2011年10月09日
塗り替え 相模原市 外壁塗装&屋根塗装
今週も愛情込めて働きました (^_^)ニコニコ
今回の現場ピックアップは、
相模原市の外壁屋根の塗装工事デス
★Before★
今回は築10年で、窯業系サイディングの外壁にスレート屋根、初めての塗り替えです
既存のサイディングは3色使用されていて、チョーキングも無いためセラミッククリアで塗り替えをすることになりました
初めに高圧洗浄
外壁屋根をキレイにキレイに
駐車スペースの土間もついでに洗いマス
翌日から作業に入り、シーリングの撤去をしますが、
今回はシーリングについてチョット詳しく書いてみマス
まず、サイディングには継ぎ目から雨水が侵入しないようにシーリングというゴム状のものを充填しマス。
このシーリングをしっかり施工しないと、雨水が侵入してしまい、構造をダメにしてしまいマス
しかし、このシーリング工事をしっかり施工しているペンキ屋さん、リフォーム屋さんは正直少ないデス
知らないが故に施工しているならまだしも、知っていて手を抜く業者さんが多いのには困ってしまいますネ
街中で移動中にたまたま見ちゃったのですが、このエリアでよく見かけるペンキ屋さんの現場があり、何日か作業を見ていたのですが、手を抜いていたのでビックリです
シーリング撤去もVに切り込み入れているだけ、
雨樋の後ろは全個所シーリング打ち替えていないのですヨ
確かに雨樋を外すのは大変ですが・・・
打ち替えていない場所もそのまま上から塗って古いシーリングが塗装で見えなくなちゃいました
当然お客様は知らないでしょうが、ヒドイですネ~
先にシーリングを打ってから塗装する業者さんにはチョット注意デス
サッサッ塗ってしまわれると、分からなくなってしまいマス
どんどん仕事を取るのは良いですが、プライドを持って仕事をしましょうネ
話が脱線してしましましたが、
各サイディングメーカーには技術資料があり、僕達はその施工マニュアルに基づいてシーリング工事をしていマス
ここからは半日もこの作業をしていると寂しくなるというハシ君の作業画像デス
色々な工具がありますが、ハシ君はカッターでコリコリ取るのがお気に入りだそうデス
まずは適切であったシーリングの撤去画像
メリメリ取れマス 取れマス
後ろに見える青いのがジョイナーという3面接着を防ぐ部材で、万が一雨水が侵入しても構造材を痛めることもありません
さて、次が適切でないシーリングの撤去画像
撤去する前から何やら白い物が見えていマス
カッターを入れるまでもなく、
スーーッと取れてしまいマス
さて、このシーリングには適切な充填深さがありマス
この表のように、目地幅に対して決まっていますので、サイディングの目地幅が10mmとしたら、深さは表では8~12mmが適切な目地深さになりマス
しかしサイディングには様々な柄があり、柄の深さによって変動するので、サイディングメーカーの資料ではジョイナーより5mm以上確保するとありマス
さて先ほどの両方を比べると、
こんなにも違います
一応測ってみますが、
2mmじゃー浅すぎますネ
これではすぐ切れてしまい雨水が侵入してしまいマス
では、どのような弊害があったかというと、
グレーの部材を撤去すると、ジョイナーも無く、中の下地が雨水の侵入により黒くなっていマス
早めに手入れ出来て良かったデス
ちなみにこのグレーの部材はバックアップ材といい、目地の深さを調整するものですが、
新築時に、この部材を入れた業者さんがダメです
左が今まで入っていたバックアップ材、右が僕たちが入れ替えるバックアップ材ですが3mm違いマス
たった3mm厚いだけでシーリング量は少なく済み材料代が浮きますが、しっかりとした深さを確保できません
安さ自慢の業者さんにはしっかりと裏がありマス
そして次に、ひたすらピッタリとついたシーリング材を、
カッターでコリコリ取ってプライマー層を確保しマス
そうしないと、新しく充填するシーリング材がしっかりと密着しません。
この作業だけで、坪数にもよりますが、2人で1日はかかりマス 手間がかかりマス。
サイディングの外壁は、ここをしっかりと施工してほしいものデス
もちろん僕たちは、
手間がかかっても、雨樋を外してシーリングを撤去しマス
さて、
本番の塗り作業
今回は保護のためのクリアなので、色の違いは分かりにくいですが、
左が塗装前、右がクリア1回目の塗布後
かなり輝きが復活しマス
2回目の塗布
ピッカピカですネ
そして屋根は遮熱塗料デス
鉄部のケレンをしてから、
板金部やヒロコマイのサビ止め
今回は雪止めがステンレスではなかったので、
雪止め1枚1枚にサビ止め
いよいよ塗装デス
屋根に縁切り部材のタスペーサーを取り付け、
屋根の1回目の塗装
初めに遮熱用の下塗剤を塗りマス
凝った形状のスレートなので、
ダメ込みをしてから、
屋根の2回目の塗装
屋根の3回目の塗装
そして、付帯物の破風、軒裏に下塗りを塗布して、
上塗りをしマス
そして、最後にシーリングを充填
異素材の伸縮目地に塗料をのせてもいずれ割れますので、僕たちは最後に打ちマス
マスキングを貼り、専用プライマーを2回塗布してから、
既存に合う色のシーリングを充填しマス
次に気泡の入らないようにすばやく均一に仕上げマス
仕上がりました
あとは、エアコンのカバーを付けたまま塗ってしまうペンキ屋さんが殆どですが、
裏が塗れないですし、交換する時塗られていないのが外壁がイヤなので、
全部外してミッチャクロンを塗布してから、仕上げデス
ついでに、
錆びていたビスを、
サイディング用のステンレスビスに交換
★After★
塗装完了 キレイに仕上がりました
破風、軒天井を濃い色にして重厚感を出しました
今回の現場ではUVカットクリア塗装デス
築10年程のサイディングのお家ならオススメですヨ
K様有難う御座いました
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