セリエA第16節 メッシーナ=アタランタクリスマスカードにかえて

December 22, 2004

セリエA第16節あれこれ

セリエAは年内の日程を終え、各チームともつかの間のクリスマス休暇に突入。
その区切りとなった16節までの様子を、少しまとめてみました。

☆レッジーナは…


さて19節、出場停止で中村俊輔選手のいなかったレッジーナですが、アウェーでボローニャに2ー0と敗退しました。

この日は出場停止の中村、フランチェスキーニに加え、直前でボナッツォーリが熱を出し出場できず。前半5分にかなり際どい判定ながらPKを献上、ベッルッチに決められ先制点を許してしまいます。その後は盛り返しコルッチ、またセットプレーからデ・ローザがゴールに迫るも、名手パリュウカが奇跡的なセーブを連発。攻撃の柱2本を欠いたレッジーナはそこからのもう一押しが効かず、逆に後半17分、見事な前線のコンビネーションから最後メグニに押し込まれて痛恨の失点。その後、途中出場のディオニージがチームオーダーを無視しPKを蹴って外し、さらにはソヴィエロがカウンターで抜け出たチプリアーニを倒して一発レッドというおまけも。

レッジーナ、勝ち点20突破はならず。ちなみにボローニャは2か月ぶりの勝利でした。

ボローニャ2ー0レッジーナ
得点者 前半5分ベッルッチ(PK)、後半17分メグニ

出場メンバー:
ボローニャ(4-1-4-1) GKパリュウカ、DFユアレス、ペトルッツィ(前半33分ガンベリーニ)、トッリージ、スッシ、MFジュンティ(後半30分ロビーゾ)、ベッルッチ、ザゴラキス、アモルーゾ、メグニ(後半30分ロカテッリ)、FWチプリアーニ。
レッジーナ(3-5-1-1) GKソヴィエロ、DFカンナルサ、デ・ローザ、ザンボーニ、MFメスト、パレーデス、モーツァルト、テデスコ(後半36分パヴァリーニ)、バレストリ、コルッチ(後半20分ガンチ)、FWボリエッロ(後半20分ディオニージ)


☆ 冬のチャンピオン

そしてセリエAはこの日、2004年内の日程を終了。折り返しまでにはまだ3試合のこっていますが、クリスマス休暇前に区切りをつける習慣があるようです。それで公式に何かの表彰があるわけではありませんが、まあとりあえず分かりやすいからでしょうか。で、この時点で首位を迎えたチームを" campione dell'inverno (冬のチャンピオン)” なんて呼び方をします。

今期、冬のチャンピオンは2位のミランに勝ち点4差でユヴェントス。もともとのチームカラーを踏襲しつつ、さらに厳しさをとおしたカペッロ監督、そしてエメルソンとイブラヒモビッチらの新戦力がプラスαを与えてのこの成績です。統計的に見るとこの時点で首位にいるチームが結局タイトルもとることが多いようですが、もちろん何が起こるかはまだまだ分からない。ユーヴェもここにきて少し調子を落としている模様。とはいえ、優勝と争うとしても点差の開きを考えれば結局ミランに脅かされるくらいでしょうか、現実には…


☆CLへの椅子は? UEFAには?

しかしながら、気が付けば好調ウディネーゼは勝ち点30点台に乗せてきた! この日も、少し落ち目とはいえラツィオ相手に3ー0。そして4位には、なんだかんだいわれながらインテル(4勝12引き分け!勝利数はレッジーナよりも少ない!)、安定して闘い続けたパレルモ、そして気が付けばなんとサンプドリアが!おいおいCL圏だよノベちゃん。序盤は低調ながらここにきて復活、アウェーのレッチェ戦も内容の伴ったサッカーで4-1と勝利。その下の勝ち点1差にはローマ。最悪の前半戦でしたがクリスマス前までになんとか復調に乗せてきた。その下にはフィオレンティーナとカリアリ、レッチェと続きます。

微妙だったインテル、大きく期待を裏切ったローマともに確実に復調気配にあり、後半は追い上げが期待できそう。それにしても、ウディネーゼはどこまでいくのでしょう。ベテランセンシーニがまとめる最終ライン、期待の若手がひしめく中盤、破壊力のある3トップを揃え、相手にかかわらず自分達のサッカーが押し通せるようになっています。3、4位の椅子の争い、さらにはUEFA圏争いとも熾烈になりそう。


☆混戦の序盤、その後は

今期、上位2チームをのぞけば大混戦、大波乱の続いたセリエAでしたが、ここにきて地力のあるチームが力を発揮して、しかるべき順位に近付きつつあるという印象。カリアリ、キエーボ、メッシーナと序盤を彩ったチームが内容でも失速気味なのが気になるところです。レッチェは…もう我が道を行っている、という感じ(笑)。でも、ゼーマン閣下はそうでなければ。UEFAカップに練り込めたらもっと面白いことになるのに.… 

しかしながら、勝ち点はタイトなまま。勝ち点16のボローニャまで1点づつの差でひしめきあっており、依然すぐにでも順位は変動する状況にあることは間違いなし。これを戦い抜く鍵は、やはりどれだけ安定した試合運びができるかどうかに掛かってきそうです。チーム全体として成長を遂げているレッジーナは、やはり決定機の勝負強さを磨けるかどうかが鍵か。メッシーナには逆に、いっそうの粘り強さが求められるところ。スタートには成功した。勝負はここからです。


***

セリエA16節 終了時点での順位

1ユヴェントス(以下勝ち点39点)2ミラン(35)3ウディネーゼ(31)、4インテル、パレルモ、サンプドリア(24)、7ローマ(23)、8フィオレンティーナ、カリアリ(22)、10レッチェ(21)、11リヴォルノ、キエーヴォ(20) 、13レッジーナ(19)、14メッシーナ* (18) 、15ラツィオ、ブレシア(17)、17ボローニャ(16) 、18シエナ(13) , 19パルマ(12), 20アタランタ* (7)

* = 1試合未消化

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