練習試合 レッジーナVSパニオニオス(ギリシャ一部)Reggio di Calabria, Lungomare

August 31, 2004

コッパ・イタリア クロトーネVSメッシーナ

さらにもう一つ。29日、メッシーナはクロトーネに赴き(これがまた遠かった…)、コッパ・イタリアのグループリーグ最終節を闘いました。引き分けでも勝ち抜けが決まるこの試合ですが…

試合概況:

前線で体の張れるザンパーニャはコンディション不良のため召集せず。メッシーナは柳沢とイリエフという2人のセカンドトップを前線にならべてクロトーネに臨む。

メッシーナが形を作ったのは6分、スッロが前線にスルーパス。柳沢がおとりとなりジャンパーにスペースを作るが、ジャンパーは倒されパスは成立せず。

しかしこのあと、メッシーナは形が作れずに苦しむ。縦に急ぐ攻撃で柳沢やイリエフの足下にボールがおさまらず。ボールを持って叩いたとしても、後方からの押上げがなくパスが繋がらない。それをしり目にクロトーネは、サイド攻撃でメッシーナを強襲。度々ゴールを脅かす。

なんとか18分、ドナーティの左クロスを右足ワンタッチで落としてコッポラがミドルシュート。シュートはゴール左脇へ逸れる。19分、パリージのクロスにジャンパーがボレー。GKセーブ。リズムに乗り切れないメッシーナに対しクロトーネは30分、ジュリッチのクロスにグツマンが左からダイレクトボレー、バーを強襲する。メッシーナは41分、柳沢が起点となって左サイドのスッロへスルーパス,放たれたクロスはドナーティがダイレクトボレー、しかし力なくキーパー正面へ。前半は0ー0。

後半2分、柳沢、右サイドでボールを受けると、ドリブルで強引にマーカーを振り切って中央に折り返す。これは誰にも合わなかったが、このプレイが口火となったが如くメッシーナはサイドのスペースを使って盛りかえす。10分、左サイドでスッロがボールを持ち、それを感じて柳沢がDFの裏へダッシュ。絶妙のスルーパスが出たが、状態の悪い芝に足を取られ柳沢はキープならず。22分にも、左サイド、相手DFと1対1となってスピード勝負。ドリブルで振り切りセンタリングをするも中央には誰もおらず。25分メッシーナはパリージのCKをゾロがヘッドで叩き込むが、グリエーコがラインギリギリでクリア。28分、コッポラのフィードをクロトーネDFが処理しそこね、そこに走り込んでいたのは柳沢。DFラインの裏を一人で抜け出しGKと1対1になるが、トラップが流れてしまいGKにクリアされる。

その直後の30分、メッシーナはパリージのFKから途中出場直後のラファエルがヘッドで押し込み結局これが決勝点。その後クロトーネの猛攻を凌ぎきり、メッシーナはグループリーグ3戦全勝で1位勝ち抜けを決めた。柳沢は90分フル出場。プレイの上ではコンディションの良さを披露し、前線放り込みスタイルの戦術に苦労しつつ惜しいチャンスも作り出すものの、ゴールには絡めなかった。

☆攻撃の形

過去2試合で3得点の柳沢。この日はゴールに絡むことができませんでしたが、チーム戦術にもよるようです。

「ザンパーニャが使えなかったため柳沢とイリエフという2人のセカンドトップを使わざるを得なかったが、形は作れても効率的な形にすることが出来ない」とは、試合後のムッティ監督のコメント。柳沢、そしてイリエフも足下にボールが欲しいタイプ。ただチームはわりと縦に、縦に攻め急ぐため、彼等が欲しいボールがなかなか来ずチャンス自体がFWから作れませんでした。

「FWのキャラクターに合わないロングフィードの多用?キャラクターと言うより、チームにはそうやって全体を何とか押し上げなければならないケースが存在するということ」ただFWの2人がキープして全体の押上げを助けるというだけでなく、ドナーティやコッポラといったあたりがサポートに入ることも必要だった」

こちらは、まだまだコンビネーションの熟成の余地あり、といったところでしょうか。スッロあたりは彼の動きに合わせた良いボールを出してくれるのですが、そういうコンビネーションを他の選手との間でもっと増えれば、といったところでしょうか。まあそういう状態でも、少ないチャンスを確実にものにできてこそFW。大事なところでトラップを流さず、次はゴールを!…と何をそんな急に贅沢な…。

※コッパ・イタリアの今後
セリエB22チームにセリエC6チームとA昇格組のリヴォルノ、メッシーナ、アタランタ、フィオレンティーナを加えた32チームで争われる予選グループリーグは、9月1日に全日程を終了する。
この日までにメッシーナの他、トリノ、アタランタ、トリエスティーナ、リヴォルノ、サレルニターナが勝ち抜きを決めた。
2回戦以降はトーナメント方式。この回からはキエーヴォ、レッチェ、ブレシア、ボローニャ、シエナ、レッジーナ、パレルモ、カリアリ)が登場、勝ち抜いた8チームとの間で組み合わせ抽選が行われ、H/A方式で争われる(9/15, 9/29)。12月の3回戦(12/22,翌年1/12)からはミラン、ローマ、ユヴェントス、インテル、パルマ、ラツィオ、ウディネーゼ、サンプドリアが登場。準々決勝は1/26, 3/05の両日、準決勝は4/20, 5/11, 決勝は6/12,15。


***
クロトーネ0ー1メッシーナ
於クロトーネ、スターディオ・エツィオ・スチーダ
得点者:後半30分ラファエル

出場メンバー
クロトーネ(3-4-3): GKミランテ、DFポルキア、ロッシ、スカルディーナ、MFコンコ(後半25分チャルチャ)、グリエーコ(後半32分タランティーノ)、パーロ、ジュリアーノ(後半14分ガラルド)、FWグツマン、ヴァンタッジャート、ジュリッチ。
メッシーナ(4-4-2): GKストラーリ、DFゾロ、フスコ、レザエル(後半37分コンテ)、パリージ(後半39分アロニカ)、MFジャンパー、コッポラ、ドナーティ、スッロ(後半29分ラファエル)、FWイリエフ、柳沢。

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この記事へのコメント

1. Posted by ゴースト・ドッグ   September 02, 2004 15:48
メッシーナ勝ったんですね

コッパ・イタリアはともかく
リーグでメッシーナとフィオレンティーナはどのくらい上位に食い込めるんでしょうかね?

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