・ねずみ講

 ねずみは、繁殖力が強くすぐに増える。講とは「民間の金融組織」の意味。つまり、ねずみが繁殖するがごとく増殖していく民間の金融組織のこと。

 簡単な例をあげると、そのシステムは2人の人をねずみ講に勧誘することに成功した場合、その2人がねずみ講に参加する際に支払う参加費の何パーセントかを勧誘した人が受け取ることができるもの、と仮定する。

 ここで、Aという人が、B・Cという人達の勧誘に成功したとする。このときAにはB・Cが払った参加費の何パーセントかを受け取ることができる。さらにB・Cは参加しただけでは収入にならないため、当然ねずみ講に新たな人を勧誘する。BがD・E、CがF・Gを新たに勧誘したとすると、B・CにはそれぞれD・E、F・Gの支払った参加費の何パーセントかが収入として入る。このとき、AにもD・E・F・Gの支払った参加費の何パーセントかが入る。つまり、最初に2人勧誘すれば、あとはその勧誘した人が新たに人を勧誘してくれて、そのたびにいくらかのマージンを受け取ることができるということ。

 一見このシステムは成立しているように見えるが、これには必ず破綻する大きな欠点がある。まずひとつは勧誘できる人の数が限られていること、もうひとつは爆発的に人が増えることである。

 ここで、Aを1段目、B・Cを2段目、D・E・F・Gを3段目とすると、人の増加は1、2、4となっていて、さらに8,16,32,64と増えつづける。この場合、人の増加率は×2となり、28段目には日本の人口を突破、34段目には地球の人口を突破する。ちなみにこれは、人が増加するぶんの数であって合計はさらに多くなる。1mmの紙を二つ折りにすることを32回繰り返すと月に届いてしまうというから、この増加率は半端ではない。

 ねずみ講で摘発された例では、天下一家の会、国利民福の会が有名。現在ねずみ講は法律で禁止されている。


・マルチ商法

 ねずみ講と違い、商品が介在しているため、いちおう合法とされている。が、問題なのはそのやり方。目的を告げずに(マルチ商法の勧誘だと告げずに)人を呼び出す、大勢でとり囲み加入をせまる、絶対に儲かる・いままで誰も断っていないなどと嘘をつく(絶対儲かると説明することは法律違反)、クーリングオフをさせない、など悪質な勧誘を行う。

 マルチ商法をやっている人に「これって、マルチでしょ?」と言うと、かなり怒る。本人曰く、ネットワークビジネスだのMLM(マルチレベルマーケティング)だのと言い張るが、マルチ商法との相違点の説明を求めると、まともに説明できる人は少ない。しかしマルチ上級者となると、待ってましたと言わんばかりに一方的なマシンガントークな説明を炸裂させ、質問者をだまらせる。こちらが何が言おうとしてもそれを遮ってしゃべるので、結局だまって聞くことになる。ひととおりしゃべりたおしたら、さあ、これだけ話したんだから当然納得されましたよね、と、なにかこちらを馬鹿にしたような得意げな顔。ドロップキックでもおみまいしてやりたくなる。


関連HP
ぽんすブログ 「upsは詐欺」

参考HP
そのデタラメ勧誘待ったぁ!



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