2017年07月05日

大雨について。

今、九州地方の福岡と大分に大雨が降り続いているとのニュースがNHKで報道されている。甚大は被害もでているのが映像でも見られる。川が増水し氾濫したおり家や田畑が川の直撃を受けている。この映像を見て思ったのは南米のアマゾン河のスコールである。スコールは突然バケツをひっくり返したような雨が降り続くのである。すると河は大暴れして濁流となって流れるのだ。雨季の季節なので乾期より10M以上も水位が上がりジャングル一帯が水浸しになってしまうのである。川岸の土砂や木々はえぐり取られて流れてしまう。河一面がそっくり地面が大地が流れておりここは河なのか陸地なのか分からない状態になってしまう。アマゾン流域の人々は水上生活者もいるが彼らの家は5M程の高さの柱の上に家が乗っかっており増水しても流されることはない。また、大きな丸太で筏を組みその上に家を乗っけており流されないようにアンカーでしっかりと繋いでいるのである。いざという時にはボートで移動もできるし手こぎの丸木舟で簡単に避難もできるようにしている。しかしアマゾン河は川幅が20KM30KMと広く50KMや河口では150KMもあるので流れはゆるやかである。日本の川は外国人に言わせると滝同然とのことである。山が急峻なうえにすぐ近くに村や町があるのだが川と家が建つ大地の高低差が差ほど大きくないのだ。だから大雨で増水すると氾濫し家々に被害が出てしまうことになる。今までとは違う雨の降り方になってきているので考え方を大きく変えないと大変なことになってしまうと思う。まずは自分の住む場所が大雨でどうなるかや台風の時はどうなるかまた竜巻に備えて何をするか全て想像し備えをしておく必要があると思う。そして気象庁は当然だがテレビやラジオの気象予報でも十分に今までとは違うとんでもない気象状態になってきていることを国民に通知し把握していただくことに知恵を絞らなくてはならないと思う。人間は経験したことは記憶として残るが未経験なことは自分の身に引き込んで受け入れることが簡単ではないことを改めて認識しておかなくてはならない。事が起きてからでは遅すぎるのである。しっかりと現状を見て知ることにより初めて危険から回避できることを学べるものだと思っている。今の九州地方の大雨では危険と言われている場所の人々は高台にすぐにでも避難するべきである。まして今は夜に入ってしまっているではないか。遅いよ。遅いよ。すぐに安全な場所に避難されることを願っています。アマゾンの化け物河を6000KM筏下りして感じていることを述べさせていただきました。ご参考にしていただければありがたく思います。皆さんがご無事でありますことお祈り申し上げます。
  
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2017年07月02日

世界の高齢者福祉の話

2017年7月19日「水」午後1時30分から3時 認知症カフェ 「カフェやまびこ」開催にて世界の高齢者福祉に関する話をすることになりました。今までデンマークやノルウェーなど北欧に入って旅をしてきたので見た事や聞いたこと感じたことなどを話したいと思っている。また私が考える福祉への展望や冒険談などいろいろと語ってほしいとのことである。そして日本の福祉行政と比較して今後の日本の福祉についてみんなで話し合いをするとのことである。素敵な企画であり喜んで話したいと思っている。とにかく福祉の先進国である北欧の人たちは楽しんで人間が幸せに生きることを第一に考えて生きているので大変参考になりものと思います。  
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2017年07月01日

日本カワウソ目撃

神室山系の自然を守る会の自然保護講演会でカワウソを見た時の話をしてくれと依頼をされました。山形県新庄市の新庄の民話「かわうそと狐」のお話を新庄民話の会で開催するのです。その時に私が小学生のころにカワウソを目撃したときの話をさせていただきます。今では絶滅したと言われているニホンカワウソの話です。昔の子供のころを思い出しながら話そうと思っています。内容は次の通りです。

私の家の近くに太平山があり麓を小川が流れていました。川幅が2メートルほどの小さな川です。当時は川の両側は柳や竹笹などで覆われて川の水の流れも見えないほどの状態でした。アケビの蔓や栗の木そして杉の林なども川沿いにはあって鬱蒼たる景観でした。私はよく川雑魚のアブラハヤを釣りにこの川に来ていました。つりざおは2メートルほどの長さの木の棒であり木綿糸を結わえ釣り糸にしてつり針は自分で針金をペンチで曲げヤスリで研いで作ったものを使っていました。餌はままつぶ「ご飯つぶ」です。釣った雑っこを入れるのは煤けたぼっこれ「壊れた」ヤカンです。中が煤けて黒く覗いても魚が見えない程のものです。

藪をかき分けすっぽりと藪の中に納まるとすぐ傍に人がいても気ずかないほどです。川の水は澄んで透明で川底もはっきりと見えます。大きな雑っこがヒョイ、ヒョイと泳ぐのが見えます。川はカーブになっているところで水にえぐられて1メートル以上も川岸の底の方が空洞になっています。気を張り詰めて川底を見つめていると突然川底を黒い大きな獣が走り去ったのです。急なことで気が動転し思わず引きさがろうとして尻もちを突いてしまいました。すろとその獣は対岸の川岸の水面から10センチメートルの高さの粘土状の高みに這い上がりました。クルリと首を回し私の方を見たのです。ツルッとして黒っぽい毛でひょろ長く今まで見たことのない生き物でした。化け猫かと一瞬思いました。だから怖かったのが本当のところです。襲いかかってくるのではないかと思っていました。かじられたら痛いだろうし。でも好奇心も大で目はその生き物の目から離せなかったように思います。互いに目と目が合い見つめあったように思います。すごいな、御前は一体何者なんだと正直思えました。するとそいつはまた川の中に入り潜って今度は私にいる岸めがけて移動してきたのです。こちら側にも水流でえぐられた空洞がありその中に入りました。でも川が右にカーブしているので姿が見えなくなりました。川のギリギリまで尻もちをついたまま進み木の枝をつかみ首を精一杯伸ばして見たらそいつはまた川に入り浅瀬も深みもどんどん進み上流へと渡って行ったのです。

私はそいつがカワウソだと知ったのは村人から聞いて初めてわかったのです。もう怖くて怖くて本当に猫が化けて出たと思ったのです。猫にしてはずいぶん身体はが長いししかも猫は水の中を走ることはないだろうしとは思いましたが。

最近その場所に行って見ましたが護岸工事でブロックが積まれ以前の面影はありませんでした。川の様子も以前のように深い所や空洞もありませんし単調な景観です。だからカワウソの住みかも無くなったのでしょう。カワウソの毛皮が優れているとのことで乱獲された歴史と農薬で川の水が汚れ魚も減り生きられなくなったことかと思われます。可哀そうな歴史を背負いつつ日本から消え去ってしまったのでしょう。人間は他の生き物と共生していることが面白いし素晴らしいことだと思う。人間だけが勝手に他の生き物を殺して絶滅させてもよいのだと言う考えは改め無くてないけないのだと思う。今思うと可愛いニホンカワウソである。日本の古き良き自然が残る川で子供のころに目にしたニホンカワウソのお話でした。今でも故郷の自然や生き物たちが私の生きる力を育んでくれたことに対しありがたく感謝しています。


  
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ワイルドエドベンチャースクール第3弾

平成29年度放課後子ども教室「ワイルドエドベンチャースクール」第3弾を7月15日の土曜日に開催します。里歩きと座禅体験を行います。カントリーウォーク「野道歩き」で故郷の自然を感じながらのんびり歩き新しい発見や地域の人々と会話をしながら楽しく面白く歩きたいと思います。

松林寺で座禅をして和尚さんのお話も聴かせていただきます。テーマには「地獄」をお願いしております。子どもたちにも大人にも地獄の世界をのぞいてみるのは面白いのではないかと思います。

午後からはお城山に登りながら北村昭夫さんからお城山の歴史などを聴かせていただきます。

また、今回はナンバ歩きを子どもたちに体験させたいと思います。江戸時代までは日本人は走ることが出来なかったとか耳にしたことがあります。走る人は飛脚ぐらいでほとんどの人は走らなかったとか。大方の人はすり足で腕を振らずに歩いていたように言われています。つまり右足と右手が同時に前に出すのです。左足と左手が同時です。慣れないと凄く歩きにくいのですがコツを掴めば歩けるようになります。何が良いかと言うと腕を大きく振らないし膝も高く持ち上げなくてもいいし、歩幅も普通の歩きより広くなるのです。腰を捻らないので疲れも少なく長い時間歩くことも可能でありしかも歩幅が広いので距離が稼げるのです。また、大きな力を発揮する際には最適な歩き方であり例えばきつい階段登りや登山の急斜面登り、お相撲さんたちがやる歩き方も空手の追い突きも盆踊りなどの踊りでもまた歌舞伎の歩き方も鍬を振り下ろす際もまき割りの斧を振り下ろす際も、ナンバ的要素を持ち込んでいるようです。右足、右手が同時に前に出るのですがその際に両腰と両肩のラインが一直線で捻られないのです。身体の構造に会った動きになるので楽に動くことが出来るようです。と同時に凄い力が発揮できるのです。今では高校でバスケットにも取り入れているようですし剣道はもちろんいろいろなスポーツに生かせると思います。今まで何気なくやってきた行動が大きく変わる可能性があるかと思います。このナンバを想定した走りなら速く走ることが出来るかもしれないし省エネの走りが可能なのでいくらでも走り続けることが出来るかもしれません。飛脚は一日に200KM走ったなどと書かれてあるのもあります。スキーの回転でも急坂をスキーで駆け上がる際にも右手と右足が同時にして一気に全身の力を前に持って行くのです。介護の仕事にも日常の生活にもナンバスタイルが大きな手助けをしてくれるものと思います。私も北極の海氷を超える際にはこのナンバ「難場」方式の行動を取っていました。昔の人たちが創造し活用してきた伝統的な歩き方と言えるでしょう。子どもたちが覚えて活用し家族や周辺の方々にも伝えて皆さんが楽に動いたり仕事が出来るようになればいいかなと思います。  
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2017年06月08日

アースアカデミー大場満郎冒険学校の米作り体験

冒険学校の米作り体験も今年で18回目となる。山形県大蔵村四ケ村の棚田で日本棚田百選になっている日本一美しい村でもある。地元の沼の台保育所と地域のお年寄りたちと始めたのがきっかけであった。それが次第にお年寄りたちが田んぼに入ることが難しくなってお母さん方やお父さんたちが参加するようになってきた。そのような中に肘折保育所も一緒に活動するようになった。肘折温泉で有名だが旅館の女将さんや旦那さん方も参加してくれるようになり世代交代で若い方々が目立つようになってきた。以前から田植えや稲刈りなどをやってみたかったと言う声も聞かれた。田んぼを持っていないので当然である。田んぼの持ち主の佐藤勝さんの協力があればこそ続いてきた米作りであるが勝さんのお父さんが地域の皆さんに声掛けをして集めて下さり盛り上げてきてくれたのである。奥様も昼ごはん作りのために村人を集め美味しい料理を精魂込めて用意してくれた。そのお陰でみんなも楽しみに参加することができたのである。特に田植時の伝統食である朴の葉まま作りなどは大変な人出と労力が必要になるのだ。地域の村人の協力がないと出来ないのである。

最初のころは田んぼに種籾を直播にしたり馬耕をやってみたり様々なやりをしてみた。面白く楽しく且つ有意義な米作りを重ねてきたのである。この米作りは無農薬で昔のやり方を実践するということで手作業でやってきた。小雨決行で園児たちも雨具を着て頑張ってきた。昔の人たちは機械が無かったので大変な作業の末にお米を栽培してきたことを身を持って体験していただく。半年かけて苦労して育てた後にお米が採れることを体感するのである。また、作物が育つには水、土、空気、そしてお日様の恵みが必要なことを知り納得するのである。だから食べ物を粗末にするななどと言わなくとも子どもたちは自然に分かってくれるようになるのである。そしてまた、自分たちの住む地域が素晴らしい環境下にあること、今後も自然と調和して心豊かに生きることを学んでくれることだと信じています。子どものころの農作業体験や自然体験は生きる力になると自分の人生に於いて実感しているのである。人間もまた自然の一部であり常に変わり続けているのは当たり前のことである。だが自然から余りに離れた環境に身を置くと心身が疲れて悩みも起きてくることにもなってしまう。そんな時記憶として自然体験のことが蘇り心身を自然へと誘ってくれ元気にしてくれるものではなかろうか。一番最初に始めた子供たちは23歳程になっていることだろう。もう今では自分の故郷を背負って力強く人生を歩んでいることでありましょう。素敵な体験を共にすることができたことに対し心から感謝している。  
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2017年04月21日

カモシカの毛

暖かくなりカモシカの毛も抜け落ち生え変わる時期なのかな?林道にまとまってたくさん毛が落ちていた。足跡も残っておりました。最近はイノシシも棲みつくようになり同じひずめなので足跡だけでどれがカモシカの足跡なのか分からないと言ったら丸い形をしたのがイノシシだよと教えてくれた人がいた。

ウグイスの初鳴きを今朝起きたら聞こえてきたので外に出てみるとすぐ近くで鳴いている。冒険学校のすぐ玄関先であるが姿は見えなかった。まだ上手には鳴けないが今年初めて聞いたので新鮮な気分になる。  
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2017年04月10日

ツインオッター

カナダ北極圏で活躍するツインオッター機は冬期間はスキーを装着し夏場になるとタイヤに交換する。河原であれ谷間であれ離着陸は短い滑走路で十分だ。河原に着陸の際はバァーンとタイヤが着地するとバウンドして大きく揺れるがバスケットボールが跳ねるようにして着陸し急ブレーキですぐに停止することができる。まるでオフロードカーのようにである。でもこの操縦技術はブッシュパイロットだから可能なのである。2008年のカナダ北極圏の旅のピックアップの際にこの飛行機が来てくれたのである。  
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2017年04月01日

カナダのエルズミア島のライチョウ

エルズメア島のライチョウ。  
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2017年03月30日

ライチョウ

カナダ北極圏をソリを引き歩いているとガサガサと周りで音がする。立ち止って耳を澄ますと音がしない。また歩き始めるとガサガサと鳴り響く。空には雲がかかりどんよりしている。周囲は牛乳の中に潜ったようなホワイトアウト状態だ。音の正体はライチョウだった。一斉に飛び立ち青空が一筋現れているところを飛翔しているのを確認でき初めて分かったのだ。全身が真っ白で雪の中では保護色となりすぐ足もとに数羽のライチョウがいても気ずかないのだった。真っ青な青空に真っ白なライチョウの飛翔のコントラストは見事なものでオオッと息を飲むほどの感動であった。
  
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北極砂漠

カナダ北極圏の最北にあるエルズミア島の谷間を歩いていると川底や川沿いは干からびて風で土が舞い上げられる。モクモクと谷間から煙のように空に広がり周囲の氷床や山々にまき散らしている。雪は黒くなり太陽の熱も吸収されやすくなって一気に雪が溶けてしまう現象となる。  
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