニングに使っていました。
私だけではなく、仲間のみんなが
「これ、できるか?」と言って
技を見せ合うのが、強いモチベーションに
なっていたのです。

もちろん、力技では
私にしかできないことが山ほどあり、
私も日夜、研究と鍛錬を欠かしませんでした。
筋肉自体は100歳でも肥大します。
その度合いは加齢と共に衰えるとしても、
鍛えているうちは委縮しにくいのです。

DSCN0047

筋トレは、能力の向上が、はっきりとわかるので、
続けることは難しいとは思えません。
ただ、断続的に向上が感じられない期間に、
我慢して続けられるのが分かれ道です。
ここを、ぐっと耐えてやっていると、
ある日、「あれっ」と向上が感じられます。
これを感じたくてやってきたようなものです。

ウエイトやマシンを使うと、
明確に数字で評価できるので
ヤル気はぐーんと上がります。
数字が上がってくる瞬間の気持ちは
なんとも言えません。

 DSCN0048

自己満足の世界でもあるのですが、
数字は他者の中でも
相対的に自分の力がわかります。
筋トレというのは、その動作自体には
楽しさはないだけに、
完全な目的志向性の行為です。
だからこそ、勤勉さも身に着くのかもしれません。

獄にいる私は、日々の筋トレが惰性に流されないように、
どのようにすれば限られた短い時間で
成果が得られるか
試行錯誤の連続です。

2~3週間試してみては、
体の変化を観察するのが習慣となっています。
そんな中で、これが今のところ
効率良く肥大(ここでは衰えを防げる、遅らせられる)するのは、
どの種目でも初めから全力を込めて
クイックでこなすやり方です。

腕立て伏せでは、床に胸・顔を叩きつける
(本当に叩きつけて口から血を流す仲間もいて笑えますが、
気を付けましょう!)つもりでやります。
1回1回に力と魂が込められているので
90回100回以上もできると、
「ダメだ、1回1回にもっと力を入れよう」と
やり直すのです。

5セットくらいでは力も次第に入らなくなり、
ここからはノンロック(腕を曲げたまま)で
じっくり上体を上げ下げし、
上がらなくなるまで頑張ります。
胸筋上部がパンパンになり、
だるさも覚えると満足できるのです。

当然、成果は形になってくれます。
腹筋も極力、きつい体勢から始め、
苦しい状態を粘ってやるようにしています。

きょうのコトバ
『時計やカレンダーに目をくらまされ、
人生の一瞬一瞬は奇跡と謎であることを
忘れてはならない』
(H・G・ウエルズ)

美マーク小

「マッスルロード」第21回

DSCN0039

初めは三角筋です。
ここが発達すると、肩幅が広くなります。
種目は「バーティカルプッシュアップ」で、
慣れないうちは負荷が大きいので、床の上でやってください。
その後は椅子などで脚を高くしてやります。
上体がなるべく床に垂直に立つ状態に
なるようにしてください。
腰を前方にずらしながら、
負荷が大きくかかるポイントを使用します。
回数は15~30回とし、セット数を
最低でも3以上にするのです。
スーツを着る際にも三角筋は大事な筋肉です。

DSCN0040
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この変型バージョンとして、格段にきつくなる
「逆立ちプレス」があります。
これ、効果抜群です。
今から15年くらい前に、やはり、筋トレ好きの人がいて
(仮にNさんとしましょう)、
その人と独居房(今は単独室と呼んでます)が
隣同士になったことがありました。

その少し前に
「美達さん、肩を鍛えるにはどうしますか?」
とNさんに尋ねられて、これを教えていたのです。
Nさん、運動時間も壁に向かって、
頑張っていました。

ところが、隣の部屋になった日から、就寝後に
ハアハアハアというかすかな呼吸と、
みしみし、ぎしぎしと畳を敷いた敷いた床の音が
聞こえてくるではありませんか。
定期的に夜勤の職員が巡回しますが、
その足音がすると、その音は止むのです。
まさか!

と思いましたが、翌朝、工場で
「夜中に運動してるね」
と言ったところ、Nさんは嬉しそうに
「わかりますか。教えてもらった逆立ちプレスやってます」
と答えたのでした。
それが10分や30分間どころではなく、1~2時間も続くのです。

さすがに私も音が気になり
(他者に生活音で迷惑をかけないというのは、獄でも大事ですが、
大半は人のことなど気にしません)、
やめるか、もっと短時間にするように言いました。
当然、反則事項(所定の時間以外の運動は
懲罰になります)なので、職員にも言えず、
こうするしかありませんでしたが、
なつかしい思い出となっています。

ごく稀に受刑者にも偏執的に筋トレに熱中する人が
いつも、やり方を間違っていて
気の毒なことがありました。それでも、
「ああ、この人は少年期に適切な先輩なり、
指導者がいれば、かなりのレベルのスポーツ選手に
なったのに」
と惜しむ時があったものです。

自分が受刑者になって知ったのは、
幼少期の環境(家庭だけではなく、いつも付き合っていた
先輩や仲間が特に重要)次第で、
人生は大きく変わるということでした。
スポーツにも同じことが言え、この人とスポーツ、
良き指導者との出会いがあったらなあ、と
惜しんだ人が何人かいました。

中でも同じ無期囚の先輩
(ここで私より早くからいた)Kさんの
印象は深いものでした。ソフトボール、卓球、バドミントンと
何をさせても秀(ひい)でていて、
特にバドミントンは32年間不敗で
最後の年に(この人は仮釈放で社会復帰)、
社会で選手だったという受刑者に
最初で最後の黒星を喫しただけです。
私が、「凄い!」と驚ろいたのは動体視力、
深(しん)視力の良さで、
瞬時に距離や位置を見切るところは、
スポーツにも天才という人がいる、と
実感させられました。

Kさんは、頭もよく、人としても敬意が持て、
私が話した受刑者の中ではピカイチでした。
この人のことは生涯、
良き思い出として残るでしょうが、
もし、若い頃にスポーツと良き指導者との出会いがあれば、
全く別の人生になっていたのにと悔やまれます。

Kさんに限っては、
まっとうに暮らしていることでしょう。
最後の数年間、毎日、顔を会わせていましたが、
犯罪への反省は別として、
己の人生がなぜこうなったのかについて、
真摯に考えていた人でした。
人生の分岐点というのは、
後になってしかわからないものです。
「ああ、あの時」と気づいた時には手遅れでした。
 
DSCN0041

さて、筋トレは腕にいきます。
種類はたくさんありますが、多過ぎると
逆に続かなくなるので絞りました。
これらをマスターして、習慣となった後、
別のも紹介しましょう。

腕は日常生活でもよく使うので、肥大するまで時間がかかります。
腕の筋肉がすぐに肥大したら、
みんな丸太ん棒みたい腕になるでしょうね
それだけに、ちょっとしつこくハードにやってください。
トレーニング後、筆記や歯磨きに
差し支えるくらいなら、いいですね。
形になって成果が表れるまでに8週間は、
みといてください。

近所にできる場所があれば懸垂も有効です。
初めはできなくても、
10回、20回、30回となるように
頑張ってみましょう。
トレーニング日誌をつけて、後から見るのも、
モチベーションアップにつながります。

最初はゼロだったのに、それが何十回ともなれば
「やればできる!」
の思いに繋がっていくのです。
そのため、感想も書いておくことを、オススメします。
「きつい」とか「さっぱり上がらない」など、
感じたそのままを書いておくのです。
これ、本当に後の楽しみ、励みになりますよ。
 
DSCN0042

筋トレ、体作りは結局、自分で自分を励ます営みであり、
その繰り返し、それ自体が生きる上での
鍛錬だと言えます。肉体という宇宙と、
精神という宇宙の融合
とでも言うのでしょうか。

自らの肉体を天から与えられた素材として、
理想の肉体を創造する
醍醐味(だいごみ)があります。
そして、姿勢もよくなりますし、
肩こり・腰痛からも解放されるでしょう。
姿勢が悪くなるというのは、
筋肉のバランスが崩れるということです。

たとえば、猫背は肩甲骨の開く他にも大胸筋の硬化と、
背中側の菱形筋(りょうけいきん)と
僧帽筋(そうぼうきん)の
筋力低下によってなります。
肩こり・腰痛も、この筋力のバランスによって
引き起こされるのです。

肩こりは肩の周辺の筋肉の衰えによってなり、
肩と背中の筋肉を鍛えることで防げます。
女の人の場合、大胸筋を鍛えると
バストアップと言われることもあるようですが、
厳密にはあり得ません。

バストを引き上げているのは
クーパー靱帯(じんたい)です。
しかし、筋トレをすることで姿勢がよくなり、
見かけが改善されることは
十分に期待できます。

単に筋力アップ・筋肥大を狙わなくても、
健康を維持するという目的でも長く続けてください。
健康は、いざとなったら買うこともできず、
最大の財産です。
今からでも遅くありません。

きょうのコトバ
『どんなに人事を尽くしても、
何か不可知の理由で思う通りに事が運ばぬこともある。
それが天命、天の作用である』
(ラ・ロシュフコー)

美マーク小
 

みたつ・やまと●1959年生まれ。2件の殺人を犯し、長期刑務所に服役中。現在でも月100冊以上を読む本の虫で、これまでに8万冊以上を読破。初めて衝撃を受けたのは10代のときに出合ったロマン・ロラン著『ジャン・クリストフ』。塀の中にいながら、郵送によるやりとりで『人を殺すとはどういうことか』(新潮社)、『夢の国』(朝日新聞出版)などを著す。
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『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』
プレジデント社
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『牢獄の超人』
中央公論新社
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『私はなぜ刑務所を出ないのか』
扶桑社
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『塀の中の運動会』
バジリコ
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『刑務所で死ぬということ』
中央公論新社
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『人を殺すとはどういうことか(文庫)』
新潮社
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『死刑絶対肯定論』
新潮社
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『ドキュメント長期刑務所』
河出書房新社
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『人を殺すとはどういうことか(単行本)』
新潮社
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『夢の国』
朝日新聞出版
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