2007年08月

2007年08月21日

夕凪の街桜の国 〜109シネマズ川崎シアター4〜2

8月15日正午しっかり黙祷したmitutakaです。

戦争に賛成か?と問われて、賛成と答える形はあるはずもない。が、場合によっては仕方も無いか・・・。絶対悪と言いたいが、経済制裁でも受けて、明日生きているかもわからない状態に置かれたり、大切な人が無差別に殺されていくのを横目に見ながら、それでも、争いに反対していられるかといわれると自信が無い。いわゆる太った豚か痩せたソクラテスかってやつも、俺は前者になってしまいそうな気がする。基本的に楽を選ぶ奴です俺は。まー俺と関わったことがある人には全員言わずもがなのことだけれど。ただ、間違いなく言えることは、日本に生まれたいじょう原爆は絶対悪だと主張し続けるしかないこと。必要悪だという形はまずなりたたない。それは、何十年も前の出来事が今に影響を及ぼし続けていることからも明らかだ。

被爆国として、原爆が絶対悪だということは忘れてはならないはずだ。
盆休みに祖母の家に行ったら、怒涛の説教&戦時中話をされ、その話を、うぜーと思いながら、甲子園見ながらなんとなくで聞いてしまった俺ですが、ひとまずこのことは忘れないようにしたいなと。

つーわけで『夕凪の街桜の国』を観ました。

戦争映画は一方の視点からの作品になってしまう。時代背景も両者事情もあるはずなのに、片方に思い入れが入るつくりになっていて、何やら複雑な気分になってしまう。「戦争映画は好きになれないんだよな〜。もういいよ戦争関連映画は。どうせ反戦を訴えるわけでしょ」と思っていたのですが、素直に観ることができた作品でした。好きな役者ばかりが出ていたということも大いにあるのですが、静かな落ち着いた作りがそうさせたのだと思います。田中麗奈と麻生久美子の共演を期待していたのですが、二部構成になっていて、2人の絡みはほぼありませんでした。
前半「夕凪の街」は昭和33年の話。
原爆で自分が生き残った罪悪感を感じながら生活する皆実(麻生久美子)を軸に進む。
同僚(吉沢悠)から愛の告白を受けるが原爆のことがひっかかり・・・。
少しチープなセットだが、とても落ち着いたつくり。
それにしても吉沢悠がスーツ姿の役やるんだなー。時がたつのは早いなー。
後半「桜の国」は平成19年。
皆実の弟の娘七波(田中麗奈)が主人公。
偶然再会した中越典子と共に、父親を尾行していくと広島に行き着き過去に思いをめぐらす・・・。

おまえ仲間や家族は守ったけど、殺した相手にも仲間や家族あるやろという、アメリカ映画などにありがちな、鉄砲バンバンの戦争映画と違う、静かに間接的に核の怖さ戦争の悲惨さを訴える強さがありました。俺は泣かなかったけれど、館内で泣いている人は大勢いました。

ありがちな作品であっても上手な役者を集めれば、一定の作品にはなるという典型的な作品だったような気がします。家で夜に、和菓子でも食べながら、家族と観たい作品かな。


観前:「麻生久美子、田中麗奈、吉沢悠。それに中越典子も出てる〜。ひとまず観るしかねーなこりゃ。戦争関連映画嫌いなんだけど、このメンツなら観とくか。」

観後:「2部構成だったんだ〜。やっぱ原爆はありえないな。そんなに重い作品のつくりじゃないのに、重い。原爆はなしだ!
あ〜田中麗奈のジャンジャカジャーンジャンジャンジャンジャンジャカジャーンが頭から離れねー」

良かったところ:役者全員。そして静かなのに強いメッセージ。

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ

mitutakaeiga at 03:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ヤ行 | 田中麗奈

2007年08月19日

腑抜けども、悲しみ愛を見せろ 〜109シネマズ川崎シアター7〜1

どうもアホのmitutakaです。

極限状態に忙しかった日々を終え、夏休みに。例年通り18切符でふらふらとしておりました。体力の低下を沸々と感じる旅になったのですが、それなりに充実はしていました。今日は黒部ダムへいく予定だったものの、あまりに疲れていて、川崎に帰ってきました。
今、マンガ喫茶にいます。家に帰ってきたのにマンガ喫茶。

鍵を忘れました。旅行先に。あ〜〜ぐぁ〜。どうしましょう。ひとまず明日レオパレスに電話して・・・。あ〜〜〜〜〜めんどくせーせっかく今夜は家でゆっくり眠れると思っていたのに〜!!
茫然自失。以前から腑抜けな奴だと自己分析していたのですが、俺は本当に間抜け、腑抜けな奴です。


つーわけで、映画『腑抜けども、悲しみ愛を見せろ』を観ました。
読点は打つのに句点は打たない感覚が俺にはわからないな、とかはまーいいとしてもよーわからん映画でした。
女優志望のゴーマン勘違いヒロイン姉。そのヒロインに逆らえない兄と、その妻。おかしな家庭をおとなしく観察して漫画にする妹。ヒロインは妹の漫画のせいで女優になれないと思い、実家に帰ってきて、妹をいじめる。その一家を描いた作品。んで?といったもの。
ひどいというか何をしたいのかが全くわからない作品になっていました。映像は挑戦的でおもろいなーと思ったのですが、ストーリーが中途半端で、何をしたいのやらと思っているうちに終わってました。各々のキャラクターにリアリティが全くないというわけではないのに、共感できるところはないし、魅力も全く感じないどーしたかったんでしょう。
永作博美って本当に幅の広い役者だな以外の感想がもてないような気がします。公式サイトで吉田監督の「カンヌではイメージしていた以上に好評で、こういう日本映画は見たことがないと言われたことはすごく嬉しかったですね。」というコメントが載っているのですが、「こういう日本映画は見たことがない」これってほめ言葉じゃねーだろと思うのですがどうでしょう。
形としては、重松清の小説のような、はっきりと、小さな幸せの芽は見えるんだけど、現実はこの先厳しいんだよな〜というような結末に持っていったほうがよかったんじゃないでしょうか。

ま〜たいした感想はないのですが、俺って腑抜けだな〜としみじみ思っていたらこの映画を思い出したので書いてみました。
値段で選んだ今いるマンガ喫茶。マンガの冊数が少なすぎて読むマンガがありません。雑誌を軒並み読んで今は、今クールのドラマをネットで見ながらこれを書いています。今放送中のドラマでは『ホタルノヒカリ』が一番オススメです。


観前:「主演サトエリかー。演技力期待できないな〜。観るほどじゃないか。でも原作本谷有希子だしな〜。本谷有希子ダヴィンチかなんかの雑誌のインタビューかっこよかったから好きなんだよなー。ひとまず観とくか。タイトルなんかいいな。」

観後:「え?終わり?何が言いたいとかは無くても問題ないと思うんだけど、どうしたいのかもわからない・・・。妹役の子かわいかったな〜。それにしても永作博美って幅広い役者だな〜。」

良かったところ:ひとまず永作博美!

にほんブログ村 映画ブログへ

mitutakaeiga at 01:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!ハ行 | 佐藤江梨子