ハ行

2009年11月22日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない〜ユナイテッドシネマズ浦和〜2

「働くとは何だろう」
「何のために働いているのだろう」
といった事を全く考えず、常に「週2で働いて食っていく方法はないものか」を考えています。

研修で「君は何のために働いているの?」
という質問をよく受けますが、周りが「社会の役にたちたいから」とアホみたいな模範解答をいう中「え〜と生活のためです」なんてくそみたいな答えをしてしまいます。

駄目な奴です。俺は。


つーわけで、『ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない』を観ました。

ひきこもりをしていた男が、母親の死をきっかけに就職活動を始める。やっとのことで入社が決まったIT企業がブラック会社で想像を絶する仕事を負わされデスマに突入。限界を迎えるが、周りの人に励まされながら主人公が成長していく・・・・というお話。


〜20代までのひとなら何か感じることがある作品だと思います。
がんばる主人公。どんな状況でも結局何かしらつらいのだから現実を受け入れてがんばろうよってな感じでしょうか。
ただ、駄目な俺は、がんばることに価値があるのかな〜と思ってしまいます。
他のメディアはともかく、映画は「がんばらなくてもいいんじゃねーの」を描いてほしいな。
後がないから死ぬ気でがんばってる人はもちろんすごいと思うけど、すぐやめるすごさもあるように感じます。
なんでもかんでも長く続けることを評価する輩が周りにもすごく多いけど、続けること自体は大したことじゃないでしょ。

ブラック企業をコミカルに描くことで社会批判色を消し、極端なキャラクターを前面にだして、会社内の場面が多くぐだぐだになりがちなところを感じさせない映画にはなってました。
エンドロール後のかなりの毒がたまらない。観た後に残ったのは社長の言葉でした。社会はこの一言に尽きるのでは。
最後まで観ずにこの映画を語ることなかれ。

まーどこで働こうが何をしようが、周りにいる人が全てですね。


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2007年10月06日

包帯クラブ 〜109シネマズ川崎シアター3〜3

「人の痛みを知ることで・・・」「世界には飢えている人が多くいるのだから・・・」「今、われわれが世のために出来ることは・・」とかいう、ボランティア精神であったり、エコ活動やらが嫌いです。

ま〜俺はダメなやつです。
ある企業が、エコ活動参加の意思を示した携帯ページを見せたら値引きというようなことをするという話を聞いても、「どうせ、宣伝効果ねらってるだけなんだろ」「宣伝効果はいくらくらいになるのだろう」ということを真っ先に思い浮かべてしまいます。ファーストフード店がエコ活動どうこういうのなら、ひとまず毎日莫大に出している生ごみであったり、容器等のごみを減らす方向から入れよ!と思うような・・・。まあそうしたらそうしたで、いろいろほかの所にしわ寄せが来るはずで、利益を求めないと仕方ない企業が、その手の活動をどうこういうのはどうでしょう。
雑誌で『ギャル社長が「マイハシ」でエコ』という記事を見たときも「勝手にやってろよ」としか思えませんでした。読んでみたら、マイハシの販売もしているらしいです・・・。へ〜。

ボランティア活動でも、「渋谷でゴミ拾い」をどこやらの学生ボランティアサークルがやっていたりしますが、本当にその手の精神があるのなら、誰も見てないところで1人やるんじゃないかな〜と思ってみたり・・・。


そんな私は大学でボランティアサークルに入っていました。障がいを持った子供たちと週1日で遊ぶ、というボランティアというほどでもないものですが、とても面白く、なんとなくで4年間続けました。ただやっていて思ったのは、やはり自分が楽しいから続けているだけということです。人がどうだとかは絶対に関係のないものに感じました。
当然、「理念」やらをしっかりともったサークルではそのような考え方は受け入れられず、地域啓発がどうだとかなんやらいろいろ言われました。

なんかボランティア活動やエコ活動をしている人って、その活動を他人にも強いるところがあるように思います。その行為が嫌いです。
活動そのものがダメだと思っているわけではなくて、それを人に強いるのはどうも納得できません。環境保護を訴えている人が、都心に住んで車乗ってエアコンの効いた部屋で生活している、なんて話を聞いたことがありますが、そういう活動って個人がどうするかだけの話で、他人がどうしているかは全く別のもののはずです。

ボランティア活動、エコ活動、それに宗教的な思想も「他人がどう動いていようが、俺はこうする、こう思う」っていう考えだけでいいのでは・・・。



つーわけで『包帯クラブ』を観ました。
ふんわり、すてきな作品でした。

金持ちの息子ディノ(柳楽)、女子高生ワラ(石原さとみ)、ワラの同級生タンシオ(貫地谷しほり)、浪人生ギモ(田中圭)は、傷ついた出来事をメールで受け付け、その人の傷ついた場所に包帯を巻きに行き写真を撮る。その写真をメールの送付者に送るという活動をする、包帯クラブを始める。
他人の傷をいやすために活動をしているディノ達だが、彼らもそれぞれ傷や悩みを持っている・・・・というようなお話。


もし、みんなが、他人の痛みを、ほんまの意味で知ることができたら・・・世界は変わると思うねん。


という、チラシの文字を見た時は、「うわ〜」この手の活動を人に強いて来るパターンかよと思ったのですが、いやいや、すてきな作品でした。
まっ、本当の意味でみんなが他人の痛みをほんまのいみで知ることができちゃったりしたら、誰も生きていられなくなるだろうなとは思いますが。

登場人物みんなが「世のため人のため」って感じで、包帯クラブの活動をしているわけではなくて、冷めた考えをもつ登場人物を出すことによって、すごくバランスのとれた入り込みやすい作品になっていました。

週刊新潮で『映画大コケ石原さとみは池田センセイでも救えない』って記事によれば、あまり興行収入がよくないとのことですが、どうかんがえても『クローズドノート』より客入っていい作品だと思いました。

ストーリーも、メッセージ性を前面に押し出したつくりじゃなくて、やさしいものになっていたと思います。個々の悩みは、「そんなに重いことかな?」と思うことが多いのですが、それが逆に、悩みは人それぞれということを表現できていて良かったと思いました。世界には食うのに困っている人がいるけれど、日本に住む若者の悩みも個人的にはとても大きなものなんだよって。
出演者もみんなすごくいい雰囲気を醸し出していたと思います。石原さとみは『わたしのグランパ』のころからあまり変わらないなーと思っていたのですが、この作品ですごく好きになりました。柳楽優弥の「でてこいや〜」も高田延彦よりかっこよかったです。

ただ、包帯を巻くことでなぜ傷がいやされるのかの理由付けが少し弱かったように思いました。あと、柳楽優弥に方言を話させる必要があったのか?というのは最後まで気になりました。もちろんディノのエピソードがあるので、中途半端な関西弁を話すという筋は通っていますし、怒ったとき話し方が変わって迫力を出したりと、効果的には使われていると思うのですが、映画のスムーズさを欠いていたような気がして仕方ありませんでした。
あっあと、包帯クラブの活動拠点となる、市役所のパソコンルームが超キレー。あんな部屋自由に使えたらいいなーと。


久々に1人で映画を観に行ったのですが、この映画こそ友達と一緒に行きたかった〜と観た後強く思いました。映画観た後、酒飲みながらでもゆっくりと話したくなる映画です。恋人や、家族ではなく、友達と行くのにいい映画なんじゃないかな〜。

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2007年08月19日

腑抜けども、悲しみ愛を見せろ 〜109シネマズ川崎シアター7〜1

どうもアホのmitutakaです。

極限状態に忙しかった日々を終え、夏休みに。例年通り18切符でふらふらとしておりました。体力の低下を沸々と感じる旅になったのですが、それなりに充実はしていました。今日は黒部ダムへいく予定だったものの、あまりに疲れていて、川崎に帰ってきました。
今、マンガ喫茶にいます。家に帰ってきたのにマンガ喫茶。

鍵を忘れました。旅行先に。あ〜〜ぐぁ〜。どうしましょう。ひとまず明日レオパレスに電話して・・・。あ〜〜〜〜〜めんどくせーせっかく今夜は家でゆっくり眠れると思っていたのに〜!!
茫然自失。以前から腑抜けな奴だと自己分析していたのですが、俺は本当に間抜け、腑抜けな奴です。


つーわけで、映画『腑抜けども、悲しみ愛を見せろ』を観ました。
読点は打つのに句点は打たない感覚が俺にはわからないな、とかはまーいいとしてもよーわからん映画でした。
女優志望のゴーマン勘違いヒロイン姉。そのヒロインに逆らえない兄と、その妻。おかしな家庭をおとなしく観察して漫画にする妹。ヒロインは妹の漫画のせいで女優になれないと思い、実家に帰ってきて、妹をいじめる。その一家を描いた作品。んで?といったもの。
ひどいというか何をしたいのかが全くわからない作品になっていました。映像は挑戦的でおもろいなーと思ったのですが、ストーリーが中途半端で、何をしたいのやらと思っているうちに終わってました。各々のキャラクターにリアリティが全くないというわけではないのに、共感できるところはないし、魅力も全く感じないどーしたかったんでしょう。
永作博美って本当に幅の広い役者だな以外の感想がもてないような気がします。公式サイトで吉田監督の「カンヌではイメージしていた以上に好評で、こういう日本映画は見たことがないと言われたことはすごく嬉しかったですね。」というコメントが載っているのですが、「こういう日本映画は見たことがない」これってほめ言葉じゃねーだろと思うのですがどうでしょう。
形としては、重松清の小説のような、はっきりと、小さな幸せの芽は見えるんだけど、現実はこの先厳しいんだよな〜というような結末に持っていったほうがよかったんじゃないでしょうか。

ま〜たいした感想はないのですが、俺って腑抜けだな〜としみじみ思っていたらこの映画を思い出したので書いてみました。
値段で選んだ今いるマンガ喫茶。マンガの冊数が少なすぎて読むマンガがありません。雑誌を軒並み読んで今は、今クールのドラマをネットで見ながらこれを書いています。今放送中のドラマでは『ホタルノヒカリ』が一番オススメです。


観前:「主演サトエリかー。演技力期待できないな〜。観るほどじゃないか。でも原作本谷有希子だしな〜。本谷有希子ダヴィンチかなんかの雑誌のインタビューかっこよかったから好きなんだよなー。ひとまず観とくか。タイトルなんかいいな。」

観後:「え?終わり?何が言いたいとかは無くても問題ないと思うんだけど、どうしたいのかもわからない・・・。妹役の子かわいかったな〜。それにしても永作博美って幅広い役者だな〜。」

良かったところ:ひとまず永作博美!

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