練習試合 レッジーナVSアル・ナスルVSチッタ・ディ・カステッロRoma, ???

August 27, 2004

アテネ五輪男子サッカー イタリアVSイラク戦を前に…

baldoni連日の五輪、八百長問題の処分(ヴェントラ選手やデルネーリ監督は放免、シエナ、モデナはそれぞれA,B残留、サンプの勝ち点ペナルティーはなし、キエーボについては審議続行)、そしてローマのプランデッリ監督突然の辞任、練習試合とはいえ柳沢また2得点(今度はスポレートから動けませんでした。残念!)など、カルチョの世界にもそれぞれ場を割いて伝えるべきニュースが大変多い今日この頃ですが、それらの話題すら霞む事件。

アテネ五輪男子サッカー、イタリア=イラク戦を控える今日27日、起こったのはこんな悲劇でした。

「バルドーニ氏 殺害さる」
写真は、本日付けのRepubblica紙より。
26日夕方、カタール衛星放送「アル・ジャジーラTV」は、イラクのイスラム系武装集団に拉致されたイタリア人ジャーナリスト、エンツォ・バルドー二氏(享年56歳)が彼等の手により殺害されたと報道しました。

ボランティアとして赤十字に同行し取材活動をしていたバルドー二氏は19日頃から行方不明となり、消息が案じられていたところ24日、アル・ジャジーラTV宛に武装集団から「48時間以内にイラク駐留のイタリア軍を撤退させなければ、同氏を処刑する」との犯行声明ビデオテープが送られました。25日には娘、息子さんによる「父は平和の人間としてイラクに行った人。どうか解放して下さい」とのメッセージが各TV、またアル・ジャジーラでも伝えられましたが、26日、アル・ジャジーラに新たに届いたビデオで武装集団が同氏殺害を発表しました。

このバルドーニさん、多彩な業績を持つ方でコピーライターや漫画翻訳でも活躍。フリーランスとして戦地に赴いて仕事することも多く、過去は東ティモールやミャンマーにも赴いて積極的に活動されていました。今回は週刊ジャーナリズム誌「イル・ディアーリオ」の委託によりイラクの赤十字活動を取材。つい先ほど、昼のニュースで生前の様子が流されておりましたが、その中には現地の赤十字活動の現状を伝える同氏の映像が。語り口はとても優しく、また力強いものでした。

よりによってこの日はアテネ五輪男子サッカー3位決定戦、イタリア=イラクの日。

27日13時現在、一応、予定通り開催の見込みです。現地1時頃のニュースにおいては、伊五輪協会関係者の「スポーツ以外の所で起こったことは影響しない」との発言が報道されました。同大会に参加しているイタリア全選手は、喪章を付けて競技に出場するとのことです(ASCA電より)。なお「レプッブリカ」紙においては、イラク五輪サッカー代表マジード監督「人質の解放を望んでいる」との発言(殺害報道がなされる前の時点)が紹介、同紙スポーツ欄では、祖国で練習できないという状況ながら踏んばって準決勝まで登り詰めたイラク代表のことが記事になっていました。


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1. イラク・イタリアの3位決定戦  [ unwired ]   August 28, 2004 00:33
verso la luceさん、水川青話さんから。 政治とスポーツは別物、という言い方をよくする。つまり、裏返せば、不幸な形で両者がつながってしまうケースが、実際あるってことだ。
2. 平和はどこに?  [ またたび日記 ]   August 28, 2004 01:34
ずいぶんご無沙汰の日記であります。 もちろんオリンピック見てます。 体操の富田選手が私好みなことに気付いたり。 あ、でも頭の鉢が異常にでかいことにも気付いて悩んだり。 女子ホッケーのユニフォームの可愛らしさに驚き、 アンダーパンツがちらっと見えるたびに 「おお
3. 平和はどこに?  [ またたび日記 ]   August 28, 2004 01:37
ずいぶんご無沙汰の日記であります。 もちろんオリンピック見てます。 体操の富田選手が私好みなことに気付いたり。 あ、でも頭の鉢が異常にでかいことにも気付いて悩んだり。 女子ホッケーのユニフォームの可愛らしさに驚き、 アンダーパンツがちらっと見えるたびに 「おお

この記事へのコメント

1. Posted by circomassimo   August 28, 2004 00:50
社会派のミスターかみおさま

ショック過ぎて・・・考えられません。
スポーツは平和の象徴であると信じたいです。
イラクの選手たちの心境を考えると・・・。

たまたまイタリアから日本に帰国したばかりだったのですが、
今回人質の事件については本当に気になっていました。こんな形になるとは・・・。
気になっていても無いも出来ず祈ることしかできない自分にも・・・。

バルドーニ氏のご冥福を心よりお祈りし、今回のような惨事が”本当に”
二度と起こらない環境を構築していかなければ・・・と感じました。

今回の事件で家族をはじめとする本当に多くの人々が、深い悲しみに包まれていると思います。
しかし、幸せの光を・・・きっとバルドーニ氏は天国から与えてくれると思います。

アズリーニたちにも・・・最後に光を・・・。

じゃ!
2. Posted by さる   August 28, 2004 01:41
はじめまして。
いつも拝見させていただいております。
ショッキングなニュースに驚き、怒り。。。
トラックバックさせていただきました。
んで、やり方がわからず、いじくってるうちに2度も(滝汗)
どうやって削除したらいいかわからんのです。。
すいません(大滝汗)

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