2006年02月25日

英連邦スポーツ大会でボランティア2

南半球一の大きさを誇るクラウンカジノの目の前に立つ、今回の英連邦スポーツ大会の本部「ワールドトレードセンター」で講習会を行った1週間後、ボランティア用のユニフォームや身分証明カードなどをとりに行った。

小学生の頃大ブームだった「大迷路場」のような雰囲気の倉庫の入り口で氏名と予約時間をチェックした後、「スタート」。先ずは、「名字のイニシャル「M」はこちらへどうぞ」の看板を目指す。
そして、最初にゲットしたものは「身分証明カード」。大会関係者が首にかけているあのIDカードだ。顔写真は一年前のものだ。
カードは3色に分けられ、私は一般の人は立ち入り禁止のところへ出入りするので「青色」で識別される。そして、次に目指すは「青色ゾーン」。ここでは、最終確認の為、カードについてるバーコードを「ピッ」とさせられる。

次に待っていたのは、女性用フィッティングルーム。ユニフォーム部屋だ。
オージーブランド、HARD YAKKA「ポロシャツ、黒色パンツ、ジャケット、帽子」が細かいサイズで揃えられており、ここで自分のベストフィットのサイズのものを見つける。パンツに至っては、寸直しまでしてくれるようで、おばちゃんがちゃんと測ってくれた。そして、サイズや直し寸などが記入された「カード」を受け取り、新たなカウンターへレッツゴー。

今度は、カウンターで待ち受けていたおばちゃんに自分の「青色自己証明カード」とさっき受け取った「カード」を見せて、ポロシャツ*2、黒色パンツ*2、ジャケット*1、帽子*1の他、ボランティア用手帳、ウェストポーチ、ウォーターボトル、雨カッパ、日焼け止めを大きな鞄の中へ詰めてくれる。日焼け止めってところが、オーストラリアン。

今度は後ろで待っててね、って振り返ると、そこは受け取ったパンツの寸直しエリア!約10名のおばちゃん達が休む暇なく、来る人来る人のズボンの寸直しと最後のアイロンがけをほどこしているのだ!しかも、約10分で仕上がり完了。コインランドリーで待ってる気分。

そして、そのままレジのカウンターみたいなところへ到着。
それぞれのアイテムに「ピッ、ピッ」ってしてくので、これ買わなきゃいけない品なのかなぁと本当に思ってしまった瞬間。
完了したあと、おばちゃんから「当日頑張ってね」との激励を頂いた。そして、「あそこに自分の名前書いていってね」と、白いボードが壁に掛かっている所を指差して教えてくれた。

そう、最後は「15000人のボランティア全員の名前が刻まれるボード」。
でかでかと自分の名前を書いて、自己主張してきました。多分、大会中どこかに貼られるんだと思う。

その他の特典としては、
大会中の食事は無料!デザートにアイスクリーム!!!
大会中の公共の乗り物無料!約5000円分の交通費が浮きます!!!

正直こんなに至り付く競りで、自分やっちゃっていいのかなと心配。
非英連邦国民の私が15000人に混じってボランティアっていうのも、不安。
しかし、ビクビクしている私に心強い「マイト」がいる。
それは、トヨタの兄貴だ。
この英連邦スポーツ大会の第一オフィシャルスポンサーとして、ボランティアのメインスポンサー、そして奇遇にも私がボランティアとして参加する「ホッケー競技」の第一スポンサーとして、ひと肌どころじゃなく、に肌もさん肌も脱いでくれるのだ。兄貴がマブしいゼ!

ということで、赤いトヨタの刺繍マークを右胸に、大会中はボランティアに励もうと思う。
(ちなみに、左腕には「オーストラリア政府」、右腕に「ヴィクトリア州」のマーク。本当に自分は働くんだね・・・)


oh what a feeling!
toyota

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