演劇の中での「夕鶴」-その1
《 音楽の原点を探しての旅ーこの10年 》
シャンソンとの出逢いは、東京渋谷からでした。独学での
音楽研究は、まずエディット・ピアフから始まりました。
作品の写譜はもちろん、ピアノでの演奏活動・そして演奏
の編集・編曲・作曲に至る中で、大きな位置を占めていたのは、
故郷でのF・M番組への挑戦でした。2年間は実に有意義な時間
であり、200曲以上の作品を紹介出来たのも、驚異的な
ことでした。その中で、シャンソンの歴史から始まり、今日の
ポップス・シャンソンの流れを見て取ることが出来ました。
只、その時から原語による「作品」の命を知りたいと思い、
新橋にあるフランス語教室への門を叩きました。その中で
フランス語の基本的は発声を学びながら、シャンソンを「歌いこみ」
訓練を続けています。これは終わりのない旅でしょうか?
自分での訳詞を心掛けることは、実に面白いことなんですが、
時間と頭脳の洗練との勝負でしょうか・・・?
能力の違いを悟ること、しばしばです。「新たな発見」は、日々
の成果でしょうか?この11月で、もう自分の原点が何かを、
知ることが出来ました。夢が教えてくれました。それが「しいば
たかし」の最後のテーマであり、2年後にこの為に郷里での
活動を開始いたします。それは木下順二「夕鶴」であり、最後
は「夕鶴」だと確信いたしました。それと共に、暫く作業を中断
しておりました音楽編曲の中での活動を再開いたします。
日々ご連絡を差し上げます。「今回のテーマ」夕鶴ーこの作品を
あらゆる分野から取り上げてみたいと思います。