2007年10月04日

クローズド・ノート 〜チネグランデ〜1

沢尻エリカの舞台挨拶での態度が、地上波・雑誌等で話題になってますね〜。あれが、演出か取材で疲れていたかとか理由はわかりませんが、ひとまず宣伝としては大成功ですね。ああいう宣伝を受けた人の中に映画観に行ってしまう人がいるんだろうな〜と思いつつ・・・。

クローズド・ノート』を観ました。
たいして観に行く気もなかったのに、観ちゃいました。思いっきり宣伝にのっかった形です。

教育大学生の香恵(沢尻エリカ)が、引っ越し先のアパートで、前の住人、伊吹(竹内結子)が書いた日記を見つける。そこには小学校の教師をしていた伊吹の、学校生活、隆との恋愛の話が綴られていた。教師を目指す香恵は、その日記を読み進めていく。日記に書かれている伊吹の生活と、石飛(伊勢谷友介)に好意を寄せる香恵の日常が並行して進んでいくが・・・というお話。

夕方に観に行ったということがあるのでしょうが、高校生くらいの若い人が多かったです。上映中もざわざわした感じで、上映後は「つまんね〜」の声がところどころであがっていました。普段ならうるせーよと思うのですが、納得してしまいました。
こりゃーエリカ様も不貞腐れるわ。「日本映画を変える」と豪語したという沢尻エリカ。この映画の出来に納得できなくてのあの態度だったとしたらかっこいいな〜と思ってしまいました。

『遠くの空に消えた』でもはいりの客室乗務員に語り始めるというとんでもない設定に、興ざめしてしまったのですが、どうも行定監督作品には入り込めません。本作も、映像、ストーリー共にきれいなのに、すごく薄っぺらさを感じてしまいます。長くて間延びした感じで、それなのに意外性は全くないし、どこをしっかり描きたいのかもわかりにくいように思います。

竹内結子の生徒の小学生達がみんながみんな素直すぎるのも気になって気になって・・・。時代設定は知らないけれど、いくら小学生とはいえあんなにうまくいかないでしょ。現役の小学校の教師が観たらどう思うのでしょうか。いい人だらけの映画は好きなのですが、行きすぎるとそこが逆に気になって、入り込めない作品になってしまうように思います。恋愛を軸にするのなら、竹内結子の教師像が絶対必要というわけでもないし、教師生活を描きたいならもう少し練った脚本にしていいように感じました。

つーか監督、演者含め、この映画の制作にかかわった人で、この作品を「どうしても多くの人に観てほしい。すげーんだぜこの映画」と思っている人はいるんでしょうか。そこそこネームバリューがある役者集めといて、それなりに撮っとけばいいんでしょ感がすごく漂っていたような気がしました。

万年筆屋でバイトする沢尻エリカ、優しい笑顔の生徒に好かれる教師の竹内結子、絵で飯をくってる伊勢谷友介、ときれいすぎんだろ!とは思いつつも、演者はみんなかっこよく描かれてました。特に沢尻エリカはすげーなと。『問題のない私たち』の時は学芸会かよ!というくらいの演技だったのに、ここでは竹内結子、永作博美と並んで演技してんだもん。上手いかどうかは置いといて、ひとまずすごいっす。沢尻エリカ出演作では『手紙』の役が一番輝いていたと思うのですが、ここも力演してました。


良かったところ:竹内結子の優しい笑顔くらいかな。

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mitutakaeiga at 02:36│Comments(0)TrackBack(0)clip!カ行 | 沢尻エリカ

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