2006年10月
2006年10月23日
に〜らめっこしましょ!
突然ですが・・・
この絵 なんだかわかりますか?
「○○○さん♪ ○○○さん♪
に〜らめっこしましょ!」
の歌にある、そう「ダルマ」さんです。
正式には「達磨大師」です。
★達磨大師★・・・
南インド出身。唐代、中国に禅を伝えた人。
(以下 言語由来辞典より)
発祥は中国で魏の嵩山(すうざん)にある
少林寺の菩提達磨(円覚大師、達磨大師とも)が
座禅を組んで手足が腐ったと言う伝説からきています。
日本では、「起き上がり小法師」と呼ばれ、何度も
起き上がるという連想から江戸中期以降に
「七転び八起き」の縁起物として信仰されるようになる。
全体に赤く塗られているだるまが基本的なものであるが、
これは菩提達磨の衣を着ていたことに由来し、赤は
古くから魔除けの色とされていたことにも通ずる。
願い事ができたときにだるまの片目を墨で塗り、
達成したらもう一方の目を塗る風習は、養蚕農家が
片目に墨入れをして願掛けをしたら良い繭が出来たという話が
商人の間に広まったためといわれる。
田中屋旅館の玄関に飾られてるこの絵は真掘 喜孝さんという
肖像画家の方が昭和36年に描いてくださったものです。
本当ならば日蓮宗総本山のお膝元ということで日蓮聖人を描きたかった
そうなのですが、当時描くお許しが出ず達磨大師の絵になったそうです。
どの角度から見ても自分と目が合ってしまう不思議なこの達磨大師。
身延山にお越しの際はぜひ田中屋で「にらめっこ」をどうぞ